見出し画像

ジュラックデッキのあれこれ

Ⅰ.初めに

こんにちは。円盤ムスキーと申します。今回はターミナルワールド2で強化されたテーマ【ジュラック】について、強み弱み等色々紹介出来たらなと思います。
初めてのnote投稿であるため、文章に至らない点も多いかと思います。自分自身の振り返りも兼ねたまとめの為、緩い気持ちで読んで頂けたら幸いです。

Ⅱ.ジュラックのデッキとしての強み


1.『幻創のミセラサウルス』と言うカードの存在

最初にジュラックテーマ以外のカードの話になる事はご了承下さい。しかし【ジュラック】と言うデッキを組んだ際、このカードがこのデッキの中で1番強いのは間違いないでしょう。


①の効果は、手札から捨てる事で自分フィールドの恐竜族全体にメインフェイズ終了時までカードの効果を受けない効果を付与する効果です。
このデッキの先攻展開で最も厳しい、「召喚権を切った初動に誘発を受けて何も出来ない」と言うケースを、1枚で大体の誘発をケアする事が出来てしまいます。
複数枚手札に持っている場合は相手メインフェイズに使い先攻盤面に耐性をつける事で、より強固で盤石な布陣にする事が出来る為、殆ど腐りません。
後攻でも①の効果は役に立ちます。耐性付与により、先攻妨害を無視しながら展開する事が出来てしまいます。そんな事は許されない為相手は無効にして来ると思いますが、なんと①の効果にはカード名ターン1制限がないです。複数枚引いていると再度①の効果で耐性付与を試みる事が出来るって事ですね。手札にあるミセラサウルスの枚数=相手の妨害数が減る事になります。
②の効果も非常に優秀です。自身を含む恐竜族を除外し、除外した枚数と同じレベルの恐竜族をデッキから特殊召喚する効果であり、①の効果で手札からミセラサウルスを捨てる→②効果で自身を含む恐竜族を除外し、デッキからリクルートと繋がります。自身だけの除外でもレベル1の恐竜族を特殊召喚する事が出来ます。
【ジュラック】であれば
1枚→ジュラック・メガロ
2枚→ベビケラサウルス、プチラノドン
4枚→ジュラックスティゴ、魂喰いオヴィラプター
を主に特殊召喚します。
何を言いたいのかと言うと、このカードは先攻展開での誘発ケア、後攻捲り、展開を司るカードな訳ですね。これもう神のカードだろ…
余談ですがこのカードが初収録したのが2016年10月8日に発売されたレイジング・テンペストで、再録されたストラクチャーデッキRの発売日が2017年2月25日なので140日で再録されました。めちゃくちゃ早いですね。

2.通れば最強の新規カード『ジュラック・スティゴ』

それならミセラサウルス下での展開は強いの?と言う話ですが、新規カードジュラック・スティゴが1枚初動で展開する事が出来ます。


①効果はスティゴ以外であれば、同名モンスターも複数枚召喚条件を無視して特殊召喚出来る為、下級は勿論上級ジュラック達にもアクセス出来ます。墓地に落とす効果も強力であり、これでミセラサウルスを落とす事により更なる展開をする事も出来ます。このカード1枚からの展開で6〜7の妨害を建てる事が出来る非常に強力なカードとなっております。
代わりに展開中にほぼ全ての誘発が刺さってしまうのはご愛嬌
基本的にスティゴは展開で使う為、②効果を使う機会はあまりないですが、スティゴの自爆特攻で相手の盤面を開ける事が出来ると言うのを頭の片隅にでも覚えておくと、ライフの削り合いで有利になるかも?

