共感
1.相手の気持ちを想像すること
相手の気持ちを想像することは、共感力の重要な要素のひとつです。相手の表情や行動から気持ちを想像することで、思いやりのある行動につながります。たとえば、悲しそうな顔をしているお友だちがいたら「どうしたのだろう?」「つらいことがあったのかな?」などと想像することで、声をかけたり話を聞いたりすることにつながるでしょう。
2.相手の気持ちは自分とは違うと知ること
とくに小さな子どもは、相手と自分の境界が曖昧で、相手の気持ちも自分と同じだと考えてしまいがちです。自分が悲しいから相手も悲しい、自分がうれしいから相手もうれしい、などと思うこともあるでしょう。しかし、実際は同じ出来事が起こっても感じ方は人それぞれ異なります。共感力をもつためには、自分と相手を切り離し、相手の気持ちを考えてみることが大切です。
3.さまざまな気持ちを知ること
人の感情には、よろこびや悲しみ、怒りや不安だけでなく、さまざまなものがあります。罪悪感や自尊心、失望なども挙げられるでしょう。子どもの感情の種類は年齢とともに増えてきいき、5歳頃になると大人と同じ感情をもつようになるという研究もあります。
自分の情緒が発達することで、相手の気持ちを想像する力も高まり、共感力も高まっていく。
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