第32期發王戦北海道プロ予選振り返り（トーナメント1）

2024年12月25日 09:46

本日は先日行われた發王戦予選の振り返りです。
後悔の一手しか出てこなさそうですが、サクサク参りましょう。

發王戦予選はトーナメント方式と呼ばれる対局で、卓内1着・2着が勝ち上がりとなります。
稀にワイルドカードと呼ばれる枠もあるので、厳密には卓内2名だけっていう訳でも無いのですが、基本は卓内2位までに入れることを目標に打ちます。

・トーナメント1
対局者：伊藤（聖）プロ・小澤プロ・大坂プロ

1回戦東2局
親の小澤さんのリーチに僕の手牌こんな感じ。

当然の全プッシュ。
2pをツモり、打1m。
聖一さんから出た9pをチーして打ち出すドラの東。
我ながらめちゃくちゃ高そうな仕掛け。（てかドラ槓子ぽい）
5pツモってスライドするも、次の8pで5,800放銃。

まあこれは仕方ない・・けれど、序盤の鳴いて両面両面のイーシャンテン9pを2枚ふかしているんですよね。
周りからの見え方とかをちょっと気にして鳴かないでみたんだけれど、シンプルに鳴いた方が良いよな～。せめて2枚目は。

東3局
中盤にタンヤオリーチを打ち終盤にツモ。なんと裏が3枚の3,000－6,000！
ラス目から2着目まで浮上～！！

南1局親番
せっかく浮上したのに、聖一さんへ12,000放銃してまたラス目へ。

大坂さんのリーチと、ピンズ仕掛けの聖一さんのホンイツに引いてきたのは、どちらにも通っていない1枚切れの北。

僕も七対子ドラドラでまあまあ良さげな2p単騎張っていたので、ついついポイって切ってしまった。何考えてたんだろ？
今世紀最大級のヌルさ。あまりにもギルティ。
せめて北単騎でお茶濁しておけば良かった・・・。

南3局
こんなあまりにも酷い放縦したのに、この半荘はやたらと手が入ります。
序盤に一副露入れたら、聖一さんから当たり牌が打たれます。
シークレットドラ3の8,000。
ずるい、ずるすぎる・・。

オーラス
現状まだラス目ではありますが8,000あがればトップで終了となる中、わずか5巡でペン7mの8,000をテンパイします。（純チャン一盃口）
アガリトップの聖一さんは中張牌を鳴きタンヤオ仕掛け。小澤さんから打たれた牌にロンの声がかかります。

く～ラス終了か～と思いきや、開かれた手はシークレットドラ3の8,000。
棚ぼたで3着となる。

2回戦

ターゲットの大坂さんとは21.8ポイント差。
1着順＋1.8ポイント差なので着順が上ならほぼ勝てるけれど、小澤さんとの差も24.1と大きくない。
2着でも小澤さんに1着取られてしまったら結構シビアなので、まあシンプルにトップを目指しつつ、難しくなってきたら条件考えるか～と思っていたら、大坂さんが序盤から走りあっという間にトータルトップ目。
想定する中で一番しんどい展開。

南3局には親の聖一さんが連荘を重ね、2人にじりじりと離されつつ、オーラスの親番をやらせてもらう時間も限られて来ていたので、とにかく親番が欲しくて1,000点仕掛けで場を流そうと試みる。

けれどよく考えたらこれ1,000点で流しても、オーラスに聖一さんも大坂さんも1,000点アがるだけでＯＫになってしまうし、あまり良くない鳴きだったな～と後悔。
どちらかをトータル捲っておくアガリを目指した方が良かったよなあ。
ん～ムズイなあ。

そしてようやく回ってきたオーラスも最終局（時間切れのため）。

2,600オールだと大坂さんとちょうど同ポイント
同ポイントは先行有利なので、1回戦着順上の大坂さんが勝ち上がりだけれども、發王戦には惜敗率でのワイルドカード勝ち上がりっていうのがあります。

※惜敗率っていうのはトータル卓内3着の時に卓内2着との差を表します。
他の卓と比べてこれが少ない人がワイルドカード勝ち上がりとなる時もあります。

開始前ワイルドカード勝ち上がりは2～4名と言われていました。
惜敗率0.0は卓内3着でも流石に勝ち上がりですが、じゃあ2,000オールの2.4ポイントは？5,800出アガリの4.6ポイントは？
どこら辺に照準合わせればいいのか見当つかない。
惜敗率の過去例少しは調べておけばよかった～。