【ライブレポ】功夫少女 『謹賀新年』 @ 赤羽ReNY alpha 2023年01月02日
2022年末の12月26日におこなわれた単独公演 『大星祈願』にて急遽発表された年始一発目の単独公演『謹賀新年』、参戦してきました。
2022年の年始一発目もここ赤羽ReNYだったので、なにか運命的なものを感じずにはいられないし、縁起も良い気がします。
赤羽駅に着いて開場までまだ時間があったので、行きつけの立ち飲みで1,2杯ぐらい飲めるかなと赤羽の飲み屋街を覗いてみることにしたんだけれど、あいにく正月休みで閉まっていた。他の店舗も8割方閉まっていたので、諦めてそのまま赤羽ReNYが入るビルに向かいました。
ビルに入っている1Fの書店や地下のゲームセンターは、僕のように行き場を無くした人たちが居心地の良さを求めて集まってきていて、正月にもかかわらず普段とそんなに変わらないぐらい人がいました。7FにあるDICEというネカフェで一休みする時間も無いので、諦めて入場整列がおこなわれる階段に腰を下ろして待つことにした。
開場時間10分前ぐらいから続々と人が集まり始めて、入場列はあっという間に3階手前あたりまで伸びてゆき、開場時間とともに優先チケットの人たちがまるでパチンコ玉が装填され盤面に放たれていくかの様に、順々にReNYの入り口に吸い込まれていった。
公演概要
■日時 2023年01月02日 月曜日㈷
■会場 赤羽 ReNY alpha
■時間 OPEN 11:00 / START 11:30
■料金 ・優先¥2,023・一般¥0 ・当日¥1,000 ※それぞれ+1D
■公演 『謹賀新年』
■出演 功夫少女(カンフーガールズ)
■その他
ライブメモ
僕もパチンコ玉の様にスロープ状の階段を下へと降り、行き慣れたReNYのフロアに久しぶりに入りました。正月早々かつ、NPP(ニューイヤープレミアムパーティ)の1日目と被っているにもかかわらず開演直前になるとフロアの後方まで人が入っていました。なかなかの盛況ぶりです。
僕は、赤羽ReNYに来ると必ずといっていい程、フロア2段目の一番前のポジションを取ります。なぜなら、2段目からだとステージ上の演者の目線の高さと丁度同じ高さになるからです。
演者と目線の高さが一緒だと、振りコピしているときに一体感が高まるのと、レスが飛んできたときに目と目がしっかり合う気がするからです。
他にも、シンプルに2段目の一番前だとステージとのあいだに遮るものが何もないので見やすいというのもあるし、ある程度ステージと距離が取れるお陰で、演者の動きや全体のフォーメーションを目線を動かすこと無く見渡せるというメリットもあります。
あとちょっと便利なのが、すぐ左にバーカンがあるので飲み物を取りに行きやすい!
赤羽ReNYに来るのも久しぶりだな~なんて思いながら、氷結を飲みのみしてボーっと天井やステージを眺めているうちに開演の時間になりました。
開演
SEに合わせて、メンバーみんながそれぞれデザインの違う装いで登場。巫女さんってなんでこんなに可愛いんだろう、そして巫女さん姿が訴求する可愛さって万国共通の”kawaii”なんだろうか。それとも日本だけ?
今日の巫女衣装で特に目立って可愛いかったのが、緑色担当の姫翠 瑛梨依さんが着ていた衣装だ。
膝丈の濃紺の袴に赤い襟と花柄が印象的な小袖という合わせで、しかもちゃんと担当カラーの緑も入っている。更に、他メンバーは全員通常衣装のときに履いている白シューズのところを、瑛梨依さんは黒シューズでコーディネートしていて、こだわりを感じました。
◇
M1 功夫物語
M2 舞踏遊宴
M3 東方伝説
M4 秘密幽玄
1曲目は『功夫物語』からスタート。はじまりの曲という意味合いも込めて、新年一発目はこれしかないだろうという曲ではじまりました。
それにしても、赤羽ReNYはステージ後方の大型スクリーンやフロア両サイドの壁に設置されているLEDライトや照明の1つ1つがとても綺麗で、照明のセッティングにこだわりを感じる。
そこから2曲目『舞踏遊宴』、『東方伝説』と繋ぎ、前半戦のラストは『秘密幽玄』で着地。
普段のライブでもよくあるセトリの流れでとても気持ちの良いシーケンス。けれども、楽曲は中華ナイズされたPOPSで衣装が巫女という和華折衷ということもあって、なんとも不思議な空間に放り込まれた気分。
巫女姿のめんこい娘たちを眺めていたらあっという間に前半戦終了。勢いそのままにMCへと続く。
MC
きらてんさんは今年もMC回しが絶好調だったし巫女服初めて着たという割に、着こなしから袴の丈の短さやそこから伸びる股下90cmの脚から何からもう破壊力抜群でした。
後半
M5 神龍闘人
