伊東純也事件は「冤罪」であり、新潮社による「犯罪」である。
「週刊新潮」が報じた、伊東純也の一件については、今では、完全な冤罪であると私は確信している。そして、2024年1月31日のデイリー新潮の報道が出てから約2ヶ月たったが、3月29日現在においても、「週刊新潮」は実質的な続報を出さず、謝罪訂正記事も出さないまま、沈黙を守り続けている。
私は2024年2月10日の時点で、伊東純也の件で、次のnote記事を書いた。
このnoteでは、今回の事件は、本質的には、X氏とA子との間のトラブルであり、伊東純也と専属トレーナーは無実であり、トラブルに巻き込まれただけであることを解説した。多くの方に読んでいただき感謝している。
伊東純也の件については、YouTuberのRIDEさんと対談させて頂いた。RIDEさんは、週刊誌ファンのYouTuberである。特に、週刊文春と週刊新潮をかなり読み込んでいて、週刊誌の記事の読み方に鋭いものがある。
基本的に週刊誌の記事はフィクションが含まれていると考えて読むべきだというのがRIDEさんの考えである。今回の伊東純也に関する「週刊新潮」の記事は杜撰であり、このような記事のせいで、伊東純也が試合に出場できなくなり、サッカー日本代表の試合を見る楽しみを毀損されたことに対して、怒りを表明されている。
RIDEさんとの対談は、約1時間、合計6本の動画がある。以下のリンクからたどれるので、こちらもぜひご覧いただきたい。
①「なぜ伊東純也事件をNOTEに書いたのか?」
②「マネージャーX氏の問題点について」
③「マネージャーX氏の怪しいブログについて」
④「各インフルエンサーの思惑とA子の実像」
⑤「伊東純也とX氏と加藤弁護士の距離感について」
⑥「北朝鮮陰謀論と週刊新潮」
このnoteでは、まず上記のYouTube動画でも話した内容の一部を紹介することにしたい。次に、今回の伊東純也の件で、最も悪質であると私が考える「週刊新潮」の手口等を解説することにしたい。
X氏の関係者?が書いたと思われるnote
まず最初に、③「マネージャーX氏の怪しいブログについて」で話した、「伊東純也の件は、ほぼ解決している」というnoteを紹介する。
このnoteは、伊東純也のことよりも、X氏に関することがメインで書かれている。2023年6月の日本代表のペルー戦の試合後のホテルにいた時、X氏はこのように考えて行動したのではないかという推測が書き綴られているのだが、このnoteを読んでいると、X氏から言い訳を聞かされている気分になるのだ。みなさんも是非このnoteを読んでいただきたい。
一例として、ホテルの飲み会に関する記述を引用することにしたい。
要するに、「試合観戦や飲み会、ホテル飲みは、X氏が企てた、A子とB子を伊東純也の関係者に仕立てるための勉強会だった」ということだ。しかしこうした推理は、普通の人ではなかなか思いつかない。というか、このような言い訳を思いつくのはX氏だけではないだろうか。
しかしながら、X氏にとっては残念なことだが、この言い訳は全くの嘘であることが判明している。FLASHの記事から引用するが、2023年6月の事件の前に、X氏とA子さんの間には、次のような経緯がある。
この一件は、X上でエンターテイナー折原氏が、加藤弁護士側の訴状等を晒して詳細に解説しているが、5月の個室サウナ撮影会の時に、X氏はA子の性接待(キス、口淫)を受けている。そしてX氏は果ててしまった。
しかし、X氏は「困惑しました」と言っているにもかかわらず、その後の6月の日本代表ペルー戦では、懲りずにA子を大阪に招き、ホテル飲みまで設定していた。しかも、A子を自分の部屋に泊めようとしていた。
X氏が何をやりたかったかは明白だろう。「勉強会をするつもりだった」というのは詭弁である。
このnoteの最後は、次のように締められている。
言っていることには同意できるのだが、なんだか、X氏の心の中の叫びが溢れ出ているかのような文章である。ちなみに、このnoteの中では、筆者は伊東純也に対して、一貫して「純也」呼びである。
このnoteの筆者は匿名である。実際にX氏が書いたかどうか確認する術はない。しかしながら、文章というのは、書いた人の力量や人となり等が否応なく現れてしまうものである。
今回の件で、X氏はサッカー業界からは出入禁止になるはずだ。X氏に代理人を依頼するアスリートは、もはやいないだろう。X氏には、今回の過失、すなわち、管理するアスリートや関係者をトラブルに巻き込んでしまったことを真摯に反省して、今後の人生を歩んでいってほしい。
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「エビデンサー」平塚氏と北朝鮮陰謀論
