昭和の子 「あなたの昭和歌謡は?」と言われて
ラジオで「あなたの昭和歌謡は?」という問いかけがあった。
咄嗟に口ずさんだのは、
矢継ぎ早にこちら
そしてこちら
『天使の誘惑』が1968年、『君は心の妻だから』が1969年で小学3、4年生のころ。
『北国行きで』は1972年だから中学生になっていたのだなあ。
もっと子どもの頃のような気がしていた。
長かった昭和、生まれたのが昭和34年だから生粋の昭和育ち、どっぷり昭和。
中学生になると外国の歌やフォークソングやロックを聴き始めたので、歌謡曲と言われると小学生の頃のテレビ番組で聴いていた歌を想起する。
私はアイドルに関心がなかったので…
40年代の昭和歌謡は圧倒的に悲恋の歌詞が多い。
当時は恋愛をしてもさまざまな障壁により成就しなかったのだろう。
そんなオトナの悲恋の歌を何を思って聴いていたのか…
歌の意味はわからず言葉とメロディを覚えて、それらの歌が流れていたあの頃が甦る。
無垢で何も恐ろしいものもない、キラキラと輝いているばかりの10代より少し前の宝物のような日々。
長い人生の中のほんの一瞬のあの日々が、意味深な歌謡曲に乗って思い出されてくるのだ。
これぞ昭和の子というものよ(笑)
※ヘッダーの懐かしいレコードプレイヤーの画像は 素晴木あい@AI絵師さんよりお借りしています。
ありがとうございます♪