動物愛護法厳罰化について考えてみた
動物愛護法厳罰化について考えてみました。
結論として三点
ー厳罰化の効果は限定的
ーむしろ罰則の下限を下げるべき
ー行政相談員を活用してますか?
厳罰化の効果について
新聞ネタになる、それによりある程度の啓蒙が見込める。
実際、罰則の上限の刑が科されてないのに上限だけ引き上げても、量刑相場が変わるとはとても考えられない。自動車について危険運転致死傷が導入されたのは上限が軽すぎたため。
罰則下限引き下げについて
自転車には反則金制度が無いため、人身事故でも起こさない限り罰則が科されることはありませんでした。これはいきなり道交法上の罰則では前科がつくためです。なので、前科はつかない制裁として過料制度を導入するほうが効果的と考えます。現状では極めて悪質なものが摘発対象ですが、前科がつかないのであれば、摘発の下限が下がり、エスカレートする前に止めることになると考えます。
行政相談員について
行政相談員は行政に関する様々なことについて相談に乗ってくれます。
どのような証拠を集めれば、どこにどのように通報すればよいか、効果的に役所や警察が動いてくれるか相談してはいかがでしょうか。法律や制度は知っている人の味方です。利用できるリソースは活用しましょう。
行政相談委員とは
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/soudan_n/iin_katudou.html