続いて、⑥「北朝鮮陰謀論と週刊新潮」で語った、「エビデンサー」平塚氏の話をすることにしたい。
平塚氏は、X氏からの依頼で、今回の伊東純也の一件で、事態を収めようと作戦を立てて、裏で色々動いている人である。ただし、X上で本人が言っているだけなので、どこまで本当かは分からない。
ただ、仮に虚偽の内容が多ければ、さすがに伊東純也の弁護団からクレームがあって、Xのポストを止めているだろうとは思うので、かなりの程度は真実だと思って、Xのポストを拝読している。
基本的には仄めかしであり、ふわっとした内容なので、読者が色々と想像するしかない。個人的には、色々と頭を働かせるのが好きなのと、基本的に伊東純也を応援する側なので、個人的には好意的に思っている。
ただし、私は平塚氏の発信内容を全面的に信じている訳ではない。平塚氏の依頼主はX氏のため、ポジショントークも含まれていると考えるからだ。そのような平塚氏の立場はよく理解できる。
例えば、D-Sports社の親会社のアンファー社が、創業者の出自の関係から、韓国や北朝鮮のつながりがあり、日本代表の北朝鮮戦に伊東純也の出場を阻止するための妨害工作しているかのような発信があった。
しかし、サッカー北朝鮮代表がそこまでやるとは私には思えない。自分がサッカー北朝鮮代表の監督ならば、正攻法であれば、伊東純也がいることを前提に日本代表のスカウティングをする。悪巧みをするのであれば、審判を買収するだろう。
そもそも、X氏には、伊東純也に飛び火しないように、事を収めることができる機会がいくらでもあったのだ。「伊東純也がW杯予選の試合に出場することを阻止させたのは北朝鮮の陰謀だ」というのは無理がある。
それに、サッカー北朝鮮代表は、2024年3月26日に開催予定だった、平壌開催のワールドカップ予選の試合を中止にしてしまった。こうなると北朝鮮は一体何を妨害したかったのかということになる。
北朝鮮関連の平塚氏の発信については私は次のように解釈している。
依頼者であるX氏はD-Sports社を退社したが、そもそも今回の伊東純也の件では、X氏がトラブルの原因を作っており、D-Sports社や親会社のアンファー社はX氏と対立している可能性が高い。平塚氏は、依頼者のX氏が悪者にされないように話をそらすために、北朝鮮の陰謀めいたことを仄めかしたのではないかと考えている。
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週刊誌に書かせることを目的で告訴?
前項までは、RIDEさんとの対談のYouTube動画を補足する話をしてきた。 ここからは、今回の伊東純也「冤罪」事件報道に関する、「週刊新潮」編集部の悪質な手口について解説していくことにしたい。
まず最初に、2024年2月1日、虚偽告訴罪の逆告訴をした時の、伊東純也側の加藤博太郎弁護士の言葉を振り返ってみることにしたい。
ここで非常に気になるのは、女性側が「週刊誌に書かせることを目的」として刑事告訴をしてきたとの加藤博太郎弁護士の言葉である。
多くの人たちから指摘されている通り、「性被害」で刑事告訴をしたのであれば、週刊誌へ垂れ込まなくても、逮捕や起訴のタイミングで、報道機関は絶対にニュースにするだろう。わざわざ「週刊新潮」に垂れ込むのが疑問であり、加藤弁護士の「週刊誌に書かせることを目的」というのはどういう意味なのかを読み解いていく必要がある。
続いて、トラブル解決の専門家である新田龍氏の、伊東純也の件に関するXのポストを一部引用する(太字は筆者が追記)。
このポストの中で、特に重要なのは、太字にした部分である。
まず、今回の記事を企画して執筆したのは、「週刊新潮」田中敦デスクである。更に、女性側の初代弁護士は「美人局」の可能性を考えて辞任している。そして、二代目の弁護士で、ガーシーの弁護士でも有名な、高橋裕樹弁護士が、警察の取り調べの内容を秘密裏に録音し、週刊新潮の田中敦デスクに渡している。高橋裕樹弁護士と田中敦デスクのこうした行為の意図も読み解いていく必要がある。
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伊藤詩織氏と元TBS記者山口敬之氏の事件
ところで、今回の伊東純也の件は、しばしば伊藤詩織氏と元TBS記者山口敬之氏の「準強姦」事件と比較されることがある。また今回の「週刊新潮」の記事の中では、伊藤詩織氏がコメントを寄せてもいる。
この事件の報道については、今回の伊東純也の件の報道と深い関わりがあるので、詳しく解説することにしたい。
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伊藤詩織氏と山口氏の事件の初報は「週刊新潮」
