AKB48との出逢い
AKB48を知ったのは今からもう10年以上前の2011年はじめ頃。私が小学4年生のとき、学校の友達が既にAKB48が好きで知らぬ間に私も気になっていました。(当時、学生だった人にありがちな流れだと思います) ちょうどその頃AKB48は、「桜の木になろう」を発売中でした。私は親が使っていたノートパソコンを小学生ながら駆使し、YouTubeに違法アップロード(最悪)された音楽番組で披露している「桜の木になろう」を血眼になって何回も再生し見ていました。そこで私は初めての推しメンと出会いました。
それは私の友達の間でもダントツで1番人気だった板野友美さんです。何故、当時小学生の間であんなにともちんが人気だったのか今でもたまに考えてます(考えるな)。みんな"可愛い可愛い"と言っていたのは覚えています。そして、ともちんの存在により私はAKB48がもっと好きになり気づけばインターネットでAKB48のことを検索し始めていました。(好きという気持ちがパソコンを殆ど触ったことがなかった子供を動かしていたようです)(恐ろしい)
それから自分で色々検索した結果、AKB48には「握手会」というモノがあることを知りました。調べれば調べるほど行ってみたいという気持ちが湧き上がり、親に行きたいとせがみ…なんと、マリンメッセ福岡で開催される「桜の木になろう全国握手会」に参加できることになりました(親に感謝)。CDショップに行き初回限定盤を2枚購入し無事に全国握手券を手に入れ遂に当日、母親と一緒に生のAKB48を観る為に高速で1時間半の道のりを走り福岡へ向かいました。
到着し、マリンメッセ福岡の中へ入るとそこはスタンドアリーナ共にほぼ満席の状態で人に埋め尽くされていました(13000人来場してた模様)。私達はギリギリ女性子供優先エリア(=当時はスタンド)を確保することが出来、案内してもらうとまさかのステージに1番近いスタンド1列目だったのです!この時のワクワクドキドキ感は今でも鮮明に覚えています。ミニLIVEが始まり最後メンバーがはけるときに誰かがコッチに手を振ってくれて(初心者すぎて双眼鏡など何も持ってない)純粋な小学生は自分に手を振ったと思い込みテンションMAXでした。(今調べてたら、このとき来場者が予想を上回りLIVEの開始が45分も遅れたらしい、いかにもAKBぽい話ですね)(ちゃんとしろ)
この日福岡に来ていた人気メンバーは前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、柏木由紀さんなどでした。持ってる券は1枚、ミーハー小学生はあっちゃんに会いたい人が殆どでしょう。私も最初はあっちゃんレーンに並ぶ予定でした。が、なぜか当時の私は直前でたかみなに心移りしたようで(理由はよく分からない笑)。母親からも"あっちゃんじゃなくていいの?"とか聞かれた記憶がありますw結局たかみなレーンへ並び、自分の順番まであと2人ぐらいになるとたかみなの声が聞こえてきて緊張でおかしくなり、たかみなを目の前にした時には話すつもりの内容も当然の如く忘れ「ありがとう」と満面の笑みで言われあっという間に初めての握手会、初めての生のAKB48が終わりました。その後、たかみなと握手した手に香水のいい香りが付いてるのを嗅いでました(キモすぎ)。細かな描写までこんなに鮮明に覚えているのは自分にとって衝撃的な出来事だったんだなと今になって思います。これを機に見事に私のAKB48への"好き"な気持ちはどんどん大きくなり続けていきました。