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【リレーインタビュー第3弾!】オールリスト・ピアノコンチェルトコンサートの魅力に迫る!

9/12に迫るオールリスト ピアノコンチェルトコンサート。 本公演は、『オールリスト』の言葉通り、リストによるピアノとオーケストラの作品のみでコンサートが構成される、まさにリスト祭りのコンサートです! 公演に際して、出演者の皆さまのインタビューをリレー形式で行いました!
第3回はピアニストの菅原望さんです。

第2回はこちら↓


第3回 ピアノ:菅原望

プロフィール

東京藝術大学、同大学院、リストフェレンツ音楽院ソリストコース卒業。
第36回ピティナピアノコンペティション特級部門にてグランプリを受賞後、日本各地の他、ハンガリー、オーストリア、ポーランドにて演奏を行う。
これまでにパスカル・ヴェロ、山田和樹、山下 一史、ダグラス・ボストック、岩村力、宮本文昭、西本智実、金井俊文等著名な指揮者と、仙台フィルハーミニー管弦楽団、芸大フィルハーモニア、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、イルミナートフィルハーモニーオーケストラ、ドナウ交響楽団、国立歌劇場ファイローニオーケストラ等国内外のオーケストラと共演。
現在は名古屋音楽大学、菊里高校、常盤木学園高等学校各講師、宇都宮短期大学特別講師として音楽教育に力を注ぐ。
セミナーやマスタークラスを日本全国に渡り開催し、受講生は多くのコンクールで優秀な成績をおさめている。


インタビュースタート!


Question1
今回の『オールリスト ピアノコンチェルト コンサート』に参加していただくにあたってのお気持ちをお聞かせください。

A.他の三方の立派なピアニストさん達の中に混ぜていただくことがとても恐縮ですが、同時に共演できることが楽しみです。コンチェルト自体弾く機会が貴重ですし、大変ありがたい気持ちでいっぱいです。

Question2
菅原さんにとって、リストとはどういう作曲家ですか? or リストの魅力とは何ですか?

A.世間一般的にヴィルトゥオーゾのイメージの強いリストですが、確かにそういった側面もありつつとても文学的で、時には印象派的で、作曲家の方それぞれそうだとは思いますが、特に他の作曲家にはない唯一無二の魅力がある作曲家だと思っています。

Question3
リストとの出会いや、好きになったきっかけがあれば教えてください。

A.リストとの出会いは中学生の頃だったと思います。その当時特別レッスンとして受講していた方から、即興的ワルツを課題をして出していただきました。おしゃれな曲でしたし、僕自身無知でリストが難しい、という概念もなかったので、先入観なく楽しめた記憶があります。
それからもリストには触れていましたが、なんとなくではありますが、リストの作品は割と性分に合っているのだと感じます。言葉での説明は難しいのですが…
もともと好きでしたが、特に今回弾かせていただくコンチェルトの2番を勉強した時に特に好き、という気持ちが強くなったと思います。

Question4
演奏される作品の聴きどころ、魅力を教えてください。
 
A.曲の切れ目がない中、キャラクターがコロコロ変わり色々な音楽の形を聴ける作品です。抒情的な部分が特に美しい作品です。
個人的に好きなのはクライマックスに向けての盛り上がりです!

Question5
共演するタクティカートオーケストラへの印象はいかがですか?

A.若い方が多く、エネルギーの強いオーケストラという印象です。
僕自身もう若手ではないのでそのエネルギーに負けないように頑張ります。笑

Question6
お越しいただくお客様へメッセージをお願いいたします。

A.元々聴いている方を楽しませてくれていたリストの作品を、同じように聴いてくださる方が楽しく、心に残る時間になるよう精一杯演奏致します!

Question7
次回を務めます黒岩航紀さんの印象をお聞かせください。

A.弾けすぎるくらいの技術と(笑)、とても僕には思いつかないような面白い表現をされるピアニストです。ピアノを鳴らす技術も歌わせる技術も高く、年は下ですが尊敬しています。


ありがとうございました!
今回ご出演の指揮者、ソリストのみなさんからは、コメント動画も続々いただいており、TwitterやInstagramで発信しているので、そちらもぜひチェックしてくださいね。

次回は黒岩航紀さんのインタビューです。お楽しみに!

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