まず、伊藤詩織氏と元TBS記者山口氏の事件は、次のストーリーがベースであり、それ以上の話は週刊誌をはじめとするマスコミが盛った話であると私は考えている。
はっきり言って、これは「伊藤詩織氏と山口氏の間のトラブル、男女間の揉め事」にすぎない。本来、外野が口をはさむべき話ではなく、また、週刊誌が報じる価値もない話だ。山口敬之氏はTBS記者のため、少しは知られていたかもしれないが、報道された時点では、二人とも著名人とは言い難い。
だが、この週刊誌の記事になりそうにもない一件を、一大スキャンダルとして最初に報じたのは「週刊新潮」であり、この記事を企画した記者の一人が、今回の伊東純也の記事を企画した「週刊新潮」の田中敦デスクだ。
伊藤詩織氏と元TBS記者山口敬之氏の事件については、山口氏側の立場にたって批判している人も多い。「週刊新潮」はどのように記事を企画し執筆していたか、次のnote記事を参考にしながら解説することにしたい。
山口敬之氏は、安倍晋三元首相と懇意だった記者であり、安倍元首相に関する本も出版している。一方、「週刊新潮」に伊藤詩織氏を紹介したのが、清水潔氏である。清水氏は、反権力、左翼系のジャーナリストであり、安倍政権には批判的な立場である。
この事件が最初に報じられたのは、2017年5月である。当時の日本のマスコミは、森友学園問題をはじめとする、様々な「反アベ」偏向報道を繰り広げており、「週刊新潮」も「伊藤詩織氏と山口氏の間のトラブル」を、安倍元首相と仲の良いTBS記者、山口敬之氏が犯した「準強姦」事件として報じたのである。
この件では、高輪署の捜査員が山口敬之氏への逮捕状を申請していたが、未執行となったとされており、この件に関しては、内閣官房長官の秘書官も務め、当時警視庁刑事部長だった中村格氏が取り消したといわれている。
実際には、その後、伊藤詩織氏の告訴は受理されて、捜査の結果、2016年に山口氏は嫌疑不十分で不起訴処分となった。更に、2017年9月には、検察審査会で不起訴相当となった。「週刊新潮」の初報は、2017年5月なので、不起訴処分の後である。
「週刊新潮」は、刑事告訴が不起訴となった件なのに、その前の逮捕状の未執行の一件に焦点を当てて、「アベのお仲間のジャーナリストの「準強姦」の刑事事件を、安倍内閣の内閣官房長官秘書官も務めた中村格氏が揉み消した」という盛ったストーリーに仕立て上げて、記事を連載した。
だが、「週刊新潮」が盛って作ったストーリーは杜撰きわまりないものであった。先に紹介した「伊藤詩織事件の闇」のnote記事では、「週刊新潮」の初報記事は、裁判資料と異なる部分が多く、また伊藤詩織氏自身が書いた「Black Box」とも異なる部分があったとのことである。
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「ソースロンダリング」
それでは「週刊新潮」は、どのようにしてこの盛りまくった杜撰なストーリーを、あたかも真実であるかのように、読者に信じ込ませたのだろうか。
その手口の一つが、海外メディアでの報道である。「週刊新潮」の田中敦デスクは、米国「New York Times」の記者に伝えて、この一件を報道してもらおうと画策した。そして、2017年12月29日付の「New York Times」では、この事件が大々的に報じられた。なお、この記事の中では、田中敦デスクの名前も紹介されている。
これは「ソースロンダリング」と呼ばれる、左派系の新聞や活動家、そして週刊誌がよくやる手口だ。その定義は、以下の通りである。
今回のケースでいえば、「週刊新潮」の田中敦デスクは、「New York Times」のモトコ・リッチ記者に、自分たちの主張寄りで、TBS記者・山口敬之氏の逮捕が取りやめになった件を伝えた。
そして「New York Times」で報道されると、「週刊新潮」は「伊藤詩織氏と山口氏の「準強姦」事件で、警視庁の刑事部長が逮捕を揉み消した件を、海外メディアが報じた!」という記事を出した。このようにして、根拠の弱い盛りまくった杜撰な記事であっても、読者、視聴者に対して「海外メディアが報道したから、この事件は真実なのだろう」という印象を与えることができるのである。
この手口と似たものに、国連の各種委員会で、自分たちの主張を取り入れた報告をしてもらうために、それらの委員会のキーパーソンにロビー活動を行う手口がある。そして、自分たちの主張を取り入れた報告がなされたら、「国連の◯◯委員会の報告で、この件が問題とされました」等と主張して、自分たちの主張の信憑性、正当性を偽装する手口である。いわゆる「国連の方から来ました詐欺」である。
