見出し画像

パーソナル系質問回答集③

こんにちは。ただの元人事@裏垢です。

今回、元人事のインスタグラムを通じて、23卒内定者に回答してほしい、面接で聞かれるパーソナル系の質問を募集しました。

それに対し23卒内定者の実際の回答とその回答を作るにあたっての考えを紹介してもらいます。

今回回答してくれた内定者は以下の2人です。

内定者①

画像1

内定者②

画像2

-------------

Q1.1番尊敬している人

※内定者①②共に、あまりESや面接で聞かれることはありませんでした。

内定者➀の回答

中居正広さんです。彼の準備力に裏打ちされた対応力を尊敬しています。紅白歌合戦の司会を務める際には自分以外の台本も全て暗記する、野球の解説の仕事の際には段ボール何箱もの資料を読み込んでいた、という話があります。多忙な中でも妥協せず徹底して準備する力とそれを踏まえて臨機応変に対応し仕事をこなす姿に憧れます。また、今までになかったアイドルのバラエティ進出など、新しい挑戦を続けながら長年SMAPとして大きな重圧の中グループを引っ張っていった責任感とリーダー力は並大抵ではないと思い、尊敬しています。

回答で意識したこと

準備力、対応力、責任感という自分がアピールしたい強みに共通するワードをトップで実践している人を選択しました。また、世代問わず誰しもが分かる人を選択したうえで、その人について一般の人が知らないエピソードを話し、本当に尊敬している、という主張と、より私がどうなりたいかをイメージしてもらえるようにしていました。

内定者②の回答

元プロ野球選手で現在は監督を務めている新庄剛志さんです。好きな理由は2つあって、1つ目が野球界を盛り上げるために様々な方法で「野球界を盛り上げる」そのただ一心で挑戦を続ける人だからです。2つ目は、目的達成のための努力を惜しまない人だからです。表では派手で奇抜な行動をする人でありながらも、選手時代は他の誰よりも多くの練習を行う努力家で、監督就任前から全選手の特徴を把握して備え続ける周囲から一目置かれる存在でした。そんな「努力に裏打ちされた変革者」であるからこそ、私は新庄剛志さんを尊敬しています。

回答で意識したこと

自分の軸である「挑戦心・変革心」を要素に入れながらも、「おちゃらけているようにみえるけど努力している人」という一見相反する強さを持つ人を入れて、ただ変わったことがしたい人、というわけではないことを盛り込んでいました。また、比較的有名な人ほど面接官も興味をひくでしょうし、「新庄剛志さん=努力の人」とは必ず結びついていないからこそ、意外性がある回答を出すことで自分の価値観を伝えるように意識していました。

-------------

Q2.自分の弱みと改善のために意識していること

内定者➀の回答

私の弱みは、やりたいことを増やし続け、自分の限界量以上のタスクを抱えてしまうことです。同時に6つの組織に所属していた時は、睡眠時間や食事まで削って取り組んでしまい、体調を崩してしまったことがありました。そのため、最近はタスク整理と習慣化を心掛けています。具体的には1日の中で決まった時間に計画策定と1日の反省を行う時間をとり優先順位をきちんと把握することと、趣味や息抜きの時間を必ず取り、休むことを習慣づけています。また、時には人に頼ることも重要だと思いすぐ相談するようにしています。

回答で意識したこと

強みの行動力の裏を取ることで「弱みと捉えられない弱み」を提示しました。また、私はガクチカ等のエピソードや話し方の雰囲気上、1人で解決するワンマンリーダー・完璧主義に見えてしまいがちだったので「趣味を楽しむ、休む」「人に頼る」といった要素を組み込んで素の部分をあえて見せていました

内定者②の回答

私の弱みは緊張しいであることです。普段顔には出さないようにしていますが、大事な場面であると自覚すればするだけ体が震えてしまい、例えばゼミのディベートで反論する際など、言葉に詰まってしまうことがあります。そこで、何よりも「一呼吸置くこと」を大事にして、自分の考えの本質が相手に伝わりきるように意識しながら行動するように意識しています。また、心持ちとして「緊張してうまくいかなかったら失敗」と考えるのではなく、「緊張してもうまくいけば成功」と肯定的に考えることで、緊張していても果敢に行動にうつせるようになってきました。

回答で意識したこと

解決策を伝えることで、落ち着いて考えられるようになってきている&ポジティブな人であるという側面も伝えられるようにしていました。また、弱みを「緊張しい」ということで、多少失敗しても問題がない雰囲気ができあがるので、質問を利用して雰囲気づくりもしていました(笑)

-------------

Q3.他の人からみえる性格

内定者①の回答

自分と認識が同じ部分と違う部分があるので、両方お伝えします。まず、同じ部分としてはリーダー、姉御肌、行動力があるとよく言われ、これは自分でもそう感じます。一方で一方で自分と認識が違う部分もあって、よく要領が良い、スムーズに何でも出来てしまうと言われるのですが、自分では結構真面目でトライ&エラーも繰り返しもがいているので、もしかしたら人に弱みをみせることができていないのかもしれません。

回答で意識したこと

面接官がこれを聞く意図は、面接官がこれまでのやり取りで感じた私のキャラや強みと、普段の私の評価に齟齬が生じていないかという確認だと考えています。そのため強みの一貫性をまず重視しました。また、自分で感じる長所・短所という質問と回答を差別化する&他の人とは違うことを言って面接官の印象に残るために、「自分と認識が同じ部分と違う部分を言う」というあまり他の人がやらない方法をとっていました。同じ部分で今まで面接で伝えてきたキャラを再強調、違う部分で悪い印象(私の場合はワンマン気質)を取ることができました。

内定者②の回答

色々なことをしている挑戦心が強い人ながらも、輪の中で盛り上げる人だといわれます。中高大で全く違うスポーツをしていたり、大学ではキューバ訪問や電子看板事業を運営していた多方面への行動がそのような印象を与えていたのか、自分が思うよりもキャパがある人だと思われています。また、自覚しているようにムードメーカー的な存在であり、恥ずかしながら替えが聞かないオンリーワンの存在だと言われることもあります。

回答で意識したこと

自分の強みと愛嬌のある雰囲気が一貫して伝わるようにしていました。内容的に「うぬぼれている」と思われないように謙遜していって雰囲気を和ませられるような話し方をしていました。この設問自体は面接後半でくる傾向があったので、前半までに面接官に伝えている自分のよさが最大限伝わって確認できるようにしていました。

-------------


23卒内定者が24卒からの就活に関する色々な質問に回答する質問箱の記事はこちらから見れます!「自己PRの書き方」「業界研究のやり方」など沢山の内容に答えているので一度チェックしてみてください!










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?