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新しい香りのススメ
こんにちは。ただのジョンと申します。
ここのところ、少し寒くなってきました。雨が続いていたこともあり、ここ数日は羽織ものが手放せませんでした。
季節の移り変わりを感じる瞬間って色々あると思うのですが、その中でも「香り」で季節を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
僕は、ひんやりした空気の中でキンモクセイの香りがすると「秋だな〜」としみじみ感じたりします。
今回のテーマは「香り」です。
香りの研究所、代官山にあり
先日、東京に行く用事があったので、久しぶりに「ルラボ 代官山店」に行ってきました。
「ルラボ 」は、アメリカ発の香水ブランドです。「メイド・トゥ・ オーダー」を採用し、欲しい香水を伝えてその場でボトリングしてくれるサービスを提供しています。
実験室のような店内の雰囲気も好きで、そこのお店は晴れていると光がたくさん取り込まれていい感じになります。
僕がこのお店に足を運んだのは今回で2度目なのですが、以前行ったときもスタッフさんの接客がとても良かったことを覚えています。商品に愛を持ってセールスできる方って、いきいきと働いている感じがして素敵です。
自分の香りを見つけるまで
ルラボ の香水は、過去にいくつか購入したことがあり、どれもお気に入りの香りです。新しく買うのであれば、心機一転できるような香りがいいなと思っていました。
なので、スタッフさんの提案を聞きながら色んな香りを試させてもらいました。
はじめはムエット(試香紙)で試してみて、最後に右腕、左腕につけて試す香りを2つに絞りました。
今回肌に乗せて試した香りは以下の2つです。
・『SANTAL33(サンタル33)』
・『TONKA25(トンカ25)』
「SANTAL」はフランス語でサンダルウッドの意。「TONKA」はトンカビーンズを指しています。
香水には複数の芳香成分が入っているので、肌に乗せてから時間が経過していくと色んな香りが見え隠れします。シングルノートと呼ばれ、香りの変化がない香水も存在しますが、変化を楽しむことも香水の醍醐味です。
いずれも今まで試したことのない香りでしたが、2つとも違った魅力がありました。
「SANTAL33」は茎やレザー、スパイシーな香り。
「TONKA25」はバニラのような、甘めの香り。
香水選びで大切にしているのは、フィーリングと違和感。なんとなく、印象に残ったものを選ぶようにしています。
香りは体を表わす
迷った末、購入したのは「SANTAL33」でした。
この香水を選ぶとき、「あるべき自分の姿」をなんとなく思い描いていたような気がします。その日着ていた服は、ダブルのレザージャケット。これからの決意を固めて、購入した僕の正装です。
帰ってきて、今この香水をつけてみました。昔から変わらず好きなムスクの香りと、今まであまりつけたことのないスモーキーな香りが入り混じっています。
これからの自分も、この香水も、もっと好きになれそうです。
(おわり)