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就活質問なんでも回答編Part1【ただの元人事@コミュニティ質問箱シリーズ#0023】

こんにちは。ただの元人事@裏垢です。

2022年1月から開始している24卒向けコミュニティ内で『23卒内定者が回答する質問箱』を始めました。

質問に回答してくれる23卒のみなさんは、僕の勉強会や23卒コミュニティをフル活用してくれて、大手難関企業からの内定者ですので、これから就活に取り組む24卒の内定率に少しでも貢献できると考えて協力してもらいました。

業界や企業によって違いはあると思いますが、内定者の考え方を少しでもヒントにしていただけると嬉しいです。

今回は、ES、面接などジャンル問わず、一問一答形式で24卒の皆さんからいただいた質問に答えていきます!(回答者:文系学部/内定先:金融・インフラ・IT・公的機関など計8社)

質問一覧はこちらです。

Q.キャラが真面目でガクチカに捻りがあまりない人は、愛嬌がある人と比べて相対的に負けてしまいがちだと思います。 人それぞれだと承知していますが、どうすれば面接通過率を上げられるでしょうか?


面接通過率を上げるには、「自分のキャラを適切に把握し、そのキャラの強みをアピール&弱みを補完する話をする」ことが重要です。そのため、「キャラが真面目でガクチカに捻りがあまりない人は、愛嬌がある人と比べて相対的に負けてしまいがち」というわけではないです。愛嬌がある人でも、そのキャラがうまく押し出せなかったり、愛嬌がある一方へらへらしてみえてしまう、思考力が足りなくみえる、などのマイナスイメージを撤回できなければ十分落ちます。

自分のキャラが真面目・コツコツタイプと分かっていて、それが適切なのであれば(他の人から見ても・エピソード的にもそうである)、強みである「堅実さ・責任感」「継続力」「計画性」をエピソードの中に入れ込んでアピールすれば良いと思います。

一方で、コツコツタイプの弱みとして、堅く・冷たく見えてしまう/柔軟性がない、などがでてきてしまうので、それはエピソードや自己紹介などで好奇心旺盛さや行動力もある、というところを一部みせられたら、コツコツやってくれそうだけどお堅い感じだからとるのはやめておこう、とはならないでしょう。

また、愛嬌キャラではないとしても、面接は面接官とのコミュニケーション、会話の場なので、笑顔で話すことは忘れないようにしてみてください!

Q.挫折経験は中学時代のことを書いても大丈夫か?(中学時代が人生最大の挫折であり、その挫折を糧に現在まで活動してきたため。)


内容が分からないので何とも言えない部分はありますが、大丈夫だと思います。ただ、注意するポイントとして2点あります。

1点目は、それを話して何を伝えたいのかはっきりしているのかです。私自身、小学校の経験を1番の挫折経験として面接で話していました。(本当のことであったため)しかし、内容自体は挫折と言えましたが、自分では、特に小学生ではどうしようもなさすぎる、変える事が出来ないような不幸な体験であったので、面接官としてもそこからどう深ぼればよいかわからず、私自身もこの経験を話した上でどう自分の人格形成に影響を与えたかは話せたものの、いざ会社に入るための面接となった場合に自分の強みや熱意をアピールする、というところに繋げられず、うまくいきませんでした。

そのため、その体験を通じて自分がどういう性格・考え方になり、その上でどうそれが大学生活で色々な経験をする中で役に立ったのか、また、それは入社後も活きるようなものか、まで考えて話し、面接官が深ぼりたくなるような話の構成や内容にするべきだと思います。

2点目は、面接官は挫折経験を「乗り越えたこと」前提で聞いている場合が多いという事です。仕事でつらい事、難しいことがあったときにそれをどう乗り越えるかを確認したい、という意図で面接官はこの質問をしています。

そのため、重い挫折経験を話されると、「聞きたかったことと違う」となってしまう可能性が高いです。そのため、どういう文脈で聞かれているかなどは注意が必要です。挫折経験はありますか?と聞かれた際は「2つあり、1つ目は中学時代の話で、人生最大の挫折であり、その挫折を糧に現在まで活動してきたのでかなり自分に影響を与えた話です。2つ目は大学時代に○○の経験で起きたことで、○○で乗り越えた話です。どちらをお話したほうがよろしいでしょうか?」とまずお聞きしたり、ESではその挫折経験だけ書くのではなく、それを踏まえてどういう経験を大学生でして、それをどう乗り越えたか、という2部構成で書くと良いと感じました。

Q. ガクチカを話す時、基本的に1分半ほどになってしまうのですが、これは長すぎるでしょうか?また、ガクチカを話す際はESに書いた内容に情報をさらに付け足して話していましたか?それともESの内容をさらに短くして話していましたか?

まずこちらの記事を参照してください。

基本的には、1分半が長いから削る(短いから伸ばす)という発想ではなく、面接官に最初に確実に伝えておくべき内容を伝えることを第一目標としたうえで、言葉の表現や間に確認・質問を挟む、などで簡潔に話すことができるならそのような工夫をする、という流れが望ましいかと思います。

また、「ガクチカを話す際ESに書いた内容に情報をさらに付け足して話していたか、ESの内容をさらに短くして話していたか」とのことですが、面接をうまく進める上で面接官に伝えておくべき情報がESに書いたこと以外にもあるのであればそれを話すべきですし(背景説明や前提が難しければその説明など)、ESを簡略化して話して深堀を待ちたいのであれば簡潔に話す、というように、自分が面接に臨むうえでどういう体制を整えておきたいかを考えてから、面接でどう話すかを検討すべきだと思います。

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24卒コミュニティに質問箱を設置しているので、興味がある方は、ただの元人事のインスタグラムからコミュニティ参加してみてください。





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