【女子の自己防衛論】ぶつかりおじさんを退治した話(後編)
前編からの続きです。
周りにそこそこ空間のある駅で突然ほぼ真後ろから蹴りを入れられました。それが当事者にとっては故意だと思える打撃でした。相手が主張するのは「進路方向にいた被害者(私)が邪魔だった」とのこと。
司法の限界と起訴までの流れを見て、女性がどのようにこのような犯罪から身を守ればいいのか皆さんにも一緒に考えていただきたいと思います。
調書をとり、事件化してもらう
警察署にて、おっさんの被害を調書にまとめてもらいます。
時間は2−3時間くらいで、当時の正確な情報をきちんと記録化していきます。
警察官の人に、事件当日は「どうして故意なのにちゃんと事件化してくれないのだろう?」と疑問でしたが、やはり後から振り返ると、「その場では公共の場所での異常な接近、蹴りや突き飛ばしが故意なのか分かりづらい」ので、被害がその場で立件できず、暗数として泣き寝入りしている女性が多いのでは?と感じました。
また、日本の都市部で混雑する状況、パーソナルスペースを侵害されたと勝手に感じて意味のわからない凶行をする男が無数にいるという状況が日常的にこうした犯罪を生んでいるのでは? と思います。誠に卑劣な犯罪なのですが、あくまで事件は「過失傷害として」の捜査になるそうです。
しかし、当然のことながら、混雑する状況も、後ろからいきなり憂さ晴らしに蹴ってくる男がいる状況も、私たち日本人の思う当たり前は当たり前ではありません。
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