ポールちゃんにミラクルは起きるか？
※トップ絵は「繁華街でデモ行進をする女の子たち」をSpellaiに描いていただきました。イージーモデルの表情に「怒り」を設定してみたんですけど、この娘たち、あんまり怒ってないですなぁ……。
ポールと聞くと
真っ先に思い出すのがスネークマンショーのアレだったみなさん、コンバンハ。
僕もモチロンそっち側なのですが、そうでない方は、以下の音声をお聞きください。
……なんて、冗談はさておき、今回話題にする方のポールちゃんは、先日グリーンランドで捕まった方の、トドみたいな方のポールちゃんだね。
ちょいと前に、こんな記事を書いたんだけれど、まあ、その続報みたいなものが、いくつか入ってきたので、思ったことを書こうかなと。
どうせ逃がされるんだろう
僕はもう、最初から全く期待はしてなくて、また以前みたいに逃がされるんだろうなーって思っているんです。
理由は、まあ、世の中のというか、欧米社会的には彼のようなヒーローを簡単に失うわけにはいかないだろうなーって思ったんですよ。
まあ、今回彼が捕まったのが、かつてはハイ・ノース・アライアンスの一員でもあった（今はどうだか知らん。ドメイン失効でサイトがなくなってるし）グリーンランドだったので、その意地でなんとかしてくれるかもしれないけど、世の中的には「ポールを釈放しろ！ 日本はクジラを殺すな！」って意見に染まるんだろうと、想像しちゃったからなんだよね。
捕鯨問題に関して言えば、日本や日本人の多くが考えている正義や理屈は通用しないことが多くて、日本がIWCを抜けたのは、そこに起因する「無意味な衝突に嫌気がさした」からなんだろうなーって、僕は思ってます。
今回も、今は話題になってて、どこそこの大統領がああ言った、どこそこでデモが起こったなど、定期的にニュースとして僕らが目にすることもあるでしょう。
でも、まあ、あんまり期待した展開にはならないだろうなーって。
今回はデモがあったらしい
まあ、数日前のニュースを今更目にして、何周遅れでヤイノヤイノと書くわけなんだけれど、このデモやってたのがグリーンランドではなくてフランスやイギリスでのことらしい。
ポールちゃんが拘束されてるであろう地でやりゃあいいのに、シュプレヒコールをあげるだけが生きがいの連中だからか、そこまで行ってことに及ぶだけの度量はないのかもしれない。
ま、それはそれとして、彼らの主張の中に「人権侵害」だとかのワードが出てきて、ヘソで茶を沸かしそうになったんですけど、彼らは彼らのしてきたことや言い放ったことに対しては、どう言い繕うつもりなんだろうか？
ザ・コーヴで散々出鱈目を垂れ流してきたこと自体が、色々アレな上に、その後に送り込んできたチンピラどもがやってきたことも、現地の人たちにとっては本当に腹の立つことだったわけで、その辺の申し開きもないのに、何が人権侵害なのかと、小一時間（ry
少なくとも僕は、彼らの一部が太地町に向けてきた悪意について一生忘れないし、調査捕鯨をしている船に対してしてきたことも、忘れることはないだろう。
まあ、彼らにとっては「我々の差別はいい差別で日本人の差別は悪い差別」なのだろうから、こういうことを書くこと自体、無意味なのかもしれないけれど、自文化中心主義の根強い欧米人のバランスの取れなさみたいなものは、僕らも理解しておいた方がいいかもしれないな、なんてことはちょっと考えてみてもいいかもしれない。
寝ぼけ海鼠で申し訳ない
遅番（残業1H）から帰ってきて、ふと思い立ってこの記事を書いているけれど、あんまりまとまらないから、またの機会に続くわけだけれど、仮に本当に日本に身柄が送られてくるようなミラクルが起きたとして、どんな展開になるんだろうかと、気にならないでもないけれど、まあ取らぬ狸の皮算用ってものだろうから、あのトドの使い道は、その時になってから考えてもいいかもしれないですね……。
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