観賞と鑑賞
シツコイですが…
午後仕事から戻って少し考えたのですが、
映画は"鑑賞"で間違いじゃないんですね。
検索してみたら(先にやれって感じですが)
私は観劇と書くことから、映画は観賞と書くと思っていました。
ちなみに『映画を早送りで観る人たち』では"鑑賞"と表記されています。
この本を"読んで"いたら、おそらく自然に"鑑賞"としたと思います。
耳で"聴いた"から、違いに気づかなかった…
例えば目が見えにくい方のために音訳する場合、同音異義語であれば文字の説明をします。
●かんがみるの"鑑"にしょうきんの"賞"で、鑑賞(かんしょう)
●かんこうの"観"にしょうきんの"賞"で、観賞(かんしょう)
文字で書いたものを声で読んで正確に伝えるためには、言葉の説明が必要で、朗読でそれがされないのは、読まれてあることが前提なのでしょうね。
言い換えれば、書物を読まずに聴くだけでは、書き手の言わんとすることは伝わらない…
図らずも、読むよりコスパの良いながら聞きの問題点を露呈させる結果になりました。