日平の夕日 ~弟の奇行~
こんにちは!多田ビニ本と申します
ビニ本作ってる人ではありませんが、ビニ本的なコンテンツを愛してます
#西野亮廣 さんの #帝国に挑む に触発されて、過去を振り返りながら思い出をつづっております
『弟の習慣(奇行)』
僕が小学生時代、家にはひいじいさん、じいさん、ばあちゃん、父ちゃん、母ちゃん、僕と2つ下の弟という計7人が暮らしていて
当然のようにトイレは1つしかなく、朝のトイレタイムにはトイレ争奪戦が繰り広げられる
朝うんちすることを幼少の頃から仕込まれている僕ら兄弟は何故か同じような時間にうんちしたくなった
僕はトイレが長くて、和式なのにお気に入りのコロコロコミックやボンボンコミックを見ながら用を足すのが日課なもんだから
弟にしたら毎日便意との戦い
外から「漏れちゃう~」と聞こえてくるが
我が朝の甘美なる時間を邪魔することは何びとたりとも許されない
的な感じで無視していた
ある日、トイレを出るといつもは飛び込んでくる弟の姿がない
聞けば外に出ていったとのこと
そうか離れの小屋にある古い便所にでも行ったのか・・
と思っていたのだが
どうやら弟はシャベル1つで様々な場所で穴を掘り
うんちしているという噂を母ちゃんから聞いた
「か、紙は?!紙はどうしているんだ?!」
劇画調の顔で母ちゃんに聞くと
「フキの葉で拭いてるんだべ」
とのこと
何ということだ・・・
僕は、自分の至福のトイレタイムを満喫したせいで、弟を追い詰め、あげくとんでもないトラップモンスターを生み出してしまった
モンスターにしてしまった弟が自我を保っているうちに話をしよう
外から帰ってきた弟、いやトラップモンスターに問う
「お、お前色んな所に穴を掘ってウンコしてるって本当なのか?・・・・」
トラップモンスターは
「ソトデウンコスル、オレ、イイキモチ」
その後、モンスターと化した弟のトラップに掛かることを恐れながら遊んだが、弟のウンコ処理が完璧すぎて
トラップに掛かるものはいなかった
しかし次の年
近所の田んぼから、畑から、それはそれは美しい花が咲いたと言う話しはフィクションである
今日はこれまで
じゃあまたね
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