
心ならもう、震えてる。
季節が移ろっていく中。
四季のように変わらない自分、変われない自分がいて、なんだか心暗く感じるのです。
友人の結婚式に行き、人生を前に歩んでいく仲間を見ていると、あぁもうあの頃に戻ることはできないのだなぁと思います。
"あの頃の未来に僕らはたっているのかな"
なんて誰かの歌みたいな話をしながらバーで飲んでいる。
みんなで笑いながら話していても心はどこか遠巻きにみています。
自分のダメなことはわかっているし、どうしたら良いのかもわかっている。
だのに、「やろう」は「やる」に変えられないまま時間が過ぎてしまいます。
この人に出会えてよかった。そんな出会いを最近は良くしていたから見失っていたけれど、サヨナラはやっぱり辛いものでした。
ある人が突然この世を去ってしまい、僕は彼からもらった小さな能面を手に持ってこんなとりとめもない事を考えています。
ウソつかず 誤魔化さず どんなときも人に優しく 決して腐らず
わかってるし気をつけてるし頑張ってる でも出来ないよ
もう後悔をしたくないのです。
季節が移ろっていく中。
心ならもう、苦しめられている。
心ならもう、震えている。
変わらないと。