仁乃さんの「新年ぶちかましていこうぜ」という曲振りから新曲の『神龍闘人』へ突入。この時はかっこいい曲振りだなあと思ったし、実際特典会の時に直接仁乃さん本人に曲振りのセリフ良かったよ~って告げました。けど、今こうして文字に起こしてみると、新年から何をぶちかますねん・・・。というツッコミが脳内でリフレインしてしまい、文字に起こすことの功罪を考えてしまう。
とはいえ、『愛仁豆腐』のソロパート然りこの『神龍闘人』の曲振りセリフ然り、オリジナリティをアピールできる貴重な見せ場なのでバリエーションを増やして頑張って欲しいなって思うし、きつね型のケモミミがとんでもなく可愛かった・・・。
M6 虎虎老虎
ただ、『東方伝説』や『虎虎老虎』、『獅子奮迅』など曲入りの煽りを依茉さんが担当している様に、仁乃さんにもこういった役割が回ってくるのは良いことだとおもう。
依茉さんの巫女服もとても似合っていて、肩口と袖が離れているタイプのもので、どうしても幼い雰囲気が出てしまいがちな巫女服に大人っぽさのエッセンスが加わってえまさんらしいチョイスだなあと思いました。
M7 愛仁豆腐
『虎虎老虎』から続いて『愛仁豆腐』に繋ぐ。この曲は最初から最後まで本当に見どころの多い楽曲で、各メンバーの動きを1つ1つ細かいところまで見ていく楽しさが詰まっている。振り付けはいつもどおりamiさんだろうとはおもうのだけど、よく出来た振りやフォーメーションだと思う。
M8 獅子奮迅(Live ver.)
ラストは『獅子奮迅』でフィニッシュ。余談なのですが、僕はペンライトを握り込むように(振りコピ勢なのでなるべく短めに持って両隣の人に当たらないように)やや短めに持つのですが、功夫少女の公式ペンライトでその持ち方をすると、振りコピしているうちに知らず知らずカラーチェンジボタンを押してしまって色が変わってしまうことが多々あって困っています。特に『獅子奮迅』みたいな動きの激しい楽曲だとそれが顕著で、なにか良い対策はありますか?
アンコール
今回も例に漏れず瑛梨依さんたち(今日は依茉さんと由菜さんも参加していたらしい)の影ナレによる煽りきっかけでアンコールが始まりました。もうずっとこの流れを恒例にしても良いのではないでしょうか。
M9 神龍闘人
M10 満漢全席
本日2回目となる『神龍闘人』からスタートし、オーラスは『満漢全席』でした。お正月といえばおせちですが、『満漢全席』でしめるあたりが功夫少女らしくてとっても良かったです。
最後に恒例の全体写真撮影をしました。来年のお正月も再来年のお正月もずっとこの顔ぶれで過ごしたいですね。
セットリスト
文中で紹介しきれなかったメンバーの巫女衣装を最後に紹介します。
妃華さんは比較的オーソドックスな巫女スタイルでした。やはりというべきか、このケモミミが抜群に似合っているのと、ケモミミとツインテールの相性が素晴らしい。
くるみさんは何かもう、ついさっきまで実際に神社の境内でバイトでもしてたんじゃないかっていうぐらい自然に着こなしていました。くるみさんの笑顔は間違いなく今年の福を呼び寄せる開運スマイルですよねえ。
由菜さんの衣装はスカートの丈を除けば一番巫女さんらしい出で立ちだったように思います。襟元に赤いラインが入っていないこのタイプの上衣の方が神聖で厳かな雰囲気があって、とてもよく似合っていました。シンプルなぶん、ヘアアレンジに赤色を差し込んでいるところにセンスを感じます。
アフタートーク
終演後特典会に参加して、無事メンバーと新年のご挨拶ができたのでそのまま帰宅しようと思っていたのですが、色々あって夕方からまたここ赤羽ReNYでおこなわれた対バンイベントに引き続き当日券で参加することにしました。もちろん功夫少女も出演しているイベントです。
ダブルヘッダーの2試合目は通常衣装だったので、計2つの衣装が見れてお得感のある一日でした。
僕はこの赤羽ReNYという箱が好きなので、今日2公演続けて功夫少女を見ていて感じたのは、2023年は毎回この規模の箱で単独公演が打てるぐらい安定して集客増えてくれたらなあというところです。まだまだ伸び代がたっぷりある功夫少女なら十分可能だと思います。
そして、うさぎ年というのは飛躍するという縁起を担いで新しい事を始めるのには良い年らしいです。なのでグループとしてもメンバー個人個人でもどんどん新しいことにチャレンジしていって欲しいですね。それを見守り応援するのが今からとても楽しみです。
そんなわけで2023年もゆるゆると功夫少女(カンフーガールズ)を推していこうと思っていますので、引き続き たこまりねとこのnoteをよろしくお願い致します。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。功夫少女のその他の記事は以下のリンクにまとめてあります。お時間がございましたら是非!
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