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都々逸とヒナステラとブルーハーツと
いつも拝読させていただいている"仁の音"さん、
古典のお勉強を(も)してこなかったので、楽しく学び直しをさせていただいています。
学校の授業もこんなに面白かったらよかったのに!
昨日の投稿で都々逸をご紹介されていました。
その中にすごい発見があったのです!
こちら
「諦めましたよどう諦めた 諦め切れぬと諦めた」
●この逆説は凄い。アルゼンチンの作曲家ヒナステラ「物忘れの木」の歌詞のようです。
この詩(句?)と同様のフレーズがTHE BLUE HEARTS の『泣かないで恋人よ』(作詞・作曲 真島昌利)にあるんですねえ…
歌:THE BLUE HEARTS
作詞:真島昌利
作曲:真島昌利
発売:2005-10-13 01:30:46
遅すぎる事なんて 本当は
一つもありはしないのだ
何するにせよ 思った時が
きっとふさわしい時
チッポケなウソついた夜には
自分がとてもチッポケな奴
ドデカイ ウソをつきとおすなら
それは本当になる
泣かないで 恋人よ
何もかも うまくゆく
泣かないで 恋人よ
どうにかなるようになる
あきらめきれぬ事があるなら
あきらめきれぬとあきらめる
あきらめきれぬ事があるなら
それはきっといい事だ
泣かないで 恋人よ
何もかも うまくゆく
泣かないで 恋人よ
どうなかなるようになる
ならぬ恋を歌ったラブソングのようでが、視点を変えると、くじけそうになっている人に寄り添う歌にも聴こえます。
作詞・作曲をしたマーシーがこの都々逸、もしくはヒナステラの『忘却の木』にインスパイアされたかのかどうかわかりませんが、『泣かないで恋人よ』のこのフレーズはブルーハーツの名言と言われているようです。
ちなみに、見つけちゃいました
少なくともメロディはまったく異なりますね。
この楽曲からインスパイアされたにしても、都々逸からでも、マーシーのレンジの広さに感動しますし、オリジナルでも素晴らしいのには変わりありません。
※画像は吉村伊織さんよりお借りしています。
ありがとうございます♪