
知ってるだけで印象が変わる!履歴書更新で実践してほしい5つのポイント
こんにちは、tacushiです。
同僚や友人の就職活動の相談に乗る機会が多くなり、その中で多くの人が履歴書と職務経歴書を更新していないことに気が付きました。ぜひ1年に1回は履歴書を更新してもらいたいと思い、前回の記事を作成しました。今回は、「じゃ、履歴書を更新してみよう!」と思ってくれた人が、どのように更新すると良いのか、まとめていきたいと思います。
1. 自分にあった履歴書テンプレートを決める
「履歴書 テンプレート」と検索すると、リクナビやdodaから無料でダウンロードすることができます。JIS規格という典型的なものから、「趣味や特技」枠があるものや、「学歴・職歴」枠が大きいものなど、いろいろなパターンがありますがご自身の経験を記入するにあたって、すべての枠を有意義に埋めることができるかを意識してもらうと良いと思います。履歴書に"空白"や"なし"が存在すると、すごく不格好なものになります。私の場合、広告会社での部署異動や出向などが多かった為、職歴の記載枠が大きいものを選びました。
2. インスタント証明写真は絶対避けて
駅構内やショッピングセンターの片隅にある証明写真機で撮影した写真を履歴書に利用するのは絶対に避けたほうが良いです。カメラのキタムラなど近所の写真屋で撮影してもらったほうが自然で印象の良い写真になり履歴書が一気に映えると思います。値段も2000円前後です。インスタント写真の場合、全体的に暗い写真や、補正がかかった不自然な写真になる場合が多いです。また、自分自身でも気づいていないクセ(右肩が少し下がっている、顎があがっているなど)を直してもらえます。
3. 職歴には異動や出向も含めて記載する
履歴書の記載枠で大きな割合を占めるのが「学歴・職歴」枠です。多くの人が、職歴枠に"今の所属している会社名と部署"のみ記載しています。1でもお伝えした通り、有意義に空白を埋めたほうが綺麗に見えるので、私は部署異動や出向先・常駐先などを詳しく記載するようにしています。詳細に記載することで、採用担当者はその人の経歴をより理解しやすくなり、面接官もそれに関した質問をしてくる可能性が高くなります。(=面接対策にもつながります)
●悪い例
●良い例
4. 資格は民間資格でも良いのでなるべく記載するようにする
履歴書では限られたスペースの中でその人の個性をアピールする必要があります。その一つの手法として資格はとても有効です。でも、普通自動車免許しか記載することが・・という人も多いかと思います。そんな時は民間資格を短期的に取得し記載するのが良いです。例えば私はハワイ在住経験がありハワイ好きなので「ハワイスペシャリスト」の資格を持っています。面接時に気になってもらい質問されることもありましたし、少なくとも空白よりは履歴書が綺麗に見えます。他にもカジュアルな資格はいっぱいあるのでぜひ自分にあった資格を探してみてください。
5. 抽象的な言い回しは避けて
例えば、下記のような志望動機があったとします。一見すると良い志望動機にも思えますが、一部の言葉が抽象的で本人の意思が伝わりきれていないんじゃないかと思っています。
今後は分析の提供という部分的な関与ではなく、ビジネス全体に関わり、よりダイナミックな流れの中に身を置き成長したいと考え転職を決意致しました。
<抽象的だと思う言葉とその理由>
ビジネス全体: 社長から管理職、営業、法務、総務までビジネス全体に含まれます。本人がどこを目指したくて、どこと関わりたいのか、このタイミングで伝えきれていないのは機会損失だと思います。
ダイナミックな流れ: 「ダイナミック」と「流れ」で2つの抽象的なワードが続いてしまっています。ダイナミック=ナショナルクライアントを中心とした大型案件 流れ=提案から受注、分析、レポート、報告まで とすればより伝わると思います。
上記の点を踏まえて、先ほどの例を更新するとこのようなイメージです。
今後は分析の提供という部分的な関与ではなく、営業職としてナショナルクライアントを中心とした大型案件で提案から受注、分析、レポート、報告までを一貫して行える環境に身を置き成長したいと考え転職を決意致しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、「職務経歴書」の更新ポイントについてまとめていきます。