自分の言葉で
昨日アップした映画『マミー』の感想文を夜更けに読み返し、拙い文章に苦い笑いが込み上げた。
上告している死刑囚を容疑者と書いている。
容疑者は正しい法律用語ではないらしい。
故に便利な言葉である。
でも、この場合容疑者と書いてあったら違和感を持たれることもあるのだろう。
専門用語は常日頃難なく使いこなせる程度にわかっていないと文字にするのは不安だ。
例えば私の場合、キルトに関することなら少しは使えるかな。
ほんの少しね。
何が専門用語で何が一般的な用語なのか線引きがあるのすら知らないのだけれど、出版するとなればそのために編集者のような人がいるのだろう。
一人で書いて校正してもらいもせずに公表するのは実はなかなか度胸がいる。
ちょっと考えたら怖くてできない。
あとで読んで筒井康隆風に言えば、キャッと叫んでろくろ首になる。
だからよく意味のわからない用語は避けて、できるだけ自分の言葉、自分なりの表現で書こうと思っている。
都合、拙くなるのはしょうがない。
ああ、こんなニュアンスのことが言いたいんだろうな、が伝われば御の字なのだ。
ほらまた、ニュアンスとか、わかっているのか?
そうは言ってもnoteに限らずインターネットの中には専門的な人もそうでない人も並列している。
限りなくグラデーションに。
普通の人が自分の思いや、ごく当たり前の日々を綴り、それを読むことができるのは、すごい発明だと思うのだ。
※ヘッダーはこぼれ種が根づいたサルスベリです。
スゴイ繁殖力(笑)
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