悲劇
老夫婦とその娘がお店を経営している。
その娘は離婚して、子供が二人いる。
本当は3人の子供をもうけるつもりだった。
この娘の前の夫が心の病気で失業している時に、専業主婦でだった娘が子供を連れて、この店に戻り、この老夫婦が娘を店で雇うことを夫に無許可で独断決めた。その当時、子供はひとり。
遠方に住む心の病にかかった夫をひとり残した。
この夫と娘の別居が始まる。その後、妊娠が発覚。二人目を宿し、出産した。
この時、老夫婦はあわよくば、この夫もこの店に住まわせようと考えた。
ところが、あまりに攻撃的で無慈悲な娘と老夫婦のやり方にこの前夫は猛反発。
娘と子供に帰るように要請するが、娘は徹底的に無視し、退けた。
娘が店で働くことになった責任も、老夫婦と娘の間で責任転嫁が繰り返され、夫を撹乱し混乱させた。
結果、夫と娘は離婚。娘は悪質で、子供を前の夫に15年間一度も会わせることなく、親権者の義務を怠った。
結果、3人の子供を設ける計画は頓挫し、二人の子供のまま。
老夫婦は孫が3人から二人になった。
店の再建にこだわるあまりの不幸だった。
本末転倒とはこのことである。
どんなに食事のコスパが良くても、この店で食べる気にならない。
あらっぽさ、雑な気質が、定食の盛り付けの乱雑さに現れている。
何がもっとも大切なのか、命なのか、店なのか、この老夫婦と娘、二人の孫は早く気づいたほうが良い。
幸福が与えられますように。
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