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多田神社から多田を、川西を活性化!多田の市実行委員会からのご挨拶

皆さんは、多田神社をご存知でしょうか?
兵庫県川西市にある、源 満仲みなもと みつなか(912?~997)とその子孫の併せて5人を祀る神社です。

970年に創建された由緒ある寺院ですが、今この多田神社を中心に川西市を盛り上げたいという人たちが、月に一回の定期市「多田の市」を開催しています。

このnoteでは、多田の市と多田神社に対する想いや今後の展望などもお伝えしていきます。
ぜひお付き合いください。


多田の市について

多田の市とは、毎月第一日曜日に「誰もが住んでいて楽しい地域づくりを目指して交流とふれあい」をテーマに2023年6月から開催している定期市です。
多田地区を中心に、飲食店や雑貨、お菓子やコーヒーなど約20店舗の出店が出店しています。

そして、多田の市では、ここでしか買えない限定お菓子「かちだま」も販売。
川西市の名産品であるイチジクを使い、朔日参りのお土産として参拝者に購入していただいています。

多田神社が勝負の神様をお祀りしており、それにあやかるというコンセプトのかちだま。
実際に「かちだまを食べて、ここ一番の大勝負に勝った」というご報告もいただいています。

また、多田の市限定の御朱印も魅力
毎月異なるデザインが用意されていて、御朱印を集めている人にはコレクションするのが楽しくなるようなものが用意されています。

さらに、多田神社の禰宜さんによるガイドツアーも実施。
多田神社の歴史が日本の歴史にもつながっているという、貴重で驚きのお話が伺えます。

場所は能勢電鉄 多田駅から徒歩10分。
ぜひ朔日市参りを兼ねて、多田の市に遊びに来てください。

実行委員長挨拶

皆さん、初めまして。
多田で生まれ、多田で育った多田の市実行委員会の委員長 加藤 輝之と申します。

私は、生まれ育った多田地域と川西市を元気にしたいという想いで多田の市の開催を検討し、実施するに至りました。

実は、多田の市は私の想いだけで始まったものではありません
現在、多田神社に架かっている赤橋が架け替えになる(2027年完成予定)こと、神社も訪れる人を増やしたいと思っていたタイミングであったことが重なって始まったものです。

  • 橋の架け替えと同時に、多田神社と多田地域に訪れる人を増やす

  • 地元の文化財、魅力を体感してほしい

  • 多田の魅力を知ってもらい、住みやすい町だと感じてほしい

  • 朔日参りを多くの人に知ってもらい、参拝者を増やしたい

のちに多田地域コミュニティさんの賛同もいただき、晴れて6月から開催するに至りました。

出店数も徐々に増え、当初10店舗ほどだったものが10月時点で20店舗にまで増えました。
多田の市開催にあわせて販売を始めたかちだまも、徐々に皆さんに浸透していっていてうれしい限りです。

多田の市を交流の場に

私は、多田の市を「神社で行われる地域のイベント」で終わらせるつもりはありません。
多田の市を地域交流の原点にしたいと考えています

多田神社自体は有名かもしれませんが、観光客が訪れることはあまりないようです。
インターネットでも調べてみたものの、そう言った記事や投稿は少なかったように思います。

また、多田という地域は若い人も一定数いますが、ほかの地域からやってくる人は少ないのが現状です。
私のように多田で育った人が戻ってくることはあっても、まったくの外部から引越してくる人の人数は少ないようです。
多田の市は、そんな人たちが訪れ、移住したくなるようなきっかけになってほしいと思っています。

同時に、高齢者の皆さまにも多田の市に来てほしいのが願いです。
地域の人がふらっと訪れられる神社に毎月顔を見せていただくことで、社会全体で高齢者の皆さんの状況を把握できるためです。
月に1回でも良いので顔を見せ、お話してくださることで、地域の人が「お元気そうでよかった」と安心できるのではないかと考えています。

ゆくゆくは社会福祉協議会や長寿会からも出店していただき、多世代での交流ができる場所になればと思っています。
多田の市を通じて、多田神社を地域の合言葉、愛着のある場所にしたいのです。

かちだま開発の背景

かちだまを開発しようと思った背景には、川西市にこれといったお土産がないと考えていたことにありました。
「川西で有名なお土産ってなに?」と人に聞いても、全然出てこない。
それもそのはずで、全然ないからです。

同じことを、多田神社の禰宜さんも思っていました。
大きな神社ですが、例えば伊勢神宮の赤福餅のようなものを作りたいと考えていたそうです。
また、多田神社は勝ち運の神様でもあるので、それにあやかったお菓子を作りたいという思いもあったそうです。
私と禰宜さんが話している最中にお土産の話が出て、「だったら!」ということでかちだまの開発に至りました。

開発にあたって地元川西でいちじくを生産している方と交渉、お菓子を作るためにお願いできる工場も探しました。
幸いどちらもすぐに見つかり、試作品が完成します。
禰宜さんたちにも試食してもらいましたが、なんと一発OK(これには私も驚いた(笑))
試作品がそのまま完成品となり、包装紙のデザインも決まって販売を開始し、今に至ります。

川西産いちじくの確保が難しいこともあって、現在は多田の市限定のかちだま。
それでも毎回用意している分は完売になりますし、リピートで購入していただける方も増えてきました
多田神社の神様のご利益である勝ち運がついていい成績が残せたといううれしい声も頂戴しています。
今後、安定的に生産できるようになれば、川西市の名産品として各地で販売できるようになるでしょう。
それまでは多田の市限定のお菓子として、多田神社に足を運んでもらえるきっかけの一つとして販売を続けていきます。

多田の市の最新情報はこちらから

【多田神社へのアクセス】
電車でお越しの場合
阪急電鉄宝塚線「川西能勢口駅」にて能勢電鉄乗り換え、「多田」駅下車。
桜馬場を西へ約1キロ徒歩約15分。

電車とバスでお越しの場合
阪急電鉄宝塚線「川西能勢口駅」下車。阪急バスにて「多田神社前」
北約100メートル徒歩約2分。
(大阪梅田より約1時間、神戸より宝塚廻り約1時間半)

お車でお越しの場合
阪神高速11号池田線 池田木部出口より車で約10分。
新名神高速道路 川西インターチェンジより約10分。
※御社橋渡って左折、右側に有料駐車場あり(駐車料金300円)

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