舟入を阪神大震災の日に綴る(2023/1/17)
昨日は地元の方のガイドの元、舟入のサイクリングツアーをしてきました🚴
忠霊塔や舟入墓地、小学校、狭隘道路など隅々まで案内していただきました💕
舟入って面白い‼️
さて、今日は1.17。阪神大震災からもう28年になります。
私はその時火災で有名になってしまった長田区の出身です。
神戸で一番というほどの下町で住宅の密集地でした。
耐震なんて言葉もない時代、
古い建物が倒壊し、狭い道路を塞ぎ、下敷きになった人たちが迫りくる炎から逃げることが敵いませんでした。
舟入を見て当時の長田を思い起こさずにはいられませんでした。
狭隘道路(狭い道路のこと)の問題を舟入は抱えています。
車が入れない道、公道に面していなくて住宅の再建築ができない土地、境界があやふやな土地…。
そのために土地の価値が下がっているという問題もありますが、危険と隣り合わせであるということも忘れてはいけません。
地震は生きている間に1度起こるかどうかの災害ですが、住宅火災は今日も起こるかもしれない、そして明日も続けて起こるかもしれないとても身近な災害です。
今の舟入から懸念されることは、古い建物の密集による燃え広がるスピード、消防車・レスキュー車・救急車などが道幅に阻まれて中まで入っていけないこと、逃げ遅れなどが挙げられます。阪神大震災では随所でガスボンベが破裂して火災を広げたという報告もあります。
他所で起こった悲劇を繰り返さないために私たちになにができるかを改めて考えたいと思う今日1.17なのでした。
最後になりましたが、雑草一つなく手入れされた忠霊塔や墓地に地元の皆さんの舟入への思いに感銘を受けました💐
枯れた花一つなない墓地を私は見たことがありません😵
毎日のようにお参りをされて手を合わせている姿を思うと、この土地とご先祖様への感謝を大事にされる生活を送られていることが手に取るようにわかります。
大事にしてこられたその思いを私たちは受け継がないといけませんね。