カウンタートーク
カウンターでは日々
色んな会話をします😊
ワイワイ盛り上がる話もあれば
諸先輩方からの為になるお話し、
もしもトーク（宝くじが当たったら的な 笑）
恋愛話しや失恋話し、
くだらないけど面白い話し、
もちろん音楽の話しや
いろんな体験談、
そしてしんみりする話し。
それをカウンタートーク、
と呼んでいるんですが、
なかなかここでは
お客様のお話しは出来ないので
自分の話しで恐縮ではありますが、
昨日のカウンタートークを（笑）
まぁ、
これはツイキャスでも話してるし
知ってる方も多いと思いますが
ＲＪがまだオープン間もない頃の話しです。
当時、ＲＪはイメージとしては
『ブルーノート』
的な
ちょっと高級感がある（笑）
ブルーを基調にした照明でした。
ブラックライトではないのですが、
濃いブルーの蛍光灯を使い
店全体がブルーの色調でした。
こう言うとお洒落なイメージですが（笑）
自分で言うのもなんですが、
薄暗いと言うか、
くら〜いイメージにも取れる、
そんな感じでした。
あ、もちろんそれは
そんなイメージになるように
設計をしてくれた友人に頼んだんですよ😊
でも、それがマスターと相まうと
よりくら〜くなるんですねぇ💦
なので、なかなかに、
ライヴハウスと知っていても
初めてこられた方には
とっつきにくい感じはあったかもしれません。
ましてや、ライヴハウスではなく
『BAR』
として来られた
『一見さん』
にしたら、かなり初来店は
ハードルが高かったと思います💦
しかも、
３階
となればそれはもう！
なので、まぁ、まず
女性お一人のお客様なんて
皆無でした😅
そんなある日…、
まだ、どなたも来られていない時間
表の扉がゆっくりと開きました。
『いらっしゃいませ』
扉の方向に顔を上げると
まさかの女性のお客様が
恐る恐る顔を覗かせています。
しかも、お一人！
思いもよらぬ状況に戸惑いながらも
これまでほとんど皆無の
女性客を逃してはいけない！
と、
普段しないような満面の笑みで
しかもカウンターから出て
『お一人様ですか？
カウンターへどうぞ。』
めちゃくちゃ感じ良く
ご案内させていただきました。
その勢いに思わず
店内に踏み込んでしまったお客様。
きっと、
BAR慣れしてはるんだろうな、
的な装いの若い女性。
普段こうして一人で
BARを開拓している、
と言うのが伝わって来ます。
そんな百戦錬磨の強者にして
『こりゃダメだ！』
的な
危険センサーが働いたんでしょうね
ボクを見て明らかに後退りされました。
でも、
店内に体を踏み入れてしまった、
振り返ると扉も閉まってる、
さらに振り向くと少しずつ
マスターが距離を詰めて来てる
『逃げられない…』
『どうする、私、
このままでは…』
さらに危険センサーが働きます。
そして
『どうぞ、どうぞ、』
と、どんどん距離を詰めるマスター
『もうダメだ！』
『…、』
そう覚悟した時の
人間の危険察知能力、
危機回避能力って凄まじいですね！
万事休す！
頭の中の人間コンピュータフル回転。
窮鼠猫を噛むとはまさにこの事！
そこで導き出され口をついた言葉が…！
『西宮北口駅へは
どう行けば良いですか？』
『…、』
本当に追い込まれた人間の能力って
凄くないですか？
3階ですよ、ＲＪ…。
本当に西北の駅を知りたいのなら
１階に沢山店舗がある訳で…。
ボク的な精神的ダメージも
かなりのものでしたが…
その切羽詰まり感が
ひしひしと伝わって来たのと、
元来、ボク、
真面目で優しい性格なので（笑）
相手の気持ちを１００%汲み取って
お返しの人間コンピュータフル回転、
そうして導き出した対応が
『まず、
階段を降りられまして… 、』
１００点満点で
西宮北口駅をご案内させていただきました。
まぁ、確かにその頃の自分は
めちゃくちゃ長髪に無精髭
さらに色眼鏡、でしたからね💦
それに薄暗い店内で
他にお客様が居なければ
そりゃ危険センサーも働きますよね（笑）
あ、
今はもう青の照明はステージだけで
店内は暖色系の照明ですし、
何より換気用に二つも窓を開けましたし
開放感抜群！
ボクもかなり見た目爽やかになりました😀
ので、
女性お一人でも安心してご来店いただけます😊
女性スタッフもいますし（笑）
あ、
もちろんその当時から女性お一人でも
安心してご来店いただけたんですよ（笑）
やっぱり雰囲気とかって大切だな、
と…。
この日を境に気をつけるようになりました（笑）
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