携帯の電波も届かないカリフォルニアの山中湖で釣り:Bucks Lake in Plumas National Forest, CA
2022年6月19日(日)
以前住んでいたオハイオ州や隣のケンタッキー州、ウエストバージニア州でもそうでしたが、カリフォルニア州でも養殖場で育てたトラウトを川や湖に放流するという事業をしています。
何のためにかって?
何のためでしょうね、州のサイトに書いてると思いますがよく分かりません。
放流する場所と時期はサイトにしっかり発表されます。
久しぶりにチェックするとどうも夏になって山岳部でガンガン放流され始めた模様。
そこで目を引いたのが Plumas 森林公園にある Bucks Lake
3週連続で放流されとるやん!
これは行くしかねえ。
ということで出撃決定!
何度か訪れたことのあるOroville という小さな町まで車で1時間半弱
そこからさらに山の中のウネウネ道を1時間以上も走ります。
その間ガソリンスタンドさえない、文字通り何もなし。
こんなところでうちの錆ついたプリウスが故障でもしたら、と気が気ではありません。
無事に湖に到着。
湖に沿ってハイキング用のトレイルが走っており、その上を歩きながらポイントを探していきます。
何人かのハイカーには出会いましたが、釣り師は向こう岸に一人見かけただけでトレイル上にはゼロ。ボートから釣りしている人も実に少ない。
これは、という期待通り、キャストしてしばらくすると
きたー!!
しかし全部バラしてしまう。
落ち着け、俺。
む?
向こうを走るボート
みると側面に "Sheriff" とある。
去年捕まった苦い思い出が蘇る。
ここは釣りは許可されていてトラウトも十匹までお持ち帰りOKなはず。
釣りのライセンスもしっかりザックに入っている。
しかし何か特別なレギュレーションを見落としている可能性もゼロではない。
すっかりビビってコソコソと釣れた魚をザックにしまう情けないイクラちゃん。
それにしても
よく釣れる!
アクセスが悪くて釣り師が少ない上に
3週連続で放流
つまりこの湖にはトラウトがみっちり。
釣り逃した方が多かったですが
それでも大きめの二匹と小さめの二匹ゲット
シェリフにビビってそこで終了。
最大は30センチ、むっちり。
湖の水は澄んでいて、オハイオの匂うような濁った湖とは大違い。
すっかり満足して帰宅の途につきました。
トラウト3匹はお隣の日本人ご家族に進呈し
一番大きなやつをグリルで料理。
料理時間が長すぎたか、汁が出過ぎて肉がパサパサになるという残念な結果に。
うーむ、淡水魚の料理は難しいな。
ちなみに釣りに使ったルアーはAmazon japan でわざわざ取り寄せた
青嵐ルアーのスプーン
送料入れるとかなり高くつきましたが
流石フィッシングプレッシャーのバカ高い日本で鍛えられただけあって
爆釣でした!
故開高健いわく
「円は閉じた」