きやまと野球

どうも、きやまです。


最近帰宅が遅くなった日は夕食を作るのが億劫で、夕食の献立がプロテインのみということが増えています。
「朝昼食べてるし、とりあえず身体の素であるたんぱく質とっとけば何とかなるか」というアホな体育会系の典型みたいな思考回路です。


さて、そんなきやまですが、今回「自分の好きなもの」というお題をいただいたので好きなものについて考えたいと思います。



今回取り上げるきやまの好きなものは野球です。
「またそれか」「野球の話しかできんのか」と言われそうですが(笑)、
自分的にも一度考えを整理したいと考え、結局野球を選びました。
ご容赦くださいませ。



この記事を書くにあたり、「本当に野球が好きなのか」と自問してみました。
出た答えは、「おそらくYes」。17年も野球をし続け、大学院で野球コーチングを専門に研究をしているにも関わらず自信をもって好きだと言えない自分がいました。

なぜ、自信をもって好きだと言えないか。

好きな理由がわからないから


友人O氏が、ヒトが何かを好きになる(欲する)までには、
must-can-like(want)の段階があると教えてくれました。

そこで、この後はmustからlikeへのつなぎ目であるcan(有能感)の観点から好きな理由を探していきます。


好きになったきっかけはわかります。
大きなきっかけは二つ。
・幼少期にプロ野球が身近にあったこと
・兄が野球をしていたこと
これらをきっかけに6歳のきやま少年はは野球を始めました。


野球を始めて以降、中学生までのきやまは「野球が得意だ」と思っていました。実際、中学校の野球部では1年の秋からレギュラーになり最後の1年はキャプテンを務めました。

当時は、体罰がまだ黙認されていた時代。
長時間の練習や理不尽な叱責、体罰にも耐えてなお野球が好きだったのは
野球に対する有能感が高かったことが大きいと思います。


しかし、高校生になり、大海を知ったきやまは自分が野球が得意ではないことに気付きます。ここで野球に対する有能感は無くなりましたが、高校以降でも野球は続けています。

高校時代のきやまは、選手兼任でスコアラーを務めていました。
スコアラーが10人程度いる中で、チーフスコアラーに選ばれ、公式戦のベンチでスコアを書いた経験が「プレー以外でもチームへ貢献できる」という有能感を生んだのではないでしょうか。

高校卒業後、選手としての有能感を失ったきやまは、野球をプレーすることは好きではなくなりました。それは今でも変わらず、たまに草野球の助っ人などを頼まれますが、正直あまり行きたくありません。それほどにきやまにとっては有能感とモチベーションは強く結びついていたようです。


将来、教職を希望していたきやまは高校卒業後
指導者としての経験を積むため、指導者として母校に残るわけですが、
・経験を積み指導者としてのスキルが上がっていく
・大学で学んだスポーツ科学の知識が活用できる
・指導した選手、チームの競技力が上がる
という新たな有能感を獲得していました。

その結果、それまでとは違った立場で野球が好きになり今でも野球を続けているんではないでしょうか。


まとめます。
今回、振り返ったことで
小中学生は選手として、高校時代に移行期があり、それ以降は指導者やスタッフとしての有能感を獲得していたことが示唆されました。
また、この結果から小学生時代のきやまと今のきやまでは、
「野球が好き」という結論は同じでも違う側面から野球に魅力を感じていたことにも気付くことができました。


また、指導者やスタッフとしてはまだまだ発展途上であり、
学び続けることで有能感がどんどん高まり、もっともっと野球が好きになるのではないかと感じます。


人生24年目、野球と出会って20年目。
どんな幼馴染よりも長く人生を共にしてきた”腐れ縁”ですが、
まだまだこれからも関係は続きそうです。


おわり。

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