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軽率組合、旅に出る。①
軽率組合は、月に一度程度旅をしましす。
旅と言ってもなんてことはない、地域散策程度です。
けれども、体力のない僕には旅となります。
母を訪ねるマルコの気持ち。三千里て!
先日その旅はまた催されました。
旅のメンバーは、
会長(明るく頼れる最年長)
Nさん(明るく頼れる次年長)
Hさん(明るく頼れるが頼りたくない次次年長)
私(最年少なのに気づいたら副会長)
の4人。
まずは、江戸川橋から出発して、
関口パンを目指します。
なんでも、日本で初めてフランスパンを製造販売した歴史あるパン屋さんとのこと。
イートインで、そんなフランスパンを横目にサンドイッチを食べたのでした。
次は椿山荘に忍び込みます。
さすが"世界をもてなす、日本がある"
を標榜するだけのことはある椿山荘。
恐る恐る入ったホテルの中、そして何より庭園には、只々圧倒されます。
ワールドワイドな活躍を誰1人していない軽率組合ですが、おもてなされた感覚を味わったのでした。
旅は続きます。
次に向かったのは関口カテドラル教会。
上空から見ると十字架の形になるように設計された教会は、外から見てまず圧巻です。
近代建築を観てよく感じること。
外観は斬新、その実、中はその外観を支えるために割合に普通の骨組みであることが多いということ。
しかし、関口カテドラル教会は中に入ってもすごい。
聖堂であるが故に、建物の中が階層化されておらず、コンクリート部分をまじまじと眺められるので、設計の凄さを改めて感じることができるのです。
設計した丹下健三という人を詳しくは知りませんでしたが、都庁や代々木第一体育館もこの人とは。
すごい人だ!と自分のブリタニカに刻み込んだのでした。
そして、丹下健三を調べると必ず出てくる、
ル・コルビュジェの凄さ。
貴方はどうしてそんなに偉大なんだ。
世界遺産登録おめでとう、ル・コルビュジェ。
ル・コルビュジェ。
なんか言いたくなるよね、ル・コルビュジェ。
そして、旅はまだまだ続きます。
〜今日の教訓〜
単位の「里」=「リ」
は、人が約1時間歩いた距離というかなり大雑把なものから始まっているとか。
箱根八里は、"大体8時間で行けますよ〜"というかなりざっくりしたメルクマールらしい。
マルコ、君の三千里はきっと僕には一万里だよ。