再生記念日
昨日、弁護士さんに、正式に自己破産の手続きをお願いした。
法テラス経由で、手続きのお願いをしているため、まずは法テラスへの手続きを始めるため、実際の着手はそちらの可否が出てからということになるのだろう。
これからもう少しは、様々な債権者の方々から「どうなっとるの?」という電話やハガキがあるだろうが、正式に手続きが始まるまでの辛抱ということになる。
様々な後悔が脳裏をよぎるが、それは既に後の祭り。
僕は、自分のしでかした方から、逃げるという選択肢をとった。
というか、状況的にそれしか選択肢がなかった。
できることなら、任意整理に落ち着きたかったが、今後の人生がよりハードモードになってしまうことを考えると、奥様の生活を支えながら、一人で家計を維持するのは、ほぼ無理だろうと思ったわけだ。
とにかく、賽は投げられた。
僕は今までの自分のだらしのない生き方を悔いて、再び人生を仕切り直すことになる。
昨日、二〇二四年五月十六日は、その記念日になるだろう。
弁護士さんの話では、正式に動き始めてから、免責が降りるまでに四ヶ月程度かかるだろうとのこと。
まだウサコが回収されるまでは、これまで通りにウサコで通勤、その後は免責が降りて次の愛車が手に入るまでは、バスが自転車の通勤となるだろう。
まあ、仕方がない。
恥の多い人生に、また一つ恥の跡ができただけだ。
とりあえず、前を向いて、歩き出すとしようか……。
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