あんたなんか
手のひらに乗せて
吹き飛ばしてやる
ふうっと息を吹きかけたら
あんたはふらふらと
窓をすり抜けて
飛んでいっちまった
あれから何年経ったのか
アタシは窓辺に立っている
遠くまで 腕を伸ばして
ちぎれるほど指を広げて
青い空の彼方に
手のひらをかざしてみる
帰っておいで
アタシの元へ
くしゃくしゃに丸めて
飲み込んじまうから
#青ブラ文学部
#手のひらの恋
青ブラ文学部「手のひらの恋」に参加させていただきます。
ありがとうございます♪
高校@文芸部以来の(!)恋の詩にござりまする。
ちょっと照れくさいでござる(´∀`*)
※素敵すぎるヘッダー画像はTome館長さんよりお借りしています。
ありがとうございます♪