たとえばパンパース
昨日のこともそうだけれど
もうずいぶん慣れたけれど、道を歩けば知り合いに出会う。
人口の多いところに住む方にはちょっと想像しがたいだろうが、それは意外に煩わしい。
脛に傷があるわけでも、疾しいことをしているのでもなく、要は慣れていないだけだ。
この地域で生まれ育ち結婚して子どもを育てやがて老いていくということに。
ずいぶん馴染んだつもりでもふと気づいた時に感じるアウェイ(笑)
だけど永年余所者というポジションは実は嫌いじゃないのだ。
よく、ここで生まれ育ったと思ったといわれる。
たぶん溶け込んで馴染んだからじゃないと思う。
高分子吸収体(パンパースとか)みたいなもので、吸収して膨れ上がっているのだ。
飽和状態を過ぎると破裂してそれでも溶けずに散らばって漂う。
紙おむつを洗濯した時のあの感じ(笑)
結婚して移り住んで生まれ変わったように思う。
昔馴染みがいないというのは清々しいものだ。
みんなそれを求めて都会に行くんじないのかな?
都会に憧れてということもあるかもしれないが、ここではないどこかで生きたいのだろうと思うよ。
※ヘッダー画像は 風花会那さんよりお借りしています。
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