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自転車通勤者の愚痴

※トップ絵は「自転車での長距離移動に疲れたので飲み物を飲みながら休憩している女の子」というお題でSpellaiさんに描いていただいた一枚。

自転車が見当たらないんだけど、どこかに置いてきたのだろうか……?

トップ絵について

毎日同じ道を走ると

昨日も通勤の話(といいつつ、コンビニのワンオペの話でしたが)を書きましたが、毎日自転車で、自宅から職場までの約九.五キロほどの道のりを、だいたい四十分くらいかけて通っているんですが、毎日同じ道を走っていると、「日本って国は自転車に優しくねえなぁ」なんてことを思ったりします。

自動車からも歩行者からも邪魔者扱いされますし、歩道(自転車走行可の)も車道(路側帯)もどちらにしろ自転車にとっては走りにくい。

市街地でも歩道はフラットではないところも多く、また歩道も広くはないので歩行者をやり過ごすのに気を使うし、車道は車道で路側帯付近は結構凸凹してますし、そこまで広めに作られていないので、後方から接近するトラックを警戒しながら走るのは、結構気を使います。

そもそも走る場所がない

で、徐々に市街地を離れて、街路灯も徐々に減っていって、田園風景と雑木林が目を和ませるようになってくると、だんだん自転車で走るのがシンドイ状況になってきます。

まず、歩道の管理が杜撰になっていって、雑草が生い茂り、走行可能は部分は実際の歩道の幅の三分の一くらいになっていたり、落ち葉の堆積が多くて雨が降ったらスリップしそうな状態だったり、あと唐突に歩道の真ん中付近に道路標識がニョキって生えてたりするんですよね。

車道も舗装がどんどん凹凸が激しくなって、雨の日は轍に雨が溜まって、それを横を通り過ぎるトラックが盛大にこちらに向かってブチまけていくので、雨ガッパが意味をなさないくらいずぶ濡れになったりします。

でも、まあ、走れる場所があるだけマシで、歩道が唐突になくなって、その先は路側帯すらなくなり、車道の幅が道の幅という道路に変わります。

自転車は、車道の左端をトロトロと走らざるを得ない状況になり、通行量が多い時は後続の自動車が自転車を追い越せずにちょっとした渋滞になってしまったりして、こちらも申し訳ないし、自動車に乗ってる方もイライラする。

で、夜中になると街灯がほぼないので、暗くて歩道の状況が把握できないので、より路面を把握しやすい車道を走ったりするんですけど、隣をすごい勢いで追い越していくトラックに何度も驚かされたりして肝を冷やすのが日常になっています。

僕の主観でしかないけれど

これらの感想は、あくまで僕の主観でしかないし、自動車には自動車の側の言い分はもちろんあると思う。

ただ、僕が言いたいのは、国(県もしくは市かもしれませんが)は自動車やらガソリンやらに沢山課税して、庶民から金銭を巻き上げているのに、どうしてこんな道路の状況なのかという憤りが強いことです。

先日、Facebookの地元のグループに、そんな愚痴を書き込んだんですが、市会議員さんがいち早く反応してくださって、関係する部署に対応をお願いされたんです。

それから数日後、問題の箇所はやや草刈りはされたみたいなんですけど、抜本的な対応ってのは流石にできないようでした。

まあ、そりゃあそうでしょう。
道路を整備するのも金はかかるし、道幅を増やして歩道を整備するとなると、土地の問題も出てきますから。

でも、僕は思うんです。

多分、僕以外にも困っている人はいて、毎日怖い思いをしながら、自転車でその道を通っているんじゃないかなって。

そんな人(僕を含む)が、何かの拍子に事故に巻き込まれたとして、その原因は一体何なのだろうかと調査がされた時に、どれだけの人が「道路が悪い」と判断するだろうか?と。

おそらくは、自動車と自転車の双方の事情だけを見て、事故原因を決めつけるでしょう。

でも、この場合は、一番の原因は道路にあるわけです。

この「起きるべくして起きた事故」の責任を道路管理者は取ってくれるのだろうかと。

まあ、そんな感じでストレスの多い自転車通勤ですが、しばらくは続けなければならないのでしょう。

他人事みたいに聞こえるかもしれませんが、何事もなければいいなと思わずにいられません……。

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