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おなかがいたくなったら、てあてをしてあげる。

タイトルはカネコアヤノの「祝日」という曲の歌詞の一節である。

おなかがいたくなるときって、精神的なストレスか、もしくは食べ物にあたったとか、便秘とかのときだと思う。あとは生理とか?
そういうときの、てあてってなに?
指を紙で切って絆創膏を貼るような、実務的なてあてじゃない。
まあ薬を買ってきてあげるとか、そういう現実的なてあてもあると思うけど、おなかの痛さって薬でよくならないことだってよくあるもんで。
ずっと寄り添うとか、おなかを撫でるとか、もしくは抱きしめるとか、そういうてあての方が結局、効果的だったりする。


そういうのをひっくるめて、「てあて」と表現したカネコアヤノの凄さ。
言葉に究極の柔らかさを感じた。

他にも、「アーケード」のなかの
「誰かのいうことききたくない   全てのことに理由がほしい」
も、良い。
感覚なんてもので誤魔化して欲しくなくて、全てのことに納得できる理由がほしい。

「わたしたちへ」のなかの
「あの子の目の奥はいつも何か信じているようでそらせない」
も、良い。
人の目をあんまりじっくりと見るのが得意ではないのだけど、信じることを恐れない人の瞳ってチカチカしててそらせない。


カネコアヤノはアコギで弾き語ってるイメージだったけど、最新曲はギターがジャカジャカだ。発声も少し強くなっている気がする。
楽器の音のカッコ良さと、歌詞のカッコ良さが合わさって最高の歌になっちゃってる。

最近カネコアヤノをめちゃ聞いていて、なんとなく思ったことをまとめたかったから書いたけど、たいしたこと書けなかったな。
でもこれ読んだ人には聞いて欲しいな。
私のnote読んでるってことは相当センスいいから(?)、多分カネコアヤノ聞いたことある人が多いと思うけど。



おわり


ティソ

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