3.カード名ターン1のない新規エースカード「ジュラック・アステロ」

今回新規で貰ったエースカードジュラック・アステロが強いです。


①効果でジュラック魔法罠をセット出来る為、ジュラック・ヴォルケーノとジュラック・インパクトをセット出来ます。
②効果でチェーンを組まない特殊召喚がされた時に墓地の恐竜族2枚を除外する事でその召喚を無効にして破壊をする妨害効果。シンクロ、エクシーズ、リンク召喚等結構な範囲の特殊召喚に対して対応しています。
③は相手ターン中に墓地にあるこのカードと別のジュラックを除外するとジュラック・メテオを特殊召喚する効果。
フリチェの全体除去を好きなタイミングで打つ事が出来ます。
なんとこの①②③効果、全てカード名ターン1がない為、アステロを複数枚並べるとその分妨害数と全体破壊が増えていきます。打点以外に文句の付けようが無い非常に強力なカードです。

4.ドロール&ロックバードが余り刺さらない展開デッキである

ジュラックスティゴからの展開はサーチを含まずデッキからの特殊召喚やデッキからのセットをする為ドロール下でも展開が可能です。その為相手の増殖するGやマルチャミーフワロスに対してドロールを打ちケアする事も可能です。

Ⅲ.ジュラックのデッキとしての弱み


1.ミセラサウルスが来なかった場合の誘発耐性の無さ

ジュラックの初動で使用するスティゴもオヴィラプターも召喚権を使う上に展開の中でありとあらゆる誘発が刺さってしまいます。初動が無効にされた場合の貫通がとても難しいのが現状です。

2.現在他デッキ対策でサイドデッキに入るカードが軒並み刺さる


ライゼオル対策で採用される次元障壁や先攻でのギミックとして採用されるアーティファクトデスサイズ+アーティファクトの神智、メメント対策で注目されている屋敷わらしが全部刺さってしまいます。(神智デスサイズや次元障壁にはジュラックメガロからのアステロ落としで一応妨害を残す事は可能ですが流石に厳しいです。)
特に先攻展開、ジュラックメテオの全体破壊のどちらにも有効な屋敷わらしが厳しいです。
(ミセラサウルスの耐性付与はフィールドの恐竜族限定なので、ジュラックアウロの墓地から特殊召喚は無効に出来てしまいます。)

3.初動以外で入るカード(いわゆる不純物と呼ばれるカード)が多い


展開専用の恐竜族バニラモンスター、古いジュラック各種に加え、手札の噛み合わせ次第ではベビケラサウルスやプチラノドンも引くと困るカードになります。
都合上泣く泣く採用出来なかったカードが多くあります。後述するデッキレシピでもこれに当てはまるカードが6枚あり、最近の環境デッキ達と比べるとどうしても弱味になってしまいますね。

4.誘発に割くデッキ枚数が少ない

環境デッキと比較した場合、誘発に割けるデッキ枚数が8〜12枚であり、初動の枚数と相談した場合でもこの枚数が限界であるかなと思っています。
ライゼオルが12〜18枚、マリスが12〜15枚(ビーステッドを含む)誘発を積めるのを考えると、誘発は盛り辛いと言うのが正直な所です。

5.後攻の捲りがとても辛い


ここもミセラサウルスありきです。手数が少ない為最初の部分に妨害を貰うと捲ることが厳しいです。

6.全体破壊をした次のターンが普通にキツい。

ジュラックヴォルケーノ、ジュラックアステロ等メテオを数発打った後はお互いのフィールドがズタボロの状態で帰って来てしまいます。基本的に回って来たターン中に勝ちたいですが先攻展開で下級ジュラックの弾が切れてしまっていて困る事もあります。

Ⅳ.これを踏まえた上での現段階のデッキレシピと採用理由


デッキは42枚にしました。1枚初動(スティゴ)の確率は61%となっています。2枚初動も含めた確率は計算していませんが、大体8割は動く事が出来ます。

4e29u59


メインデッキ42枚

モンスター 30枚
メインとなるモンスター 19枚


ジュラックスティゴ 3枚
通れば最強初動。素引きしたいので3枚の採用


ジュラックアウロ2枚
レベル1モンスターとして採用。リリースする事で墓地からレベル4以下のジュラックモンスターを釣り上げる事が出来るスティゴ展開の要。



ジュラック・デイノ 1枚
ジュラックレベル3チューナーの中で1番打点が高い為採用


ジュラックメガロ 3枚
特殊召喚効果でオヴィラプターとの2枚初動になりつつジュラックを手札交換、破壊された時の墓地肥やしでアステロ落としたりオヴィラプターで釣り上げる用のスティゴを用意出来たりとめちゃくちゃ優秀な新規カード。3枚