ちなみに、こうした「ソースロンダリング」をする、左翼系のマスコミや人権団体、活動家たちと、昔から激しくやり合っているのが、自由民主党の杉田水脈衆議院議員である。産経新聞の記事から引用する。
この記事によれば、2015年、ニューヨークの国連女性の地位向上委員会のイベントで、杉田水脈議員はNGO団体ヒューマン・ライツ・ナウの伊藤和子弁護士に会ったとあるが、伊藤弁護士はロビー活動中だった可能性がある。また、この記事の通り、「児童の人身売買・児童売春・児童ポルノ」に関する国連特別報告者の発言については、外務省が発言の撤回を要求している。
ところで、杉田水脈議員に関しては、左派系のマスコミや活動家等による「差別主義者」「レイシスト」といったバッシングが非常に多い。
杉田水脈議員に軽率な発言があるのは確かだが、発言を捻じ曲げられて、記事にされることもかなり多い。その理由は、自身の正義感から、左派系のマスコミや活動家とガチで喧嘩している人であり、彼らの攻撃対象とされているからだ。下記の記事によれば、国会議員以前の西宮市役所職員時代に、極左暴力集団「中核派」のメンバーと喧嘩していたこともあった。
したがって、杉田議員へのバッシング報道は、ある程度割り引いて考える方がよい。杉田水脈議員は、左派系マスコミや活動家と戦うことを避ける、大多数の「事なかれ主義」の自民党議員よりは、はるかに日本の国益のために戦っている議員だと私は考えている。
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性加害報道への疑問・反論を封じる「セカンドレイプ」攻撃
しかし、伊藤詩織氏と元TBS記者山口敬之氏の事件に関しては、杉田水脈議員は下手を打った。杉田水脈議員の友人で漫画家の、はすみとしこ氏が、Twitterで伊藤詩織氏を「枕営業失敗」等と揶揄するイラストを投稿したが、杉田水脈議員は、それらの投稿に「いいね」を押したのだ。そのことで伊藤詩織氏に名誉毀損で訴えられたのである。
裁判の結果は、杉田水脈議員の敗訴であり、2024年2月8日に上告が退けられ、敗訴が確定した。
SNSで「いいね」を押しただけでも名誉毀損になるという、司法の判断に疑問は残るが、この判決は、性被害事件に対して検証したり、疑問を呈するだけでも、「女性に対する誹謗中傷だ」「セカンドレイプだ」「法的措置をとる」等と言われて、それらの言動が萎縮してしまう悪例を作ってしまったように思う。
「週刊新潮」をはじめとするマスコミの一方的な報道によって、世間的には、伊藤詩織氏=被害者、山口敬之氏=加害者のイメージだろう。山口氏は今でこそYouTube等のネットメディアで活躍しているが、インターネットが無かった時代であれば、完全に社会的に抹殺されていただろう。
一方、「週刊新潮」編集部、そして田中敦デスクにとっては、伊藤詩織氏と元TBS記者山口敬之氏の「準強姦」事件報道は大きな成功体験となった。
「週刊新潮」の売上げにもかなり貢献したことだろう。
盛りまくった杜撰な記事でも、ソースロンダリングで信憑性を嵩上げし、反論や疑問を寄せる人たちに対しては、「セカンドレイプだ!」と脅して、黙らせればよい。「週刊新潮」は、こうしたノウハウを確立して、伊東純也「冤罪」事件報道にも応用していったのである。
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杜撰すぎた、伊東純也「性加害」疑惑記事
「週刊新潮」編集部に、今回の伊東純也の件を持ち込んだのは、おそらく反社か反グレと思われるA子のスポンサーだろう。本質的には「X氏とA子の間のトラブル」なのだが、A子のスポンサーとしては、伊東純也を絡める形で示談金を釣り上げたいと思い、脅しの一環で週刊誌に持ち込んだはずだ。
一方、「週刊新潮」編集部は、A子のスポンサーから伊東純也の件を持ち込まれた時に、「X氏とA子の間のトラブル」では報じる価値はないが、話を盛ったり、印象操作を駆使したりして、あたかも伊東純也が「性加害」をしたかのようなストーリーにすれば、伊藤詩織氏と山口敬之氏の事件報道の「二匹目のドジョウ」を狙えると思ったに違いない。
A子のスポンサーと「週刊新潮」編集部の両者の思惑が一致し、伊東純也の記事を掲載する方向となった時、田中敦デスクが担当することになったのは、伊藤詩織氏と山口氏の事件報道の実績を買われたからだろう。
しかし、伊藤詩織氏と山口氏の事件報道の記事と同様に、伊東純也の記事は、ある意味「週刊新潮」らしいといえる、杜撰極まりない、非常にいい加減なものであった。記事の一部を抜粋して、今回の記事がいかに出鱈目であることを検証していくことにしたい。
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「デートレイプドラッグ」を使った?
