【消防士】公務員【動画クリエイター】フリーランス　異なる３つの価値観

お金の価値観の違い

消防士として18年間勤めていた頃、お金は安定的に得られるものであり、生活を支える基盤として考えていました。公務員の給与は毎月決まった額が振り込まれ、将来の年金や退職金も保証されていました。そのため、お金に対する価値観は「安定と保証」が中心でした。

一方、動画クリエイターとして独立した今、収入は完全に自分の努力とスキル次第です。プロジェクトごとに報酬が異なり、時には収入が不安定なこともあります。しかし、この不安定さが新たなお金の価値観を生み出しました。それは「自己投資」と「自由」の重要性です。自分のスキルを磨くことや、新しい機材を導入することで将来的な収入を増やすことができ、また自由に働く時間や場所を選べることは、以前には感じられなかった大きな価値です。

社会的立場の違い

消防士としての社会的立場は非常に明確で、社会に対する貢献度が高い職業として尊敬されていました。人々からの信頼も厚く、安定した公務員という肩書きが与える安心感は、自分自身にとっても大きなものでした。毎日がルーティンでありながら、その安定性が社会における立場を強固にしていました。

しかし、動画クリエイターとしてフリーランスになった今、社会的立場は自分自身で築き上げるものとなりました。最初は無名で、自分をどのようにブランディングし、どのように価値を提供するかが問われます。社会からの評価は自分の仕事のクオリティと、それをどれだけ広められるかに依存しています。社会的立場が流動的であり、日々の努力がその立場を強化する重要な要素となっています。

将来への展望

消防士としてのキャリアは、ある程度予測可能であり、将来のプランも立てやすいものでした。退職後の生活や年金、安定した家庭生活が見えていました。将来への不安は少なく、計画的に生きることができる安心感がありました。

対照的に、動画クリエイターとしての将来は、未知の可能性に満ちています。自分の手でキャリアを切り拓く楽しさと、それに伴うリスクもありますが、何よりも自分が本当にやりたいことに挑戦できる自由があります。将来の展望は、自分のビジョン次第で無限に広がります。新しい技術やトレンドに対応し、常に自己をアップデートしていくことが求められる反面、その分充実感や達成感も大きく、以前には考えられなかった未来を描くことができるようになりました。

どちらが正しいかではなく

どちらを自分自身が求めるかによって大きく変わる