幻創のミセラサウルス 3枚
神のカードなので3枚


魂喰いオヴィラプター 2枚
このデッキでは基本的にサーチ効果を使用します。
スティゴと召喚権を食い合う為取り敢えず2枚の採用


究極伝導恐獣 1枚
後攻捲り、先攻盤面どちらにも活躍する恐竜族のエースカード。余裕があればオヴィラプターからサーチしたい。サーチも出来るし事故札にもなる為1枚の採用。


ゼノメテオロス 1枚
主にグラウンド・ゼノからサーチをし、SS効果でレベル6バニラを特殊召喚する事でラーズに繋げる為に採用。自己SSが出来るカードではあるが構築上、自分のカードを効果破壊するカードが少ない為1枚の採用

かわいいね


フロストザウルス1枚
ゼノメテオロスから出すレベル6バニラモンスター。寒さには滅法強いぞ。手札には来ないでね


ダイナレスラーパンクラトプス 1枚

スティゴ展開で、レベル7モンスター墓地に送る展開がある為、恐竜族レベル7の中では汎用性が高いパンクラトプスを採用しました。
手札に来てしまっても後攻だと自前で特殊召喚も可能であり、打点そこそこ除去も出来る万能カードになる為採用。オーバーテクス・ゴアトルスも強いですが、サーチ先の進化薬とゴアトルスが事故札になる為今回は採用を見送りました。


ベビケラサウルス1枚
効果破壊されるとレベル4以下の恐竜族をデッキからリクルート出来るモンスター。手札の噛み合いで事故札にもなる為1枚の採用


プチラノドン1枚
効果破壊されるとレベル4以上の恐竜族をデッキからリクルート出来るモンスター。ベビケラと違い出したモンスターは攻撃ができない。パンクラトプスや、ゼノ・メテオロスをリクルートしたい場合はこちらを使う。事故札にもなる為1枚の採用

誘発 11枚
うらら 3枚
増殖するG 2枚
インフラ


ドロール&ロックバード3枚
このデッキはドロール下でも展開が可能な為、増殖するGやマルチャミーフワロスを1枚ドローで止められるカードである点、ライゼオルや白き森デモンスミス等のデッキに対して有効な誘発でもある点が強いと考えた為3枚の採用


マルチャミー・フワロス 2枚
このデッキはミセラサウルスを引いた枚数相手の妨害を減らせ、スティゴやゼノ・メテオロス等の特殊召喚効果は手札からでも特殊召喚出来る為、エフェクトヴェーラーや無限泡影等の無効系誘発よりも手札を確保出来る誘発の方が優先度が高いと思った為採用しました。但し先攻のフワロスが事故札にもなってしまう為、検討も兼ねて2枚採用にしています。


原始生命態ニビル 1枚
デッキのフレーバーとして隕石をいっぱい降らせたい為…ではなく、ミセラサウルスの効果が使えなかった場合、最終盤面がニビルにとても弱い為、抹殺の使命者で宣言するカードとしての採用。メインニビルをケアしない相手にも刺さる為楽しい

魔法 11枚


化石調査 3枚
展開で使うスティゴ、オヴィラプター、ゼノ・メテオロス、誘発ケア兼展開で使うミセラサウルスをサーチ出来るカードな為3枚採用。ターン1制限も無いのが非常に嬉しい。


グラウンド・ゼノ 2枚
ゼノ・メテオロスをサーチ、SSの条件を満たせるカード。メガロをサーチしそのまま破壊する事でアステロやスティゴを墓地に落とす事も可能で、展開の幅が増えると感じた為2枚の採用


金満で謙虚な壺 1枚
1枚初動とミセラサウルスを少しでも探したい為サーチカードは多めに枠を取っています。エクストラデッキがきつい為除外する枚数は要検討


ジュラック・ヴォルケーノ 1枚
効果盛り盛りフィールド魔法。①効果で初動、②効果で妨害、③効果で効果破壊耐性付与とめちゃくちゃに強いのだがデッドネーターに破壊される為過信は禁物。ジュラック・アステロでセット出来る為1枚の採用