まずは、「デイリー新潮」の記事から、ホテル飲みでのB子さんについての記述を引用する。
B子はお酒に強いはずなのに、この日は例外的に意識をなくしたという。暗に伊東純也とトレーナーが「デートレイプドラッグ」を盛ったかのように仄めかしているのだろう。
しかし、ホテル飲みの前にも飲み会があり、深夜3時過ぎまで酒を飲んでいれば、薬などを盛られなくても、眠くなるのは当たり前である。大体、「酒に強い」と思っている人間の方が、飲み過ぎて泥酔するのである。
ちなみに、伊藤詩織著「Black Box」には、「デートレイプドラッグ」に関する詳細な解説がある。伊藤詩織氏は「デートレイプドラッグを使われた可能性がある」と思ったとのことである。だが、「Black Box」には、ただの「デートレイプドラッグ」解説が延々と書かれているだけで、山口氏が薬を盛った根拠は書かれていない。だが、長々と書かれているだけで、山口氏が薬をもった根拠であると誤解する、リテラシーの低い読者もいるのである。
田中敦デスクとしては、初報記事で「デートレイプドラッグ」を仄めかしたので、続報記事で、面識のある伊藤詩織氏のコメント付きで、「デートレイプドラッグ」について解説した長文記事を用意していた可能性がある。
伊東純也側の弁護団の迅速な対応で、「週刊新潮」は伊東純也の件の続報を出せなくなった。仮に「週刊新潮」の報道が続いたら、「デートレイプドラッグ」を使ったかのような印象操作記事を出され、伊東純也の選手生命は終わり、社会的に抹殺されるという最悪な展開もあったかもしれない。
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無理筋の「乱交」設定
再び「デイリー新潮」の記事から、「性加害」の描写について引用する。
この状況は、男性2人対女性2人の性行為、つまり「乱交」である。
しかし、YouTuberのRIDEさんが鋭く指摘しているが、「乱交」は特殊性癖であり、普通の男性にはハードルが高すぎる。アダルトビデオやハプニングバーの世界である。仮に事実であれば、同様の性犯罪の余罪や、ハプニングバーの常連だったみたいなスクープ記事があってもおかしくない。しかし、伊東純也とトレーナーに関しては、こうした続報は全く出てきていない。
後の報道では、「週刊新潮」が報じた内容と異なるような状況や証拠なども出てきていることもあり、「乱交」ストーリーは、完全な作り話である。田中敦デスクとしては、男性2人、女性2人が、ホテルの部屋の中にいる状態だったので、1対1のレイプではなく「乱交」の設定にせざるを得なかったのだろうが、無理がありすぎたと言えるだろう。
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捏造記事の「綻び」=伊東純也「遊び人」設定
田中敦デスクは、記事のストーリーを、発生可能性が非常に低い「乱交」設定にしてしまった。この設定に説得力をもたせるためには、伊東純也が、「乱交」するようなキャラ設定にする必要があると考えたのだろう。
そこで、田中敦デスクは、ホテルの前の飲み会で、女性たちと次のような会話があったと捏造した。
まず、この飲み会は、伊東純也と専属トレーナーは、A子とB子とは初対面であり、仕事の一環としてきていたと考えるのが妥当である。A子とB子は、X氏が連れてきた仕事の関係者であると、伊東純也は考えていただろう。
そうした状況で、伊東純也が「キミたちは..」等と、初対面の女性に対して、上から目線のおっさん口調で説教なんかするだろうか。「週刊新潮」は「伊東純也が絶対に言わなそうなこと選手権」大喜利でも開催しているのだろうか。
更に酷いのが、伊東純也の「遊び人」設定である。田中敦デスクは、何も調べずに「サッカー選手なんてみんな遊び人だろう」と考えて、伊東純也の発言を適当に捏造したのだろう。
しかし、この「遊び人」設定は、「週刊新潮」の伊東純也の記事が完全なガセネタであると、多くの人たちに気付かれる「綻び」となった。
サッカーファン、サッカー専門メディアの記者の間では、昔から伊東純也は、「人見知り」「陰キャ」として有名で、インタビュー等では、なかなかうまく話すことができない、記者泣かせの選手だった。
伊東純也は、徐々にインタビュー対応ができるようになり、また、2022年カタールワールドカップのアジア最終予選で、チームトップの4ゴールを決め、日本代表を救ったエースとなり、多くの人たちが知ることになる。
そして、アジア最終予選の後から、2022年11月のカタールワールドカップ本選までの間に、NHKや民放各局で、伊東純也の特集やサッカー日本代表の特集番組が多数放送され、サッカーファン以外の多くの人たちも、伊東純也の人柄や性格を知ったのである。それらの番組のネット記事から、伊東純也に関連する部分の抜粋を2つほど紹介する。
インターネットで少し調べるだけで、伊東純也の「人見知り」「陰キャ」情報はたくさん見つけることができる。逆に、伊東純也が「遊び人」であると報じているメディアは、「週刊新潮」以外には見たことがない。
伊藤詩織氏と山口氏の事件の時は、山口氏の設定を「卑怯なスケベ親父」の設定で書いても、多くの読者に信じさせることができた。テレビ局の記者の人柄やプライベート等は、ほとんどの読者は知らないからだ。
しかし、今回の伊東純也の報道に関しては、「週刊新潮」の記事を読む前から、サッカーファンをはじめとした多くの人たちが、伊東純也の人柄等を知っていた。したがって、伊東純也を「遊び人」設定にした「週刊新潮」の伊東純也の記事は、当初から懐疑的にみられてしまった。
多くの人たちが知っている伊東純也のイメージと、全く真逆の「遊び人」設定にしたのは、田中敦デスクの致命的な失敗であり、この時点で、今回の記事は破綻していたのである。盛って嘘を書くにしても、「少しは調べろ」と言いたい。
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フランスに「メンズエステ」はあるの?
