【#1】2022年1~2月 意図せず、育児家事と仕事の両立のギリギリ限界に挑戦してみた
1月と2月をいま振り返ってみると、「よくもそんなに、あれもこれも重なったもんだよね!」という状況でした。
「1ヶ月ワンオペ育児」と
「5歳と2歳を自宅保育しながら在宅勤務」と
育休復帰後から1年かけて準備を進めてきた、思い入れのある仕事の「山場」が
一気に来たという。
さらに仕事でもワンオペ。
つまり私が倒れると何もバックアップがない状態でした。
全てがギリギリ状況です。
・・・アホですね。
でも今になって分かるのは、その現実は、コロナのような社会的要因も絡みつつも、意識的か無意識的かに関わらず、自分で作り上げたものでもあった、ということでした。
この2ヶ月間にあったこと
・夫の台湾出張(帰省)1ヶ月で母子3人生活開始
・子どもの保育園でコロナ感染者が連続発生
・登園自粛することになり、自宅保育と在宅勤務1ヶ月の生活が始まる
・仕事では、3月に控えた大きなプロジェクトの発表とメディアイベントの準備を一人で仕切る
なんでこんな状況で登園自粛しないといけないのか?要点は
・夫の意見と要望
・私は本心は登園自粛させたくない
・でも万が一感染して自宅隔離になったら、本番を1ヶ月以内に控えた仕事が全てストップするという恐れ
・頼れる家族は周りに誰もいない
→リスクを最小限に抑えるための策を取るしかなかった
わけです。
特に仕事は、多くの人に関わってもらう中で私が依頼元として全ての責任を持つ立場であり、中には著名な方もおり何かあっても「すみません」では済まされず、絶対に一つ一つのプロセスに穴を開けるわけにはいかなかった。もし自分が倒れたらと思うと恐怖でした。
(今思うとコロナじゃなく疲労で倒れるかもしれなかった笑)
終わりの見えない自宅保育
2人の自宅保育は、日中に育児サポーターさんに来てもらい、夕方帰ってもらう、私は隣室で仕事をする、という日々が始まりました。
この条件では「あるある」の、ミーティングに子どもが乱入、仕事してるようで集中できないこんな環境も連日発生。
「マーーーーマーーーーーー!!」
「●●がおもちゃ取った!!たたいた!」
「(兄弟ケンカの声)#$%&&’’7!!」
「(泣き声)わーーーーん!!”$’%’$&#&”&”&”&!!!」
子どもが寝てから、深夜に仕事することも続きます。
1ヶ月の土日ワンオペが重なりゾンビになる
土日も休む暇はなく、朝から晩まで子どもと私の3人で過ごす日々は、むしろ平日より体力を使います。
最初の1〜2週間は、「まだ大丈夫」と思えたし、ちょっと贅沢してご褒美に都内のホテルに母子3人ステイして息抜きしたこともありました。
でも、3週目から身体に出てくる不調。常に頭痛・肩こり・首の痛み。日々追われる締め切り。4週目は、生命エネルギーが0に近付いて、
「あーこれは無理だわーーー生きる力がなくなるってこういうことだわーーー」、と自覚しながら全力でマラソンを走ってました。
なんとか休もうとシッターさんを探すも見つからず、頼める友人を夫にも頼んで探してもらうも見つからず、もはや電話しながら涙が止まらなくなる始末。
ちょうど子どものピアノのレッスンがあり、ピアノの先生がボロボロの私の様子を見てレッスン後にかけてくれた気遣いの言葉につい耐えられずさらに涙してしまい、「数時間でもゆっくり一人になる時間が必要」と、先生が子ども2人を公園に遊びに連れ出してくれたこともありました。。。そんな優しいことありますか(涙)
それでも。
自分で決めたからには、この「無理」をしてでも、達成したいことあったのですよね。
以前のように自分の限界を低く見積もって諦めるのは、もうやめたかった。
それに何より、一つ一つ壁を乗り越えながら作り上げる仕事は、チャレンジングでエキサイティングであり、楽しかったのです。
そういう意味で、自分で作り上げた現実でもあったわけです。
日々ギリギリに向き合うワーママの皆さんを勝手に表彰したい
このときの例は極端ですが、小さい子どもがいながら働くというのは、大なり小なり、限界ギリギリに直面する場面があると思います。
大事なプレゼンの日に子どもの発熱、商談の最終局面を午前中に控えた日の朝に、イヤイヤ期の子どもがどうしても保育園に行かないと頑として動かない、とかとか。。
そんな小さなこと、と思う人もいそうですが、連続して続くその状況に、精神的疲労とストレスは小さな埃のようにどんどん積み重なっていきます。
そしてその積み重なりと、周囲の無理解から、どこかで心がぽきっと折れてしまうことも。
だから、育児家事の責任を引き受けながら仕事も頑張る世の中のワーママの皆さんには、
「それ、誰も褒めてくれないかもしれないけど、普通のことじゃないし、あなたは、最高にエラい!!国民栄誉賞もらっていいくらいなんですよーーー!!!!」
と、拡声器で日本中に叫びながら、心からのエールと賛美を勝手に送りたい気持ちです。
無理をやめてみる、やりたくないことを手放すための手帳
ちょうど前年の11月に出会って使い始めていた手帳がありました。
その名も小田切あさぎさんという方が作った「欲望全開手帳」!
”欲しいものを全て手に入れて思い通りの人生を手に入れる”、”自分のどうでもいいと思える欲望に素直になって、最高の人生を楽しむ”ための手帳。
あさぎさんの伝えるメッセージは
「やりたくないことをどんどんやめてみる」
「やめた時間を本当にやりたいことに使う」こと。
1〜2月の自分の状況となんと逆説的な・・・・
毎月1回、全13回のセミナー付きで、手帳なのに19,800円(笑)。※2022年版の値段です。
でも、全然高くなかった。
あさぎさんの衝撃的とも言える言葉が1年の間にゆっくりと自分に浸透していき、本当に色々手放すことになるとは・・・
興味を持ったそこのあなた!!残念ながらもう2023年版の手帳は完売です(笑)
手帳は買えませんが、代わりに全てのメッセージが詰まったあさぎさんの著書のリンクをこちらに。↓