墓穴の使命者 2枚
抹殺の使命者 1枚
展開デッキであり、増殖するGの止め札は少しでも多い方が良い為、抹殺の使命者も採用しています。

罠カード 1枚


ジュラック・インパクト 1枚
場に2500以上の恐竜族がいれば自分相手フィールドを破壊出来るカード。ジュラック・ヴォルケーノから展開する際、ジュラック・アステロからセット出来る為1枚の採用。手札には基本的に来ないで欲しい

エクストラデッキ


ジュラック・アステロ 3枚
前述したジュラックのエースカード。メガロの効果で墓地に落とす事も多い為3枚の採用


ジュラックメテオ 3枚
ジュラックヴォルケーノ、ジュラックアステロの効果で特殊召喚し、取り敢えず全体破壊するカード。全体破壊後にチューナーが盤面に残るのもちょっと嬉しい。対面によっては3回落ちる事もある為3枚の採用


ジュラック・ギガノト 1枚
ジュラックの打点を上げることが出来るシンクロモンスター。アステロ等最終盤面が軒並み打点3000以下で、戦闘で結構簡単に打点で突破されてしまう事があります。このカードを添えるだけで簡単に打点が3000ラインを超える事が出来る為戦闘にも強く出られます。


ジュラック・ヴェルヒプト 1枚
ジュラックスティゴからの展開で使用するシンクロレベル5恐竜族モンスターです。彼がいるお陰でメインのジュラックが最低限でもジュラック・アステロを特殊召喚できます。有り難く使いましょう。基本的に彼の効果は使わないです。


葬角のカルノヴルス 1枚
ターミナルワールド2と一緒に来たVジャンプ付録カード。炎族性恐竜族レベル6シンクロチューナーである点が最高に優秀な上に、自分、相手ターンに恐竜族シンクロモンスターをシンクロ召喚する効果まで付いている激強新規カード。これもう実質ジュラックだろ…
ジュラック・メテオの効果で釣り上げる筆頭候補であり、ヴォルケーノで守ったスティゴと一緒にシンクロ召喚し、再度メテオで相手ターン全体破壊をする事も出来ます。自分バトルフェイズで攻撃した後、シンクロ召喚効果を使い追加攻撃を仕掛ける事も可能と幅広い使い方が出来るカードです。枚数は検討中


エヴォルカイザー・ドルカ 1枚
増Gの止まり所その1、モンスター効果を2回まで無効にする事が出来る点が優秀。スティゴの効果を使うと特殊召喚出来なくなる点は注意が必要です。


エヴォルカイザー・ラーズ 1枚
Gの止まり所その2、ゼノ・メテオロスからの展開で使用する。フィールドのカードを対象に取る無効なのが少し心許ないが、ゼノ・メテオロス1枚から出せるシンクロ、エクシーズ、融合の中だと1番対応範囲が広いです。


灼熱の火霊使いヒータ 1枚
次元障壁を撃たれた場合の逃げ道としての採用。オヴィラプター等からの展開の際に、咎姫レイジングに移行する場合に経由します。リンクモンスター達は種族の問題でゼノ・メテオロス、スティゴの効果を使用すると召喚出来なくなる為注意が必要です。


賜炎の咎姫 1枚
咎姫レイジングジーランティス用の1枚。メガロ効果で墓地に落としたスティゴを蘇生する為に経由する事があり、相手ターンにメテオSSをした際ジュラックメガロを特殊召喚し、相手が更に展開しようとした場合、咎姫効果でメガロを割る事で墓地にアステロを用意し、メテオの準備をする事が出来る。リンク値はカツカツになりやすいのでヒータの効果で相手のモンスターを奪えないと出せない事も多々あります。


転生炎獣レイジングフェニックス 1枚
咎姫レイジングジーランティス用の1枚。先攻展開で出した場合、相手ターンにメテオが頻繁に落ちてくる都合上、②効果で自己蘇生しやすく、ジュラックメテオの攻撃力を吸って5600で盤面に出て来てくれる為、意外と頼りになります。