更に、デイリー新潮の記事から、ホテル飲みの前の飲み会での会話内容を引用する。
「どこから突っ込んでいいのやら」と言いたくなる酷い文章である。
まず、伊東純也がペルー戦で負傷したのは、脚ではなく腰であり、明らかな事実誤認である。
そして、伊東純也が話した「マッサージの話題」というのは、普通に考えれば、試合後や練習後に専属トレーナーからマッサージを受けているという話である。しかし、下記のLINEにある通り、A子は「おバカさん」なので、そうした伊東純也の説明を、風俗サービスのマッサージと誤解した。
この「マッサージがどうたら」というA子が誤解した話を、「週刊新潮」田中敦デスクは、「伊東純也が「メンエスによく行く。本番をやったこともある」と言った」と更に膨らまして捏造したのである。
ところで、伊東純也は普段はフランスに暮らしているのである。フランスにメンズエステがあるのだろうか?フランスのメンズエステでは、本番行為ができるのだろうか?というか、「週刊新潮」田中敦デスクは、この文章を書いている時、伊東純也がどこの国のクラブに所属しているのか、すっかり忘れていたのではないだろうか。
田中敦、お前は本当にフランスにメンズエステがあることを確認したのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。お前「メンズエステ」って言いたいだけちゃうんかと。
結論を言うと、伊東純也はメンズエステには行っていない。再び言うが、盛って嘘を書くにしても、「少しは調べろ」と言いたい。
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「被害者」ポジションに逃げ回る「週刊新潮」
ということで、伊東純也の「性加害」疑惑の記事は、「週刊新潮」田中敦デスクがでっち上げた「嘘松」記事で確定である。
サッカーファンは、「週刊新潮」の伊東純也の記事が「嘘松」であることを即座に見破った。そして、こんなくだらない「嘘松」記事のせいで、伊東純也がアジア杯の最中で代表離脱を余儀なくされたから、アジア杯で優勝するつもりでいたのに、余計な騒動を起こして、日本代表がベスト8で敗れたから、新潮社に対する猛烈なバッシングが起きたのだ。
伊東純也の「新潮」記事に関しては、同業者からも批判の声は多い。その例として、元新聞記者の方のnoteから引用する。
まさに「新潮社」という、伝統ある文芸出版社に泥を塗る、ゴミのような「嘘松」記事だろう。「嘘松」記事だとみんなに見破られて、新潮社に猛烈なバッシングが向かった時の「週刊新潮」田中敦デスクの心境を「のび太」に例えると、きっと次のような台詞になるはずだ。
「週刊新潮」は、続報記事として、加藤弁護士に対する悪口記事らしきものがあったが、実質的な続報記事を出せなくなった。おそらく虚偽告訴罪の逆告訴が想定外であり、相当効いていたのだろう。新潮社は「悪質なネット上の投稿について」という泣き言のようなリリースを出す。
しかし、こんな状況に陥ったのは「週刊新潮」の自業自得である。大体、「週刊新潮」の「嘘松」レイプ記事は、伊東純也やトレーナーへの人権侵害であり、犯罪性が明白なのは「週刊新潮」の方だ。
「週刊新潮」は、伊東純也がアジア杯やワールドカップ予選に出場できなくなったことの責任は微塵にも考えていないのだろう。そればかりでなく、自分たちは「被害者」ポジションに逃げ回り、反論するサッカーファン等に対しては、「断固たる法的処置を取る」等と脅迫して、反論を黙らせようとする。卑劣極まりないとしか言いようがない。
私は、新潮社の社員に対して、ドラえもんのこの言葉を送りたい。
「日本じゅうが新潮のレベルに落ちたら、この世のおわり」である。
それくらい酷いことを「週刊新潮」はやったのだと、新潮社の社員は肝に銘じてほしい。
また、「週刊新潮」のガセネタを盲信している読者は、新潮のレベル以下である。いまだにテレビのワイドショーやら週刊誌の見出しやらを斜め読みだけして、伊東純也が不倫だの、結局やっただの、ほざく輩がいるが、そういう連中には、同じように、ドラえもんのこの言葉を送ってあげてほしい。
「日本じゅうがきみのレベルに落ちたら、この世のおわりだぞ!!」
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女性側の告訴状のストーリーは誰が描いたのか
さてこのnoteの最後では、女性側の告訴状のストーリーを実質的に描いたのは誰なのかを考えてみることにしたい。
今回の伊東純也「冤罪」事件の女性側の告訴状に関しては、客観的な証拠に欠けていたり、女性側の住所が偽物であるといった報道があった。
「証拠」として添えられた資料といい、随分と杜撰でいい加減な告訴状であるが、告訴状のストーリーを実質的に描いた候補者は次の4名と考えられるだろう。各々の可能性について検討していくことにしたい。
1.A子
2.A子のスポンサー
