【リレーインタビュー第5弾!】オールリスト・ピアノコンチェルトコンサートの魅力に迫る!
9/12に迫るオールリスト ピアノコンチェルトコンサート。
本公演は、『オールリスト』の言葉通り、リストによるピアノとオーケストラの作品のみでコンサートが構成される、まさにリスト祭りのコンサートです!
公演に際して、出演者の皆さまのインタビューをリレー形式で行いました!
第5回(最終回!)はピアニストの長富彩さんです。
第4回はこちら↓
第5回 ピアノ:長富彩
プロフィール
2005年に東京音楽大学付属高等学校を主席で卒業。同年よりハンガリー国立リスト音楽院にて、バルトークやリストの研究者で世界的に著名なジョルジュ・ナードルに師事。2008年より米国に拠点を移して演奏活動を開始。同年、ニュージャージー州・プリンストン大学でのシンポジウムに奨学生として参加し、エドナ・ゴランスキーにターブマン奏法を学ぶ。2009年、NYのスタインウェイホールにてリサイタルを行い満席となった。2014年、YouTubeで配信した「ラ・カンパネラ」は、現在380万回再生を突破。近年は作曲家の生涯を題材にしたコンサートを行う。2021年、ビクターよりオールラヴェルアルバム「夜のガスパール」リリース。(レコード芸術特選盤)
インタビュースタート!
Question 1
今回の『オールリスト ピアノコンチェルト コンサート』に参加していただくにあたってのお気持ちをお聞かせください。
A.リストのコンチェルトを全て、違うピアニストで聴くことが出来るコンサートは本当に貴重なので今回大好きな1番で参加出来ることを心から楽しみにしています。
Question 2
長富さんにとって、リストとはどういう作曲家ですか? or リストの魅力とは何ですか?
A.私にとって、リストは1番好きな、そして1番得意とする作曲家です。リストといえば超絶技巧のイメージばかり先行してしまいますが、宗教的な内面も強く持ち合わせている作曲家で、その内面、技巧面全てが私の感性と身体にばっちりとフィットする心地良さがあります。
Question 3
リストのコンチェルト(オーケストラと演奏する楽曲)の、ソロの作品との違い・魅力などはありますか?
A.リストはソロであってもオーケストラのような壮大さをピアノ一台で表現出来てしまうので、ソロだけでリストの魅力は余す事なく味わえるかと思いますが、協奏曲は更に上をいくど迫力!
圧倒されます。
Question 4
演奏される作品の聴きどころ、魅力を教えてください。
A.この曲はピアノの華やかさはもちろんですが、3楽章から登場するトライアングルに大注目です。共演したことのある打楽器奏者によると、
このトライアングルはプレッシャーとの戦いだとか…ピアノとの掛け合いも可愛らしいです。
Question 5
共演するタクティカートオーケストラへの印象はいかがですか?
A.ショパンのコンチェルトの弦楽版でご一緒させていただきましたが、実力派の若手の奏者の皆様の勢いのある音楽性が素晴らしく、フルオーケストラでリストを共演出来ることがとても楽しみです。
Question 6
お越しいただくお客様へメッセージをお願いいたします。
A.こんなにリストの魅力を堪能出来るコンサートはなかなか無いと思います。
リストの魔術で異世界に導かれる、そんな夜を彩れるよう精一杯準備します。会場でお待ちしております!
ありがとうございました!
今回ご出演の指揮者、ソリストのみなさんからはコメント動画も続々いただいており、TwitterやInstagramで発信しているので、そちらもぜひチェックしてくださいね。
インタビューリレーは今回で最後になります!
お楽しみいただけましたか?
9月12日の「オールリスト ピアノコンチェルトコンサート」
是非是非会場でお待ちしております!!
チケットはこちらから↓
https://eplus.jp/sf/detail/3586770001?P6=001&P1=0402&P59=1