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観賞と鑑賞 

シツコイですが…
午後仕事から戻って少し考えたのですが、
映画は"鑑賞"で間違いじゃないんですね。

検索してみたら(先にやれって感じですが)

「観賞」と「鑑賞」の違い
観賞の「観」は「観光」や「観測」などに用いられるように、見る(観る)の意味があり、観賞は見て楽しむことを意味する。
「植物観賞」や「観賞魚」など、主に、動植物や景色など自然に関することに用いられる。

鑑賞の「鑑」、「鑑定」や「鑑別」などに用いられるように、良く見て品定めをするという意味があり、鑑賞は芸術作品などを理解し、味わうことの意味である。
「音楽鑑賞」や「絵画鑑賞」、「詩を鑑賞する」というように、芸術作品全般に用いられる。

映画の場合、娯楽映画は見て楽しむものなので「映画観賞」、芸術映画であれば「映画鑑賞」と書く。
芝居も、コメディーであれば「観賞」、文芸作品であれば「鑑賞」と書く。
しかし、人生を考えさせられる娯楽映画、芸術的なコメディーもあり、芸能の分野で「観賞」と「鑑賞」を明確に使い分けることは難しく、見た人の感覚によって異なるものである。

また、芸術作品の展示では、ふつう「鑑賞」を使うが、気楽に見て楽しんで欲しいという意図から、「観賞」が使われるケースも多くある。

オールガイド

私は観劇と書くことから、映画は観賞と書くと思っていました。

ちなみに『映画を早送りで観る人たち』では"鑑賞"と表記されています。

この本を"読んで"いたら、おそらく自然に"鑑賞"としたと思います。
耳で"聴いた"から、違いに気づかなかった…

例えば目が見えにくい方のために音訳する場合、同音異義語であれば文字の説明をします。

●かんがみるの"鑑"にしょうきんの"賞"で、鑑賞(かんしょう)
●かんこうの"観"にしょうきんの"賞"で、観賞(かんしょう)

文字で書いたものを声で読んで正確に伝えるためには、言葉の説明が必要で、朗読でそれがされないのは、読まれてあることが前提なのでしょうね。
言い換えれば、書物を読まずに聴くだけでは、書き手の言わんとすることは伝わらない…

図らずも、読むよりコスパの良いながら聞きの問題点を露呈させる結果になりました。

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