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鎌倉に来ている

羽田から大人しく京急線で横浜まで出ればよかったが、待ち時間が長いので予定を変更して墓参りに行こうと成田行きに乗った。
しかし気が変わったので蒲田で乗り換えて横浜に出た。
Yahooの乗換案内アプリに従って逗子行きに乗ったはずなのになぜか高崎行きだったので武蔵小杉で降りて鎌倉まで。

なぜか?
乗換案内の履歴で確認したら9番線から発車するところを10番線の電車に乗ったのだった。
自分はこちらが9番線だと認識していたのでキツネにつままれたような気がした。
それにしても車両の行き先表示板を見たりホームや車内のアナウンスを聞けば間違いに気づくはずである。
私は9番線から乗った、という誤った確信が他の情報を遮断してしまったのだ。
向かい合わせのホームで同時刻11時49分発という(こちらではよくあることなのだろうが)のも確信を強めたんだろう。
まあ言い訳はいいや。
独り歩きだから誰に迷惑をかけるわけじゃなし。
こんなだからツレがいる時はツレに従う。何か確信を持って言い張ると碌なことにならないのだ。

そんなわけで鎌倉に到着するのが思っていたより遅れてしまった。
江ノ電に乗り和田塚駅で下車して宿泊先に荷物を預けお昼ご飯を食べるついでに街を散策した。

事前に調べもしなかったのでぶらぶら歩いて空いていそうな店に入った。

御成町食堂

御成通り商店街に入ってから少し歩いて向いて右に曲がったところにある。

街には一見したところイタリアンや海が近いので海鮮の店が多い中で定食屋という感じだった。
1時を回っていたので売り切れたランチもあった。

鶏の黒酢あんかけ

↑が正確な名前だったかどうか…
日頃ファミレスなどでよく食べているメニューをわざわざ食べなくても…
と思いきや、とても美味しかった!
どこかお料理の上手な人の家に招かれてご馳走になったような手垢のついてないこなれ感(ってインスタの着こなし術見過ぎw)

ちゃんとお味噌汁のお出汁をとったんだな、とか、黒酢あんかけは合わせる直前に調味したのだろうな、とか、新鮮なポテトサラダだな、とか、ご飯は炊く前に水に浸したのだろうな、とか、ご飯をお茶碗によそうときに何回かに分けてふっくら盛り付けたんだろうなというのが伝わるような家庭料理でした。

ぶらつきたかったが膝に負担がかかるのと散財を避けるために(笑)商店街を後にしてGoogleMap検索で見つけた仕掛け絵本のお店に。

メッゲンドルファーの玄関

店内上から下まで仕掛け絵本が整然と並べられている。
見本があるので、どんなしかけなのか開いていると時間が過ぎるのを忘れてしまう。
二人のお孫用と自分用に三冊お持ち帰りした。

左は自分用

洒落た洋書や大迫力の北斎のアート仕掛け本もあり部屋に飾るのも良さそう。

それから鎌倉女学院方面に歩いて布地屋さんに

どこに行っても布地のお店に寄るのだ。
ギンガムチェックとネップツイードをお持ち帰り。
お土産に女の子用のワンピースの型紙をいただいた。
まだずっと先だけどいつか作りたい。

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