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第2節 FCバルセロナ対カディス
こんにちは。
0:30からチェルシー対ウェストハムの試合を見た後
そのまま2:30からのこの試合を見てヘトヘトな山羊です。
まずはバルセロナ今季リーガ初勝利おめでとう!!
ということで2ー0で勝利を収めましたが、まあよく勝ったな、と。
この試合は、我々バルセロニスタが恐れていた
カディスGKレデスマの「当たる日」だったため、
私は正直今日もスコアレスかな、と思っていたのですが、
終盤のまさに「個の力」で2点を奪い勝利しました。
まずは両チームのスターティングメンバーから。
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前節ハフィーニャ、そしてチャビが退場になったため、この試合の監督は
チャビの兄であるオスカル・エルナンデスが、右のエストレーモには16歳の
新星ヤミネ・ラマルが先発しました。
2列目の4人(ペドリ、ガビ、バルデ、ヤマル)が20歳前後という
まさにフレッシュな面々になりました。
アラウホがトレーニング中に負傷したためフレンキーをCBで起用。
表記ではどちらも3ー4ー2ー1になっていますが、
フレンキーとクリステンセンの2CB、クンデが右のラテラル、
バルデが左のラテラルのようにも見えました。
一方のカディスは4ー4ー2でしたが人を捕まえに行く守備のためボールサイドのSHはDFラインに吸収されることが多く、5ー3ー2の形でプレーをする時間が長かったように見えました。
先ほども言った通り、今日はまさにレデスマが「当たって」おり、
クンデの決定機阻止を含め8セーブを記録。
カディスを孤軍奮闘で支えていたと言っても過言ではありませんでした。
バルセロナはとにかくファイナルサードへの侵入が出来ない。
というのも、そもそもレヴァンドフスキが中盤まで下りてきてしまうので
トップに選手がいなくなってしまう状況が増えていました。
ハフィーニャは右のエストレーモからラインブレイクする動きを多く見せる選手ですが、ヤマルはどちらかというと大外に開いてボールを受けようと
するタイプなので攻撃の停滞感が否めませんでした。
正直前半、バルセロナはクンデの決定機1本くらいしか見どころがなく、
1度バルデのミスからカディスのFWマルティに抜け出されるも守護神テアの
パラドーンで防ぎ0ー0で折り返します。
後半も基本的な布陣は同じでしたがバルセロナが徐々に押し込む時間が長くなっていき、カディスにとっても苦しい時間が続きます。
しかし中々フィニッシュまで行かない。
バルセロナは交代でアンス、アブデ、フェラン、
セルジ・ロベルト、エリクを投入します。
このメンバーを見る限り、層が薄いな、と。
特にバックラインがかなり厳しい状態で、イニゴが戻って来たら
どうなるか、抑々登録できるのか。不安は大きくなるばかりです。
82分にペドリがギュンドアンとのワンツーでDFラインを突破しスライディングでゴールを決めて禁錮を破り、その数分後オープンな展開のところで
テアのロングキックをレヴァンドフスキが逸らしてフェランがドリブルで
持ち込みゴール。
終盤に2点取れたのはチームとしても非常に大きいでしょう。
しかし、フレンキーに頼りきりな状態とレヴァンドフスキの不調。
この調子がしばらく続くとCLにも影響が出る可能性があるため、
早い時間帯で試合を動かせる采配をチャビ含めコーチ陣には
期待したいところです。
ギュンドアンはようやく持ち味を発揮できた印象。
空間認識能力に優れ、基礎技術も高いギュンドアンはこれからも
フレンキー、ペドリと並んでこのチームの最重要ピースとなるでしょう。
フェランは短い時間で素晴らしい仕事をしました。
プレシーズンから好調な彼をもう少し長い時間見てみたいな。
試合のまとめとすると、前半からというより試合を通してフレンキーの
「偽CB」が非常に良く機能していました。特にボールを受けて持ち上がった後はボックス手前くらいまで上がり攻撃に違いを生み出していました。
これがこのままハマっていけばアラウホがいない期間も何とかなるかなとは思いましたが、マドリ―2クラブやCL決勝トーナメントで通用するかは疑問に感じました。
次はビジャレアル戦です。おそらくヘタフェやカディスよりは
攻撃的なチームであることは間違いなく、ピノ、スルロット、モレノの
3トップはかなりの脅威です。
この攻撃陣を抑え、自分たちの時間帯で得点できるかが鍵となるでしょう。
fin.