目的を意識して周知させる
週末、洗濯王子の愛称で有名な中村祐一さんの「ゼロから始める洗濯講座」というものを受けてきました👕
「洗濯する」のは「汚れを落とすため」と思いがちですが、その考え方をゼロにリセットして「洗濯する」のは「気持ちよく服を着るため」という価値観にシフトしていこうという理念を元に開かれた講座です。
我が家の洗濯の一番大きな悩みはとにかく「量が多いこと」
7人家族なので仕方ないと思っていましたが私が大きく間違っていたのは「子ども服といえど必ずしも毎日洗う必要はない」ということ。それを知り、目から鱗が落ちました👀
さらに言うと私の中で洗濯は「洗濯機を回す」ことが目的になってしまっていて汚れの落ち具合は二の次であることも自覚させられました。
(適量の洗濯物×適量の洗剤×ある程度の水量という三拍子が揃わないと汚れはきちんと落ちないのです!)
なんとなく毎日洗濯しないといけないという固定概念に囚われて、つまり「気持ちよく着る」という一番の目的を見失ってしまっていることに気付きました💦
子どもが1日着たセーターを洗わずにまた着ることが不快かといえば、私はそんなにキレイ好きな人間でもないので全くもって不快ではありません😆
もちろん同じ下着や靴下を2日続けて着ることには私でも抵抗がありますので「気持ちよく着るため」には毎日洗うことが求められます。
目的を冷静に把握できると私の「洗濯物が多い」という悩みは解消できて、さらに洗濯のしすぎによる環境汚染も軽減できて一石二鳥だということが分かりました!
またそこから波及して洋服を大切にする意識を持つと無駄買い防止や長持ちを心がけられるようになってさらに良いことずくめです✌️
目的を明確にするのはとても重要なことです。
私は子育て支援の充実を願っていますが、例えば今蟹江では18歳まで医療費は無料なのはご存じでしょうか。
乳幼児は何かと病気にかかりがちで出費もかさむことから全国的に乳児医療の無料化が実施されています。さらに18歳まで無料になる潮流に乗って蟹江町もいち早く対象枠を中学生以下から18歳まで拡げてくれました。
しかしながら家計への負担軽減を目的とするならば私は18歳までの子どもはなく保護者の医療費負担へ着目すべきだと思います。
現役世代の医療費3割負担というのは家計にはかなり厳しく、病院へは行かずよっぽどでないかぎりは市販薬で治すという話は周りからとてもよく聞きます💊
だから18歳までの医療費を0にするならば、例えばそこを1割負担にして保護者を2割負担にするという案もあると思うのです。
また、病気やけがなどは早期発見と治療が大事であることは誰もが知るところではありますが、未成年の子どもの保護者が手遅れがゆえに万が一のことがあれば大変に不幸なことです。
今私の調べる限りでは蟹江町がなぜ18歳までの医療費が無料になったのかはインターネットでは見つけることができませんでした。
子どもの医療費が無料になる流れだから無料にする、というのではなく改めて目的をはっきりさせて周知すべきだと考えます。
現に子どもの医療費の無料化が過剰な受診を招いていることが実証研究でわかってきたと日経新聞の記事にもありました。
目的が不明確ゆえの事態だと思いますし、だからこそ「今の人たちはいいわね」と子育ての先輩方からの理解が得にくいわけです。
目的をはっきりさせた政策がなされれば、私が洗濯をしなければならないと思い込んでいたがゆえに洗濯の量が多くて大変だった、などのように自分の首を絞めるようなことが減ると思うわけです。