相対的未来と絶対的未来について
『相対的未来』という言葉をご存じでしょうか。皆さんご存知堀江貴文さんが提唱している言葉です。
未来には2種類あります、それは「絶対的未来」と「相対的未来」です。
「絶対的未来」とは、これから絶対に起こる変えることのできない未来。例えば、今日が終われば明日が来る、みたいな絶対に変わることのない未来のことです。2008年に起こったリーマンショック。多今では過去の事実ですが、2007年当時を生きる人たちにとっては知ることのできない「絶対的未来」になります。
それに対して「相対的未来」ですが、既に起こっている出来事の情報を他者より早く手に入れることで、他者との間に生まれる情報の差により見ることのできる他者と比較した未来のことです。
要するに、様々な事柄にアンテナを張って、正確な情報を他者に先んじていち早く掴むことができれば相対的な未来は知ることができるということです。
実際、今から約15年前、多くの人たちにとってインターネットは未来でしかありませんでした。スマホでメールが出来るようになるなんて、誰も思っていなかったでしょう。しかし、すでに当時携帯電話もあり、パソコンでのメールのやり取りは行われていました。あとは携帯電話にパソコンの機能が入りさえすれば、携帯でメールができるのは当然のことです。
現実として「携帯電話」、「パソコンでのメールのやり取り」という情報を持っていた人にとって、いずれ「携帯でメールをする」ということはほぼ確実な未来として知ることができたはずです。そして確実に来る未来に備えることができたはずということです。
では、どうすれば未来を予測できるのでしょうか。
例えば、A市、B市に続く別れ道があり、どちらに進むかと聞かれた場合。どんな街かわからない人はどちらでも良いとなるでしょう。しかし、A市は農業が盛ん、B市は工業が盛んなどの情報がある人はより自分に得となる道を選ぶことができるはずです。
このように情報を持つ、持たないで進む先という見えない未来が見えることになります。情報によって未来の自分の得を選択ができるということです。
これは置き換えると人の得となる選択を支援できるということでもあります。それは人にとって、価値を提供するということと同義です。
皆さんも情報という最強の武器を日々磨き上げましょう。
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