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憧れのベロベロ

上は大火事、下は大水

僕が自己破産したのって、なーんでだ?

……という、超ビミョーな自虐ネタを思いついたのですが、モラル的に封印するのが適当なのでしょうが、焼酎でほろ酔いのあまり、noteを使って成仏させました。

ごめんなさい。許してください。

ギャグのセンスがアレなのは仕様です。

さて、僕は「せんべろ」って言葉に憧れがあるんですよ。

なんというかね、なんかこう、「楽園はここにあった!」的な、そんな憧れがあるんです。

なんたって、「千円」で「ベロベロ」になれるらしいじゃないですか。

ベロベロってどんな感じ?

この「ベロベロ」って言葉に夢みがちな若者どもは、「せんべろ」なお店に行くのは危険すぎるので、路上でストロング缶五百ミリあたりを一気に飲んで、酔いが回った状態で聞いて欲しいんだけど、公衆の面前で本当にベロベロになるまで呑むのは、本来マナー違反なのであって、感覚的に言えば、「せんべろ」と言いつつも「せんほろ」ぐらいの表現が適当なんだろうね。

千円あればほろ酔いになれる、程度の気軽にアテとサケが頂ける程度のサービス。

ベロベロになってしまったら、周りに迷惑かけてしまうからね。

僕で言うと、痛飲して帰宅した後に、酔拳を演じ始めたら「べろべろ」である。

そのあと昏倒して、起きたら酸っぱい液体を内臓から逆流させて、トイレでこの世のものとは思えないような嗚咽を漏らすようになる。

そしてまた昏倒する。

末長く永眠した方が、世のため人のためになるのではないかと思う程度に恥ずかしいことを散々しておいて、酔いが覚めたら「そんなことしましたっけ?」というハジシラズモードを発動させながら、心の中では「僕、昨日何したかなぁ?」と、かなり疑心暗鬼になってしまう。

それがベロベロ。

正直、そこまで酒を呑んだら、翌日の体調に異常をきたすので、明らかにダメな状態なんだけど、それでもそうなってしまう時がある。

そうでないと、やってられない時がある。

まあ、今まさに、そんな塩梅なんですけどね僕自身が。

そう、今まさに、僕自身が、あと一杯呑むべきか、呑まざるべきかをこころに問うている状況なんですよ。

それが、ベロベロの一歩手前。

「(これ以上)呑んだら仕事に差し支えるな」と気にしながらも、「この心の憂さを晴らすためには、もうちょっと前後不覚になってしまいたい」と葛藤するタイミングが、「ほろ」と「べろ」の境にある、わずかな差であって、黄河のような広い川の彼方とこちらくらいの大きな違いが出てくるあたり。

これを「良識ある酒飲みの分水嶺」なんて言うそうです(嘘。今僕が適当に言ってるだけ)。

話が暴れ馬になってるので、手綱を引き締めよう、ヒヒン。

あ、それでは僕が馬だな。

暴れるほどの暴れん坊だった息子も、ここ十年単位はおとなしいものだけれどな!(書いてて悲しくなってきた)。

かつては「500べろ」があった

バブル期の終わり頃の話なんですけどね、二千円程度で二時間食べ放題呑み放題、カラオケ歌い放題という、よくわからない店がいくつかあったんですよ。

名古屋の栄四丁目、ゲームセンター「サーカスサーカス」の裏あたりに一件あって、そこが時々、主に週末にワンコインで二時間食べ呑み歌い放題をやってて、当時専門学校に通ってた僕は、友達と毎回顔を出しては馬鹿騒ぎをしていたわけですよ。

まあ、呑み放題は、居酒屋で出てくるカクテルオンリーで、食べ放題は今からレンチンで提供できそうな冷凍食品オンリー。

なので、いい酒を呑もうとすると場違いでしかないんだけれど、友達と酒飲んで騒ぐには、ちょうどいい場所だったわけだね。

しかも、その五百円で楽しめる日は、普通にカラオケに行くより安かったから、そこまで仲のいいわけでもない知り合い(特に女の子とか)なんかも誘って「これを機に仲良くなりたい!願わくば話とかしたい!いざとなったらあーんなことやこーんなこともさせていただきたい!」なんて下心が半分以上漏れ出てる感じで、大勢で遊びに行ったわけだ。

なので、今でいうところの「せんべろ」みたいなコンセプトとは大幅に違うのだけれど、こっちの方が「ベロベロ」という言葉にはマッチしてるよなって思う。

まあ、あれは酒を楽しむ呑み方ではないから、勧められるものではないんだけれどね。

大人の酒呑みとは

そんな呑み方は若い人に任せておけばいいと思うんだよね。

齢三十五を過ぎたあたりから、一人酒を呑むことが多くなり、金持ってたらオーセンティックなバーなんかでバーテンダーなんかに愚痴をこぼしたりしてね(漫画に毒され過ぎだという意見は言わないで欲しい。んなこたぁわかってんだこっちも)。

でも、冒頭でも述べた通り、人として問題になる程度に金がない(いや述べてないな。滑るギャグに想いは忍ばせたが)ので、そんな一杯呑んだら山岡家でプレ塩豚骨が喰そうなお代のカクテルではなくて、場末の居酒屋で、合成酒を水で割ったかのような「水っぽい酒」を二〜三杯と、軟骨の唐揚げくらいのアテなんかを突きながら、とりあえず現実感が薄くなる程度に酩酊するわけだ。

あれですよ。
若い人ならね、グデングデンのベロンベロンになって、ポストあたりに「オメエ酔っ払ってんなぁ!全身真っ赤じゃねえか!」と絡むような呑み方をしても「若えなぁ」で済まされるんですけど、僕みたいなジジイが同じことをやっちゃあご乱心ですわな。

だもんで、まあ「せんべろ」でほろ酔いになって、「おっちゃん、酔っ払ったよぉ」くらいで店を出るのが粋なんでしょう。

間違っても、路上にストロング缶を並べて、座り込んで大人数で盛りがっちゃダメです。

それだとチンピラになっちまうからね。

結局何が言いたいか?

言いたいこと?

んなもんは無い!

単に酒飲みながら適当にiPhoneポチポチしてお筆先をしたためている次第なのだ。

お主の貴重な時間を頂いてしまい、大変心苦しく思う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

風邪などひかれていませんか?
せいぜいご自愛くださいませ。

……と、頭のイカれた珍々文を書き散らすのもこれくらいにしておいて、そろそろ仮眠に戻ることにするよ。

それでは皆さま、アデュー★
(これ、後で読んだら恥ずかしくて消すかもしれないなぁw

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