3.高橋裕樹弁護士
4.週刊新潮・田中敦デスク
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1.A子
基本的にA子は、A子のスポンサーの言うことをそのまま話しているだけである。警察が受理するレベルの告訴状のストーリーを、自分で考える知能、知性を持ち合わせているとは考えにくい。A子の可能性はすぐに切り捨てることができる。
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2.A子のスポンサー
次に、A子のスポンサーである。A子のスポンサーの情報は少ないのだが、FLASHの記事に、示談交渉の時のA子のスポンサーの様子が書かれていた。
口調、容姿からしてチンピラ、輩である。悪い奴であることは確かだが、虚偽の告訴状を書けるような悪賢さは感じない。A子のスポンサーは、どちらかというと、恫喝などのスキルに長けているようにみえる。したがって、A子のスポンサーの可能性も低いと思われる。
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3.高橋裕樹弁護士
女性側の高橋裕樹弁護士が主導して、A子とB子、A子のスポンサーたちから話を聞いて、告訴状のストーリーを書いた可能性はある。通常のケースであれば、この線が妥当だろう。
しかし、そのように仮定すると、高橋弁護士の行動に解せない点がいくつかあるのと、「週刊新潮」の立場からは報道しにくい点がある。
まず、高橋裕樹弁護士が、伊東純也への刑事告訴を「週刊新潮」編集部に垂れ込む行為が意味不明である。マスコミを通じて、この件を広く世間に知らしめたいと考えたのだとしたら、「週刊新潮」編集部に垂れ込まなくても、刑事告訴の受理や起訴の時点で、多くのマスコミが報じるからだ。
「週刊新潮」側の立場からみると、高橋弁護士が作成した告訴状と警察の取り調べの録音が本物かどうか裏取りをしないと、記事には出来ない。
女性側の刑事告訴が2024年1月18日だが、前述の通り、女性側の告訴状には客観的な証拠に乏しい。告訴状や録音の裏取りをして、2週間後の1月31日に記事にするのは、期間的に非常に厳しい。
そもそも、高橋弁護士は女性側の二代目の弁護士であり、初代の弁護士がいたのである。新田龍氏のXのポストにもある通り、初代の弁護士は、この刑事告訴が美人局の可能性があると考えて辞任している。
ということは、初代の弁護士がいた時から、A子のスポンサー達からヒアリングして作成された、「これは美人局ではないか?」と弁護士が疑問を抱くような告訴状のドラフトが既にあった可能性もある。
2024年2月1日放送の、文化放送「おはよう寺ちゃん」では、「週刊新潮」塩見洋デスクが、昨年から伊東純也の件を追っていたと話していた。ということは、昨年から、告訴状のストーリーの作成していたのだろう。
また、高橋裕樹弁護士は、週刊誌の記者ではないので、週刊誌が欲しがるような、下衆な読者に受けるストーリーで告訴状を書けない。「週刊新潮」編集部で、高橋裕樹弁護士が提出した告訴状をもとに、面白おかしく盛りまくって記事を書く手もあるが、そうすると盛りまくって書いた部分の信憑性をどう担保するかが問題となる。
以上のようなことから、今回のケースでは、高橋裕樹弁護士が告訴状のストーリーを作った可能性は低いと考えられる。
高橋弁護士は、女性側の代理人として、既に作成されていた告訴状を警察に説明しにいっただけなのかもしれない。高橋弁護士は、2024年3月14日に判決が出た、ガーシーの裁判で忙しかったはずであり、A子とB子の告訴状を主導して作成する余裕があったのか疑問である。
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4.週刊新潮・田中敦デスク
週刊新潮の田中敦デスクが、女性側の告訴状のストーリーを描いた可能性は高い。また、このように仮定すると、加藤弁護士や新田龍氏から明かされた多くの断片的な情報や、かつて田中敦デスクが手掛けた伊藤詩織氏と山口氏の事件の報道等が、パズルのピースが埋まるように次々とつながっていくからだ。
まず、加藤博太郎弁護士の「週刊誌に書かせることを目的として告訴」という言葉には、二つの意味がある。
一つ目としては、告訴状の内容が、「週刊新潮」の伊東純也の記事に書かれていた内容とほぼ同じであるということだ。つまり、告訴状のストーリーは、田中敦デスクが、A子やB子、A子のスポンサーから話を聞いて、記事と同時に作成されたことが考えられる。2024年2月1日の文化放送「おはよう寺ちゃん」の放送では、「週刊新潮」編集部の塩見洋デスクが、伊東純也の件については、昨年から取材していたと話している。昨年からであれば、記事と告訴状のストーリーを作る余裕があったといえるだろう。
