権藤博「継投論」
どうも!きやまです。
昨日、コストコに行ってきました。購入したものは錠剤のウコンとガム。笑
近頃きやまの中でウコンの需要は爆上がり中です。
さて、今日は最近読んだ本のお話です。
権藤博「継投論」
権藤さんは、現役引退後長きにわたりプロ野球界で投手コーチ、監督を務め、日本代表チームでも投手コーチの経験のある方です。
現役時代は入団初年度(1961年)から大車輪の活躍でチームの試合数の半数以上に登板。2年連続30勝を挙げる(今では最多勝でも15勝くらい)など今では考えられない数字を残しました。連投を重ねる姿から"権藤権藤雨権藤"という流行語も生まれました。まあ、とにかく昔の大投手です。
結局、権藤さんは連投により故障しわずか数年で引退することになりますが、、、
継投とは、投手リレー(複数人の投手をつなぐこと)です。対義語としては、先発投手が1人で投げ切る先発完投があります。
昔のプロ野球は圧倒的先発完投の時代。その時代に生き、無理な連投を繰り返した権藤さんが、継投論を語ることはきやまにとって非常に興味深いものでした。
さて、前置きが長くなりました。
本題に入ります。
この本の中で1番印象に残っているのは、
先発完投で勝っても嬉しいは1人だけ。
継投で勝てば投げた選手みんな嬉しい。
幸せが増幅する。
という部分(要約)です。
そして、
登板があることで選手はモチベーションを保ち、当事者意識を持って取り組めるということ。
これは野球に限った話では無いと思います。
最近、リーダーの仕事の難しい部分として"仕事を任せること"を感じています。
自分1人でできるから、抱え込んで自分だけでするのではなく後輩など周りに仕事を振ってみる。
仕事を振られた方には当事者意識が芽生え、仕事が終わった時に一緒に喜ぶことができます。そして、モチベーションがあがってるからさらなる努力をしようとする。
まさに好循環。
実際、きやまは最近先輩方に仕事を任せてもらえる様になり鬼のモチベーションで取り組んでいます。
人に何かを頼むのは苦手ですが、
お互いのために相手に頼み、
やり遂げた時に一緒に喜ぶ。
大切なコーチングスキルだなと思わされました。
以上です!