世海龍ジーランティス 1枚
咎姫レイジングジーランティスのフィニッシャー。
先攻で建てる事はほぼない為、他2枚と違い完全にギミック用のカードになっています。

サイドデッキ
マルチャミープルリア2枚
マルチャミーニャルス1枚

「このデッキどうやって後攻勝つの?」に対する自分なりの答えが「いっぱいドローして全体除去とミセラサウルスをいっぱい打とう」と言う頭の悪い結果となりました。実際ドローを進めるほどミセラサウルスと初動に触る機会が増えて割と悪くないと感じます。

サンダーボルト2枚
ライトニングストーム2枚
ハーピィの羽箒1枚
大嵐1枚

圧巻のサイドデッキ6枠の全体除去札。実際全体除去の捲り札がデモンスミス環境より通りやすく(ディエスイレやヴァルドラスの減少)、打つと1:多数の交換をしてくれると感じました。

神の宣告3枚
貴重な先攻用のカード。自分フィールドも破壊されてしまう為、場に残る妨害札よりも使い切りでも強力な物の方が相性が良いと思い神の宣告を採用しました。

ドミナスインパルス3枚


基本展開には炎属性のモンスターしか使わない為ドミナスインパルスを採用出来ます。アステロでカバー出来ないチェーンをする特殊召喚を多用するデッキに対してサイドから積みます。

Ⅴ展開パターン例(スティゴ1枚展開)

パターン1(ミセラサウルスを落とす場合)

スティゴ①効果でミセラサウルスを落としアウロ2枚、メガロ2枚を手札デッキから特殊召喚。
アウロ効果でスティゴを蘇生メガロ+スティゴでヴェルヒプトSSメガロ+ヴェルヒプトでカルノヴルス
アウロ2枚目効果でスティゴを蘇生しカルノ+スティゴでジュラックアステロ。アステロ①効果でジュラック・ヴォルケーノをセット。ミセラサウルス②でミセラサウルスとヴェルヒプトを除外し、プチラノドンをSS

ここから少し展開パターンを変える場合があります。

派生パターンA

ヴォルケーノ①効果でスティゴをSS
プチラノドン効果でプチラノドンを破壊し、ゼノ・メテオロスをSS
スティゴ+ゼノ・メテオロスでアステロ2枚目を出し、①効果でジュラック・インパクトをセット

最終盤面ジュラックアステロ2枚、ジュラックスティゴ、ジュラック・ヴォルケーノ、ジュラック・インパクト

派生パターンB


ヴォルケーノ①効果でプチラノドンを破壊し、メガロをSSプチラノドン効果で魂喰いオヴィラプターをSS
オヴィラプター①効果で究極伝導恐獣をサーチ
ジュラックアウロ2枚を除外し、究極伝導恐獣をSS
オヴィラプター②効果でメガロを破壊し、カルノを墓地から蘇生。オヴィラプター+カルノでアステロ2枚目をSSアステロ①でジュラックインパクトをセット

最終盤面ジュラックアステロ2枚、究極伝導恐獣、ジュラック・ヴォルケーノ、ジュラック・インパクト

パターン2(ミセラサウルスを事前に使えた場合)


ジュラックスティゴ①効果でパンクラトプスを落とし、ジュラックアウロ2枚、ジュラックメガロ2枚、ジュラックデイノを特殊召喚。
アウロ効果でスティゴを蘇生メガロ+スティゴでヴェルヒプトSSメガロ+ヴェルヒプトでカルノヴルス
アウロ2枚目効果でスティゴを蘇生しカルノ+スティゴでジュラックアステロ。アステロ①効果でジュラック・ヴォルケーノをセット。
ミセラサウルス②でミセラサウルスとヴェルヒプトを除外し、プチラノドンをSS ヴォルケーノ①効果でプチラノドンを破壊し、スティゴをSS。
プチラノドン効果で魂喰いオヴィラプターをSSオヴィラプター①効果で究極伝導恐獣をサーチ
ジュラックアウロ2枚を除外し、究極伝導恐獣をSS、オヴィラプター+デイノでギガノトSS

