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やっぱり工場ワークはお勧めできない
正社員なら少しはマシなんだろうけど
非正規で、いくつかの工場的な職場を転々として、5年くらい経ったわけだけど、やっぱりこの働き方ってのは、特に若い人にはお勧めしたくない。
まあ、手軽に職に就くことができるし、何気にハードルは低いし、仕事自体はそこまで難易度は高くはないので、仕事を続けること自体は楽なのかもしれないけど、将来性というものが全くないんだよね……。
以前にも、こんな記事を書いたのだけれど、その時の食い扶持を維持するだけのために労働力を提供するってだけの関係性なら、まあいいと思うんだ。
でも、もし仮にその仕事を一生続けられるかって話になると、多分一生は続けられないと思う。
それらの職場には、そこまで深みのある仕事はないし、非正規ではそこまでの責任を求められないから更に上の仕事を任されることもないわけで、更には派遣社員には三年ルールという残念なルールがあって、同じ職場で働くとができるのは三年までで、再び同じ職場で働きたくても三ヶ月以上経過しないと雇用できないわけだ。
そんなデメリットがあるとなると、若い人が非正規雇用で単なる労働力を提供し続けるだけの存在になり続けるってのは、あまりお勧めできることではない。
同じく工場関係の非正規雇用で働いている五十過ぎのオヤジが言っても信用皆無なんだけれどさ、これを読んでいるあなたが、もしまだ30代くらいまでで、非正規雇用で働いていて、将来に不安を感じているのであるなら、まずは非正規で働いている現状から抜け出して、新しい環境で生きるために何をするかを考えた方がいいかもしれない。
ハローワークあたりでキャリアの相談に応じてもらったり、就職相談会にできる限り顔を出して、どんな仕事があってらどんな人を求めていて、その中に自分が活躍できそうな場所はあるのかを探してみるのも手かもしれないし、できそうな資格を取得して、そこをベースにして次に何を仕事にするかを考えてみると良いかもしれない。
仮に非正規雇用で生き続けるにしても、何かしらの資格は取っておいた方がいいと思う。
工場系ならフォークリフトや玉掛け、溶接だとか、使える資格を吟味しておくと、給与に反映されるし、できる仕事も増えてくるから、余裕があると気にでも取得しておくと良いかもしれない。
とりあえず、若い人に伝えたいのは、「企業に消費されるだけの仕事なら、そこから抜け出した方がいい」ということだろうか。
今のあなたを大切にして、次のあなたを見つけてほしい。
そのためにも、一度今の自分の棚卸しをしてみるといいかなと、そんなことをふと思った。
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