犬の話し　再開③

さぁ、もういい加減
読んでいただいている方にも
飽き感が出て来ているであろう
犬の話し再開の③を
そろそろテンポアップで（笑）

さっそく本題に…、

妄想の答え合わせ③

優しくもしつけにはきびしく育てる（自分側）
優しくもたくましいシェパードに成長する（犬側）
二人とも一緒に成長したね、と言われる

ですが、

『活字を読むのが苦手』

と言うかほぼ読まないリスクって
こんなにも如実に現れるもんなんですね💦

どの本も
ほとんどの情報は挿絵や写真から

『想像』『妄想』し、

そして、『理解』へ、

誤った知識として蓄え
根拠の無い自信へと繋げる。

いやぁ、それが通じたのは
小学生の読書感想文まで（笑）

生き物には通用しません（笑）

驚くほどのスピードで成長する
フローディー。

そして、わかっちゃいたんですが
やっぱり大型犬！

その大きさとパワーは想像以上で
そこにワガママとあっちゃ
そろそろ家族もそのフローディーの
お茶目ぶりを持て余して来ました💦

そのくせ…、

外に出ると臆病者でして（笑）

他の犬がとにかく苦手…、
前から来たマルチーズに威嚇され
スゴスゴと尻尾を巻いて逃げ出すわ

あともっと苦手なのが

『犬好きの人』

犬にとっちゃ有り難い筈なのに

『犬好きで寄ってくる人』

に対して、異常なまでに警戒する（笑）

よく散歩途中に会う
何度説明しても

『フローデルちゃん！』

と、笑顔で近寄ってきてくれる
おじいちゃんがとにかく苦手で（笑）

あまりの懐かなさに

『犬好き犬が知る、と言ってな…』

と、
フローディーに説いて聞かせてくれたくらい（笑）

それなのに最終的には
シェパードならではの
嗅覚と頭脳をフルに発揮して
いち早くそのおじいちゃんの存在を察知し

『自ら散歩コースを変える』

と言う芸当を身につけました（笑）

感心しつつも、想像とは違う
こんな根っから臆病なシェパードも
いるんだな、と
飼い主本人も首をかしげていたら

これまたフローディーが苦手な
犬好きの近所のおばさんが寄って来たので
いつものごとくボクの背後にまわり
股の間から鼻先を押し込み
その隙間からおばさんを覗き見る
フローディーを見て

『いゃあ！いつ見ても

みのるくんの小ぃさい時とそっくり！』

と、ケタケタ笑いながら言い放ち
去っていきました。

『…、』

『遺伝…、か。』

妙に納得しつつ
ご本人、ドキドキの散歩から帰ると
さっそくいつもの内弁慶復活。

その頃はもう土間で飼っていたのに
どうしても家の中が好きなようで
一目散に家に上がり込み

お膳に上がるわ

母親の食べるパンを奪おうとするわ

さっきまでの臆病者はどこへやら、で…。

これに手を焼いた母親から

『あんた、

　いつになったら訓練するねんな！』

と、どやされ始めました💦

『いよいよか…』

そうです、
ついに犬の訓練大百科を熟読した
その成果を発揮する時が来たのです！

『お母さん…、

　ボクに３ヶ月、いただけませんか？』

『3ヶ月？…』

『はい、お母さん…、

　　　　　3ヶ月です。』

『3ヶ月でどないなんのんな？』

『お母さん、

　　3ヶ月でこのフローディーをぉ

　　　　　　　立派に更生させませぁ！』

訳のわからないテンションに推され

『ほんま、頼むで…』

と任された訓練結果がこちら…

全く言う事聞かず
引っ張り回され
言う事聞かず

自主訓練３日で断念。

結局…

生まれ故郷の訓練所に
預けることに相成るのでございます（笑）

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