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EPT英語発音テストをまた受けました

去年EPTによる英語発音テストを受けましたが、あのときには世の中がこんなにコロナ過を引きずるとは思っていませんでした。世の中がなかなか落ち着かず、日に日に自分が怠け者になっていく中、何か自分に課題を設けようと思って周りを見回し、あ、EPTのテストがあった、と。去年受けたときにはこんな感じでした。初見文を読むのが割とダメだったと書きましたが視線移動の他にも原因があり、まずは読みを(中には意味も)知らない単語がちらほらありまして、読み方がわからなければそこで引っかかるし、意味がわからなければ文の構造も取れないから適切に読めなかったりもするわけで、さすがに次に受けるときにはもう少しボキャブラリーを改善してから受けようと思ってました。しかし、何も対策を講じないまま一年近く経ち、勢いで申し込んでしまっての受験となった次第。

初見文といっても30秒ほどの準備時間が与えられますが、大体100語くらいの量が与えられるので時間が足りません。読み方がわからない単語は読み方を仮で決めてしまうのが鉄則ですが、そんなことをやってるとさらに時間が足りなくなります。では、早く読めるようになれば解決するかというと、出所を忘れたソース不明知識ですが問題量が多いといわれるTOEIC L&Rで完答に150wps、センター試験で100wpsと言われてますから30秒で100語ってかなり無理な速度と思います。下見なしの文をどれだけ正確に読めるかが問われると考えて良いでしょう。

さて、このテストは発音のテストであって、意味がわからなくても、ましてや自分で英文をアウトプット出来なくてもそこは問われることなく、発音のみが勝負のテストってことではありますが、実際、発音のみをチェックする問題を作るのって難しいですよね。アルファベット26字を一つずつ正確に読めれば良いかというと、それでも単語は読めないことが考えられるし、では単語を読めれば良いかというと、文への対応力が見られない。ではまとまった文章で、となるのは理解出来ますが文の複雑度を上げると読むときに構造がわかってないと適切には読めなくなるわけで、すると英文を理解する力が結局必要になります。これはスピーキングテストにも言えると思います。純粋に英文構築力とそれを口から出す力だけを見られれば、それこそがスピーキングテストだと思いますが、テンプレートでは対応出来ないようにして、考えながら話せるかどうかを見るためには、質問をして答えてもらうことになりその質問が地球環境のようなものでもビジネスよりのものでも、そういうことを考えているのに慣れているかどうか、英文構築力と別に瞬時に意見を思い付き組み立てる力が必要になります。

で、今回どうだったかというと去年より英文の内容としては易化したような気がします。会話文は前回はAさんとBさんの間で二往復したように思うのですが今回は一往復。初見文音読用の文章も英語としては易しくなったように感じるんですよね。単にたまたま前回は私の知らない単語率が高く、今回は低かったってだけかもしれませんが。

さて、結果は前回と同じく14日後の13時にメールで届きました。下の動画で3:25あたりからスコアやその他の結果を公開しています。お時間に余裕のある方は動画の最初からご覧ください。余裕が全然ない方のために下に結果を書いておきます。

さて、結果ですが今回は90点でした。前回の86点も今回の90点も国際英語発音協会が言うところの指導者レベルに入るスコアですが90点以上だとさらに英語発音指導士の資格をためのコースの参加資格が得られるそうです。コースって2日間12時間で最後にレポートの提出もあるらしいです。結構ハードだ。

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