初めて見るもの

先日、アレック・ソス展の最終日に葉山へ行ってきた。

妻は友達と朝から遊びに出かけていたため、4歳娘とふたり、都内から2時間かけて電車とバスで向かった。

葉山駅から神奈川県立美術館へ向かうバスの車窓から、海が見えた。

図らずも娘にとっては初めての海になるかも？と思い、美術館に入る前に海岸へ行ってみた。

細長い路地を抜けると、突如あらわれる広大な景色。

娘よ、これが海だ。

着替えも何も準備していないし、ワンオペでカメラもぶら下げているので波に積極的に入って撮ることはできない。

娘の興奮はすさまじくて。

案の定、波に足下をすくわれた。

正直、生きた心地がしなかったけど、娘は大はしゃぎ。

防塵防滴のLeica Q2は頼もしかった。

ふたりともびしょ濡れで、美術館には砂をぬぐって入った。よく風邪引かずに帰れたもんだと思う。

アレック・ソス展の記憶のほとんどが海になってしまったが、まあいい。