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のんびりした日曜日/ミュージシャンも年を取る

クリスマスはイブで終わり日曜日の今日はのんびり過ごしました。

いつもより遅い時刻にウォーキングに出て朝食、お茶を飲んでいたらチューリップのラストツアーに密着した番組が始まったのでついつい視てしまった!

9月9日に放送された番組の再放送のようでした。

今まで何度も話のネタにしているのですが、以前雑誌のコラムで「チューリップの”心の旅”を歌えるのは親父のタシナミである」と書いてあるのを読んだことがありました。

なるほどなあ…と思い、夫に「歌える?」と聞いてみたところ、

「うたえん。」

まあそうでしょうね、あなたの持ち歌は『すきま風(杉良太郎)』と、『おゆき(内藤九段)』と、『さよならをするために(ビリーバンバン)』この三曲だもの。

高校のころチューリップがとても人気だった。
私はミック・ジャガーを敬愛する友人と仲良くしていて、クイーンのライブに行ったりしていたので「フォークソングなんて!」と鼻で笑っていた。

だけど、「心の旅」のシングルレコードを買っていたし、とても好きな歌だ。



チューリップのリーダーである財津和夫さんは、更年期障害や大腸がんを患われたそうで、74歳となり、もう次の橋は渡れないと、最後のツアーを決心したと述べていた。
ライブ映像も流れたが、高音部など声が上がりきらないところもあり、プロの歌い手としてはお辛いのだろうと察する。

ほとんど白のごま塩混じりの髪や髭、深いしわが刻まれた額や頬は、老人のそれであるが、若いころの少し気難しいイメージが抜け、親しみやすくむしろ爽やかに感じた。
分からない、私自身も同じだけ年を取り見方が変わったのかもしれない。

私より一回り若い知人が、大阪に出かけ桑田佳祐さんのライブを観てきたという。よくチケット取れたねえ??と驚いたが、以前よりはチケットは取りやすいのかもしれない。

知人が言うのには、それほどファンではないが、いつ歌わなくなるかもう時間の問題だから、聴けるうちに行っておく、とのことだった。

そういう風に考えたことがなかったけれど、私の一推しである甲本ヒロトさんと真島昌利さんは現在ザ・クロマニヨンズで活動していて、THE BLUE HEARTS も、THE HIGH‐LOWS もすでに解散した。

おじいさんになったヒロトの『リンダリンダ』も、おじいさんになったマーシーの『キャサディ・キャサディ』も聴けないから、わりとどうでもいいかな。





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