正直選挙に行きたくない

いや、行くんですけどね

今は特に行かなきゃいけない気がしていますし、この「行きたくない」気持ちを利用されて、この先さらに住みにくい世の中になってはたまらないからね。

ただ、ここ数年、本当に「政治に期待するなんてバカがすることだ」という絶望にも似た気持ちが強くなってて、投票はすれど結果に期待しないという感じで、真剣に考えるのが億劫になっていたんだよね。

僕自身は、人の手を介して国の舵取りなんかしていたら、迅速な判断が必要な時に無駄なタイムラグが出てしまうだろうし、この先はそうした出来事が多発するだろうから、政治なんてものはとっとと人間の手から切り離してAIに任せるようになってほしいと思っているわけなんだけど、恐らく誰もそんなことは望んでいないだろうし、そのレベルまでAIが進化するなんて、あと十数年（もっと？）待たなきゃ難しいだろうなとも思ったりする。

だから、まだまだ人間の手で政治を執り仕切る必要があるのだろうけど、投票なんてプロセスがあるからこそ、自分たちの失政を問題のすり替えで不問に伏されるようなことが起こり得るわけで、だから今回の選挙なんかもそんなことが起きるのだろうと思ったりなんかしてるんですね。

いま必要なことは何か？

物価が高騰して、暮らしていくことがしんどくなってきている昨今、そうした景気への施策や物価高をどうするかという施策をどうにかしてほしいと考えている人は多いだろうか、同様に給与が増えて生活が楽になってほしいと考える人も多いと思う。

何重課税になってるかわからない税金の問題などもあるでしょう。

本来は、そうした「生活に直結すること」が、政治の争点であってほしいと思っている人が多いのではないかと僕は思うのだけれど、そこに触れようとしないで、「自分たちはクリーンな政治をします！　某教団とは無縁です！　裏金なんてありません！！」と選挙ポスターに書いちゃってる候補者がいたりして、「ああ、この候補は、この期に及んで論点ずらす気満々なんだなぁ」と残念に思ったわけなんですよ。

誰に向けての政治なの？

対立する政党なんかも「ウチはあの党とは違ってクリーンな政党だ」なんてことを言ってて失笑のあまり草も枯れるわけなんだけど、そうした政治家の皆さんは、どっちを向いて政治をされるおつもりなのだろうかと、真面目に気になってしまう。

政治と金？
政教分離？

いや、そこは重要じゃなくて「どうすればみんなが幸せになれるか？」が重要なんじゃないんですかね？

そりゃあまあ、某教団のやり口は酷いし、とっとと消滅してほしいとは思うけど、同様に某政党の支持母体も、無いなら無い方がいいと僕は思ってる（親がハマってしんどい思いしたからね）。

でも、問題はそこじゃ無い。
そこをクローズアップしても、救われる人はごく少数で、より重要で、迅速な判断が求められる問題が沢山あるはずなんだ。

投票する前に考えて

これから期日前投票する人や、当日に投票する人は、投票する前に少しだけ考えてほしい。

その一票は、本当に自分や身近な人を幸せにできる人に投じていますか？

その人に自分や身近な人の人生を預けることができますか？

僕も真面目に考えて、投票したいと思います。