育休から復職して1週間の今の気持ちを残す

6月1日に職場復帰をして、1週間。

緊急事態宣言が明けて保育園が始まり、近所の園に転園した上の娘(3歳)と、同じ園の1歳児クラスに入園した下の息子(1歳)の2人とも、慣らし保育を開始しながらの、自分も慣らし勤務開始。今週はまだ昼までの園生活なので、お迎えに行き、午後からは育休中に準備したわが家の「両立チーム育児」メンバー、“ご近所に住む台湾人のサポーター”さんにお願いしシッティングしてもらっている。
私の住む地域は現在も「登園自粛」を求められているので、迷いながらも週3回の登園を申し込み、残り2日は私が有給を使いながら自宅保育することに。
そして私は全日在宅勤務とし、出社する予定は未だない。在宅勤務ならと、時短勤務で復職予定だったものをフルタイムに変更。9時から18時まで、フルフルで働いている。17時くらいからは子どもを見ながらだましだまし仕事をし、その間にサポーターさんに夕食を作ってもらっている。18時に仕事を終えたらすぐに夕食が食べられるので、何とも快適。

そんなドタバタ1週間が過ぎて思った、今現在の感想。

在宅勤務は素晴らしい。通勤時間が無いって、なんて時間が有効に使えることか。そのおかげで、フルタイムで勤務ができる。
●チーム育児サポーターさんをお願いしたことで、子どもの通園が半日でも仕事ができている。サポーターさんなしでは復職はあり得なかった
●保育園通園が全日可能になり、登園自粛要請がなくなったとしても、夕食作りなど夕方~夜のヘルプでサポーターさんをお願いすることは続けていきたい。そうすれば、子どもたちに負担をかけずに私もフルタイムを続けていくことが可能になると思う。
●在宅勤務で上司や同僚と直接顔を合わせられない分、コミュニケーションを通常の何倍もしっかりやろう、と決めている。今日やることを勤務開始時に、今日やったことを勤務終了時に上司と同僚に必ず送って仕事の見える化をするほか、メールだけではないチャット&ビデオ通話をなるべく使うように意識。それでもまだ足りないことを実感中なので、どうしたものか。
●仕事の性質上、いろんな部署のキーパーソンとお近づきになる必要があるが、在宅だと無駄話ができない。オンラインランチ会など企画してざっくばらんに話せる機会をつくろうかと企み中。
●在宅だと仕事とプライベートの切り分けがうまくできずダラダラ仕事をしすぎてしまう、という話も聞くが、サポーターさんの仕事により強制的に夕飯の時間が来て、子ども時間が始まるので、今のところそんなことはなさそう。むしろできないし、第三者が家庭に入ることで生活リズムも整う。日中にギュッと集中して時間内にやりきる、という方向で今後も自分でコントロールしていきたい。

改めて振り返ると、今回の育休は、足元から自分自身を見つめなおし、「何のために働くのか?」「自分は何がしたいのか?」を改めて考え直した日々だった。

産休に入る前は
「本当にこれからも私はこの仕事をしていくのだろうか」
「この職場でいいのだろうか」
「毎日朝から晩まで息つく暇もないこんなきつい日々を続けてまで、私は仕事をしたいのだろうか」
と自分に問いかけては答えも出ずにモヤモヤの日々を過ごしていた。

でも今は違う。
前と同じ職場に別の役職で戻ることになり、そこで自分が実現したいこと、働く目的について、今目の前いんは迷いはない。
作り上げたい自分や家族の未来の姿と、働く上での「軸」ができた気がする。

でもきっと、現実の生活の中で、これはただの理想だったのかも、と壁にぶち当たることが必ずあると思う。
だから復帰前に決めたMYルールと、3年後にありたい姿を、今残しておきたい。

MYルール
①やりすぎくらい人とコミュニケーションを取る(自分がやりすぎと思うくらいがちょうどいい)
②朝に振り返りの自分時間を確保する(4時起き目標)
③自分メンテナンスの時間を月1回以上確保する
④自分に厳しいことを自覚し、自分を責め始めたら瞑想時間をとる
⑤夫を尊重し、子どもにも伝わるように言葉で表す
3年後の働く未来予想図
①自分のペースで働く
②やりたいことにチャレンジできる環境
③働く場所は自由に選べる
④意思決定できる立場にいる
⑤自分がWomen's Healthに関して必要・意義がある・面白い・新しい、というアンテナにピンとくることに仕事で取り組んでいる

育休コミュニティ卒業のときに、贈ってもらった言葉がある。
ーNo border 
ー現実をMIRAIS化する
ーあなたの1歩はみんなの1歩

境界を自ら越えて、これまでの常識を疑い、自分の作りたい未来を作るため自分がその変化になる。そして、私が進めたその1歩は、同じ境遇の仲間にとっても大きな1歩になる。

「どんなときも、あなたは可能性の塊です」(by 育休コミュニティMIRAIS代表まゆみん)

自分の可能性を自分が信じよう。
仲間がいることを忘れず心の支えに。

また今日からの1週間の現実が、自分のありたい未来に近づく時間になるように。

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