最終盤面ジュラック・アステロ、究極伝導恐獣、ジュラック・ギガノト、ジュラック・スティゴ、ジュラック・ヴォルケーノ

自分は採用していませんが最低限のドローでアステロを特殊召喚するパターンです。

パターン3(増殖するGでドローされたくない時用)


スティゴ①効果で究極伝導恐獣を落としジュラックタイタン、ジュラックメガロをSS
タイタン+メガロでアステロSS
アステロ①効果でジュラック・ヴォルケーノをセット
最終盤面ジュラック・アステロ、ジュラック・ヴォルケーノ(2枚ドロー)

パターン4オヴィラプター+メガロでスティゴ展開へ移行する。

オヴィラプターNS①効果でジュラックスティゴを墓地落とし→メガロ①効果で特殊召喚
オヴィラプター②効果でメガロを破壊しスティゴ蘇生メガロ③効果でアステロを墓地へ→スティゴ1枚初動展開へ移行する。オヴィラプター効果を使用している為、派生パターンAの展開を参考にして下さい。


デッキレシピは違いますが、ランキング戦でもジュラックを使用して優勝する事が出来ました。(分からん殺し)
実際環境デッキにも勝てるポテンシャルは全然あるデッキですね。メメント使いと原石青眼使いの人からデッキ相性が悪いと太鼓判を押して頂けたので、(実際全体除去やアステロの妨害を乱発すると相手側のリソースが足りなくなる)その対面には有利が取れていると思います。



Ⅵ結局現在の環境デッキ【ライゼオル】【マリス】との相性は?


11月段階で4:6(相手がジュラックと言うデッキを分らない事も含む)1月に来るであろう新規カードでの強化や、ジュラックの対策が広まればもっと差は開くと思います。

先攻はアステロがどちらのデッキにも手札次第ではかなり刺さります。(ライゼオルはエクスやクロス、マリスは黄金櫃等の展開がある場合貫通されそう)
後攻の場合でもライゼオル、マリス共にミセラサウルスが通った時はデッドネーダー、マリス罠を貫通しながら展開ができる為、ミセラ下であれば悪くない戦いが出来ます。
しかしライゼオルは元々デッドネーダーの破壊耐性付与やプラグインの蘇生、マリスも次ターンのリソース確保が容易なテーマな為試合が長引く程不利になる。
ライゼオル、マリス側が積んでくるサイドからの対策が刺さる上にライゼオルには深淵に潜む者、マリスにはディメンションアトラクターと言う明確に詰みに持っていかれるカードがあるのが厳しいです。

対ライゼオル対面で意識する事

アステロは1回目のエクシーズを止める事に集中。デュオから入られる場合もデッドネーダーから入られる場合も取り敢えず
アステロが無効になった場合は兎に角エクシーズ前に妨害を切る事を意識する。
ライゼオル・クロスでリソースを確保する為なるべく全体除去で巻き込みたい。

対マリス対面で意識する事

アステロはリンク値を増やす為に出てくるリザルドーズ、スプラッシュメイジを潰す為に使う。
アポロウーサが出そうな為リンク値が4を超えて来たら全体除去を打つ。
ビーステッドの打点が割と突破出来ないけど泣かない。

Ⅶ終わりに


いかがだったでしょうか。以上、【ジュラック】についての個人的なまとめでした。
自分なりの強み弱み、構築論と展開ルートを書き殴ってみましたが、書いてみると頭が整理されてよりこのデッキの事を知る事が出来ました。
もしこの記事を見て興味を持って下さった方がいれば、このデッキに入る多くのパーツが直近のデッキビルドパック『ワイルド・サバイバーズ』と『ターミナルワールド2』で収録されていますので、メインギミック含めてめちゃくちゃお買い得にデッキ組めますので是非組んで見てください。
これからもジュラックは握り続けるため、合間を縫ってもう少しいろいろとまとめられたらいいなーとか気楽に考えております。

という事で初回はこの辺で終わります。
拙作にお付き合いいただきありがとうございました。次回作があればまた次回作にて。それでは。

いいなと思ったら応援しよう!