【日記】漫画コンプリート権
漫画の売り方で、ちょっと面白そうなのを考えた。
まず、ある作品の連載がスタートした時点で『全巻コンプリート権』を売る。
コンプリート権の価格は作品ごとに、作者のネームバリュー、担当編集のキャリア、作品のジャンル等を総合的に判断した独自の基準 (保険における生命表に近い) によって決定される。
例えば、5巻までは続きそうな作品であれば単行本5冊分の価格。
ユーザーは長く続きそうな漫画のコンプリート権を購入する。
人気が出てきた作品のコンプ権を連載中に購入することもできるが、その場合は人気が加味されて価格が変動しているだろう。
連載が続くと、単行本が発売されるたびに購入者へ届けられる。
作品が売れて長く続くほどユーザーは得をする。
逆に短命に終われば出版社が得をする。
ベテラン作家の作品がコケることもあるし、
無名の作家がメキメキ頭角を現すこともある。
なんだかゲーム性もあって面白そうじゃないか。
世間的にはノーマークだった作品のコンプ権を早い時期に買っていたとなれば、オタク仲間にマウントを取ることもできる。
…なんかもうありそうだな。