パーソナル系質問回答集⑥
こんにちは。ただの元人事@裏垢です。
今回、元人事のインスタグラムを通じて、23卒内定者に回答してほしい、面接で聞かれるパーソナル系の質問を募集しました。
それに対し23卒内定者の実際の回答とその回答を作るにあたっての考えを紹介してもらいます。
今回回答してくれた内定者は以下の2人です。
内定者①
内定者②
Q1.最近あった嬉しいことについて教えてください
内定者①の回答
回答で意識したこと
【責任感×人柄の良さ】
この質問は学生同士の面接練習ではあまり対策されていないように思いますが、私は本選考でほとんどの企業からこの質問を受けました。何を嬉しいと感じるかで人柄を汲み取りたかったのだと思います。
上記の回答のポイントは以下の3つです。
・生徒に頼られる先生だった
・自分のことよりも「生徒が幸せそうで」私も嬉しい
・担当生徒の合否だけでなく、学生生活まで(未だに)気に掛けている
これらによって人柄の良さ・責任感・視座の高さをアピールしていました。
さらに面接では「数年後にどんな先輩・上司になりたいか」も頻出です。
「最近あった嬉しいこと」への回答で、自身が上の立場になった時、どう振る舞うタイプなのかをさりげなくイメージさせることも意識していました。
内定者②の回答
回答で意識したこと
ガクチカの話とつなげていました。これはその面接のときに即興で作ったものなんですが、うれしかったこととガクチカを結び付けることでその取り組みがその人にとって本当に大切な出来事だったということがアピールできると思います。
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Q2.グループの中ではどのような役割を担うことが多いですか
内定者①の回答
回答で意識したこと
【自己PRの強みと合致する役割を選択】
この設問の回答におけるポイントは3つです。
①自己PRの強みと合致する役割を選択すること。
(私の場合は自己PRにおいて、周囲巻き込み力・協働力を強みとしていました。)
②よくある「リーダーとマネージャーの違いは?」という質問に先手を打って回答できる。
③仲間の力を借りながらの部分で、「謙虚で応援したくなる若者だ」と感じてもらえる。
内定者②の回答
回答で意識したこと
自己PRやキャラと一貫性を持たせるのが良いです。特に「任されることが多い」のはそのキャラが一貫してどの場面でも発揮できていることの裏付けになります。
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Q3.自分の弱みと改善のために意識していることを教えてください
内定者①の回答
回答で意識したこと
【タブーな回答があることを知る】
この質問への回答として不適切な弱みは2つだと思っています。
・働く上で致命的な弱み
・面接における自身のキャラクターと矛盾する弱み
いくら論理的な改善方法を示しても、働く上で致命的な弱みは合否をつける際に面接官の懸念材料になると思いますし、面接の印象で「コミュ力高そう」な人が「人見知りで…」というと面接でのキャラクターかその弱み、どちらかがウソであるということになってしまいます。
この質問には上記の2つのタブーを理解した上で正直な弱みを解答し、身近な大人に相談して、納得感のある改善方法を用意するようにすると良いと思います。
内定者②の回答
回答で意識したこと
正直弱みは「人と話せない」などよほど仕事において支障が出るものなければ何でもよいと思います!自分の弱みを正しく理解し、弱みの改善策を適切に適切に実行できていれば良いと思います!また弱みもキャラとある程度一貫性を持たせていて、矛盾が生まれる回答はしないようにしていました!
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23卒内定者が24卒からの就活に関する色々な質問に回答する質問箱の記事はこちらから見れます!「自己PRの書き方」「業界研究のやり方」など沢山の内容に答えているので一度チェックしてみてください!
今回とは別の内定者2名もパーソナル系質問への回答を沢山紹介しています!こちらから是非参考にしてみて下さい。
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