また、女性側の告訴状に添付された資料は、伊東純也のWikipediaの記述だったり、サッカー日本代表戦の資料、テレビ朝日系『スポーツ王は俺だ』の番組資料等、加藤弁護士の観点から見ると、客観的な証拠とはいえないものだったが、こうした冗長な資料を添付するところに、週刊誌の記者が作ったと思われる杜撰さ、いい加減さが現れていると言っていいだろう。
告訴状の住所が偽物の住所であった件は、「週刊新潮」の田中敦デスクが告訴状を作った際に、A子に「ここは実際の住所を書いてね」等と依頼したのかもしれない。そして、A子は「おバカさん」なので、住所を書き替えることを忘れた可能性がある。住所が偽物の告訴状というのも、週刊誌の記者が作ったと思われる杜撰な点である。
高橋弁護士が作ったのであれば、さすがに弁護士なので、もっときちんとした告訴状を作るだろう。
「週刊誌に書かせることを目的として告訴」という言葉の、もう一つの意味は、「週刊新潮」が記事にするためには、告訴状を作成して、刑事告訴を行って、警察に受理される必要があったということである。
その理由は、「伊藤詩織と元TBS記者山口敬之氏の事件」の章で説明した「ソースロンダリング」である。
「伊東純也と専属トレーナーが、2対2の乱交レイプを行った。にわかに信じられないかもしれないが、この件の刑事告訴が警察に受理されている」と言われたら、多くの人たちは「刑事告訴の受理」という事実を重く見て、「週刊新潮」の報道を信じるだろう。
伊藤詩織氏と山口氏の事件の報道の時は、「New York Times」に報道してもらうことで、盛りまくった記事に信憑性、正当性を与えることができた。今回は、警察に刑事告訴を受理してもらうことで、信憑性、正当性を与えることを狙ったのである。
女性側の刑事告訴の目的が「ソースロンダリング」と考えると、新田龍氏がXのポストで明かした、高橋弁護士が、警察署内での取り調べを秘密録音して、その情報を新潮にリークした理由も分かる。
「週刊新潮」田中敦デスクは、自分が書いた告訴状のストーリーを、高橋弁護士が警察にきちんと説明したかどうかの確認をするために、秘密裏の録音を依頼したと考えられるのである。
実際には、女性側の告訴状は警察には受理されておらず、「預かり」状態だったようであるが、「週刊新潮」は、この録音データをエビデンスとして自分たちが作ったストーリーの告訴状が警察に受理されたと判断して、伊東純也「性加害」疑惑報道に踏み切ったのである。
しかしながら、伊東純也側の弁護団が、即座に「虚偽告訴罪」としての逆告訴をしてきて、しかも警察に受理されたのは、「週刊新潮」にとって全く想定外のことであっただろう。「刑事告訴の受理」という「ソースロンダリング」効果も消滅してしまった。
警察の捜査の結果、仮に「週刊新潮」田中敦デスクが虚偽告訴に加担したことが判明したら、どういう罪状になるかは分からないが、警察を欺いたということで、逮捕される可能性もあるだろう。
そして、加藤博太郎弁護士が、「週刊新潮」を名誉毀損ですぐに訴えなかった戦略も理解できる。逆告訴が起訴された時点で「週刊新潮」を訴えればよいと考えているのではなかろうか。
「週刊新潮」が加担していた虚偽告訴となったら、「週刊新潮」は「真実相当性」を主張することはできない。つまり、「記事は事実ではなかったが、女性側に取材を尽くした」とはいえない。こうなれば、損害賠償の金額もかなり上がるだろう。
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おわりに
2024年3月14日、サッカーW杯アジア予選の北朝鮮戦の日本代表招集メンバー発表があり、伊東純也は招集されなかった。3月21日の北朝鮮戦は、1-0でかろうじて勝利したが、6月の試合には、今回の一件が無事に解決して、満を持して伊東純也が代表に招集されることを願いたい。
このnoteを書く上では、新潮社と「週刊新潮」について色々と調べたが、新潮社のサイトに「週刊新潮とは?」という自己紹介らしき文章を見つけたので、引用することにしたい。
勘違いも甚だしいし、滑稽すぎて呆れるしかない。「剣鬼」の風格とか、何をほざいているのか。「週刊新潮」が伊東純也にやったことは、人権侵害である。眠狂四郎の時代であれば、捏造記事を書いた人間とその責任者の方が、打ち首獄門のさらし首だ。
最後になるが、警察には、伊東純也の「冤罪」事件に対して、何としても頑張っていただき、解決に導いていただきたいということだ。
「週刊新潮」は、伊藤詩織氏と山口敬之氏の事件の時には、警視庁刑事部長の中村格氏に関して、「アベのお仲間の不祥事を揉み消した」と報じた。今回の伊東純也の件では、警察の刑事告訴の受理を「ソースロンダリング」として使った。
「週刊新潮」そして新潮社は、警察を舐めきっているのである。警察には意地をみせてほしい。
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